タランティーノに酷評されたポール・ダノ、沈黙を破る
2026年1月29日 18:00
Photo by Jamie McCarthy/Getty Images for Tribeca Festival昨年12月、クエンティン・タランティーノがポッドキャスト番組でポール・ダノを酷評し、物議を醸した。タランティーノは「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を21世紀のお気に入り映画5位に挙げながらも、「この映画の大きな欠点はポール・ダノ」と発言。共演したダニエル・デイ=ルイスの演技に匹敵できていないとし、ダノを「米俳優組合のなかでいちばんつまらない役者」と切り捨てた。さらに「オースティン・バトラーならあの役で素晴らしかっただろう」とも述べたが、バトラーは同作公開時わずか16歳だった。
この発言がSNSで拡散すると、業界内外から大きな反発が起きた。そして今回、当のダノがついに沈黙を破ったと、米エンターテインメント・ウィークリーが報じている。
ダノはサンダンス映画祭で開催された「リトル・ミス・サンシャイン」20周年記念上映に合わせて取材に応じ、騒動後に寄せられた多くの支持について「本当にうれしかった」と語った。「世界が私のために声を上げてくれたことにも感謝している。だから自分で言う必要がなかった」
同作で共演したトニ・コレットは、タランティーノの発言について「本気で言ってるの? あいつなんかくたばれ! ハイにでもなってたんじゃない」と一蹴。「意味がわからない。誰がそんなことする?」と首をかしげた。
監督のジョナサン・デイトンは「彼の生々しい演技がタランティーノを不快にさせたのだろう。簡単に分類できなかったのだ」と分析。共同監督のバレリー・ファリスは「ポールを守ろうと声を上げた人たちの多さが印象的だった。彼は多くの人に愛されているし、本当に賢い人だ」と語った。
騒動後、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」で共演したダニエル・デイ=ルイスをはじめ、「THE BATMAN ザ・バットマン」のマット・リーブス監督、ベン・スティラー、アレック・ボールドウィンら多くの著名人がダノを擁護。業界全体がタランティーノの見解に異を唱える形となった。
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