成田凌と脚本家、監督が舞台挨拶!「#拡散」のロケ地・富山県上市町で感謝上映会開催、主題歌の生歌も披露
2026年1月26日 15:00

富山の雄大な自然を背景に、そこに暮らす人々の葛藤を描いた、成田凌主演「#拡散」の感謝上映会が25日、富山県の人々に感謝の意を込めて富山県上市町にて開催され、成田をはじめ、脚本家の港岳彦、白金監督が登壇した。
作品は、ワクチン接種後に亡くなった妻の死の真相を求める男が、虚実ないまぜの情報に翻弄されていく姿を通して、真偽不明な怪情報やフェイクニュースがネット上で瞬時に拡散されていく現代社会の実像を描いた社会派ドラマ。主人公・浅岡信治役で成田が主演を務め、浅岡の存在を世に紹介する新聞記者・福島美波役で沢尻エリカが共演した。
当日は、10年に一度の寒波が日本列島に襲来し、降りしきる雪の中、県内外から約1000人の観客が来場、会場は超満員となった。撮影の話やティーチインを行うだけでなく、主題歌を担当した野田愛実も駆けつけ、「sunrise」の生歌唱を披露した。
©2026 #VIRAL PRODUCTION COMMITTEE初めに、成田が「たくさんの皆さんにご来場いただき、とてもうれしいです。ありがとうございます。映画『#拡散』を初めてご覧いただけるプレミア上映会を、ロケ地になった富山県上市町で実施することができて、良かったです」と感謝の言葉を述べた。
主演舞台の上演中でこのイベントに参加することか叶わなかった共演の沢尻からのビデオメッセージが披露された。スクリーンに映し出された沢尻は、「撮影で初めて富山に訪れました。素晴らしい自然と美味しい食事に魅了されました。この映画を通じて、聖地巡礼としてたくさんの方が富山県に訪れることを期待しています」と富山の思い出を語った。
ビデオメッセージ後には、来場者からの質問に成田、港、白監督ら登壇者が答えながら、上市町民らと交流を図っている。ティーチインでは、「上市町ロケで思い出に残ったシーンとエピソードはありますか?」という質問に対し、成田は「僕は自然に触れることが好きなので、常に立山連峰・劔岳など北アルプスの山々が見られる上市町はどこも印象的でした。嬉しくて現場へ移動する車中でもずっと動画を撮っていましたね。この映画を見たら、映画関係者はみんな富山で撮影をしたくなるのではないかと思います」とロケ地となった富山県上市町の自然豊かな環境を絶賛した。
また、「こだわったシーンはありますか?」という質問に対して白監督が、「オープニングシーンで、成田さん演じる・信治が妻の写真を持って山に向かっていく場面。立山連峰が象徴的に映り、物語を作っています」と冒頭のシーンへのこだわりを語った。そして、成田から脚本家の港に「監督が特にこだわられた冒頭シーンについて、脚本を書く際になにかお話されたのですか?」と質問すると、「元々、上市町にいたことがあって、上市町を知っていたんです。今回、このお話をいただいた時に、都会の話ではく、山々に囲まれた町で人が生きている中で起きる物語にしたいと思ったんです。なので、冒頭を書く時は、ロケーションが先にあって脚本を書いた、上市町に当て書きする形で脚本を書きましたとも言えます」と制作時の秘話を披露した。
©2026 #VIRAL PRODUCTION COMMITTEEさらに、「撮影で苦労したことはありますか?」という質問に成田は、「撮影はとにかく楽しかったので、苦労と言われてぱっと出てくることがなくて。強いて言えば、脚本を読んで考える時間は苦労しましたが、それも楽しい時間なんですよね。港さんの脚本は自由に演じることができる場面が多くて、いろいろと考えることができました」と撮影時のことを振り返った。
続いて、主題歌「sunrise」を野田がグランドピアノを弾きながら生歌唱を披露。透明感のある優しい歌声に会場は包まれ、歌唱後には大きな拍手が沸き起こった。成田も「素晴らしいですね。この曲が映画の主題歌として流れることで、とっても素敵な作品だと感じてもらえると思います。感動しました」と感謝を述べた。歌唱を終えた野田は、「『sunrise』を初めて披露したので緊張しました。ピアノを弾きながら歌わせてもらえてとても幸せな気持ちになりました」と会場の温かい拍手に御礼を述べた。
©2026 #VIRAL PRODUCTION COMMITTEEその後、白監督より「富山県の皆さんの熱い応援があって映画が完成した作品。本日、ワールドプレミア上映を富山県の上市町でできたことに、とても意味がありました。一生忘れない」と監督処女作となる本作の上映会に熱い思いを語った。そして、最後に主演の成田から、「誰もが経験した“あの時”を描いたフィクションです。情報があふれる社会の中で、何を信じれば良いのかを考えるきっかけになったらうれしいなと思います。この映画の感想を近くにいる信じられる方にぜひ直接伝えていただきたいです。人から人へ“拡散”することでこの作品の魅力は伝わると思います」と、2月27日の劇場公開に向けてメッセージを語り、感謝上映会は終了した。
(C)2026 #VIRAL PRODUCTION COMMITTEE
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