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齊藤京子が深田晃司監督とパリへ 日本映画祭イベントで「恋愛裁判」劇中アイドル曲生歌唱、ひろゆきも登場

2026年1月15日 05:00

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トゥールエッフェルの前で
トゥールエッフェルの前で
(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

元・日向坂46で女優の齊藤京子が映画初主演を果たした、深田晃司監督の最新作「恋愛裁判」。齊藤と深田監督が日・仏両国での公開前に、パリで開催された日本映画祭「HANABI」先行プレミアイベントに参加した。「パリで最も美しい映画館の1つ」と評される劇場で「恋愛裁判」の上映、舞台挨拶ではQ&Aに加え、齊藤が劇中アイドルのハッピー☆ファンファーレ楽曲「とおいひかり」を生歌唱、さらに、ゲストとしてパリ在住のひろゆきが登場と盛りだくさんのイベントとなった。

本作は、「元アイドルの女性に賠償命令」という新聞記事を目にした深田監督がその内容から着想を得て物語を紡ぎ、構想から10年を経て結実した渾身の作品。日本のアイドル界でまことしやかにささやかれる、恋愛禁止ルール。契約書に記載されたこのルールに反する行動をしたとして、所属事務所から契約違反と訴えられ裁判へと発展した一人の女性アイドルの姿を描く。

恋に落ちる人気アイドル・山岡真衣を齊藤が演じ、映画初主演。真衣と禁断の恋におちる、中学時代の同級生・間山敬役に倉悠貴。真衣の所属事務所チーフマネージャー・矢吹早耶を唐田えりか恋愛禁止ルールの契約条項に反した真衣に対し訴えを起こす所属事務所の社長・吉田光一を津田健次郎が演じる。

画像2(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

HANABI」は、フランス・パリで毎年開催されている、フランスの配給会社「Art House」が主催する日本映画祭「LES SAIZONS HANABIの通称で、常に最高の日本映画を届けることを目的とし、フランス各地の映画館で1週間にわたり、日本映画を上映するイベントだ。アニメーションからスリラー、コメディまで、あらゆるジャンルの映画が上映され、2025年は4万人以上の観客動員数を記録している。現地時間の1月28日に始まる「HANABI」を記念して、現地時間1月13日に先行プレミアイベント「HANABI PRESENTS THE JAP'N POP EVENING」が実施され、映画「恋愛裁判」と「朝がくるとむなしくなる」が上映された。

画像3(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

昨年のカンヌ国際映画祭に参加した齊藤と深田監督だが、今回はロケの為に芸術の都パリを代表する名所へ。パリのシンボルとして世界的に知られるエッフェル塔を前に、街を一望し笑顔を見せる齊藤と深田監督。さらにはフランスの歴史を象徴する記念建造物・凱旋門で、洗練された風情ある景色を堪能。パリを訪れるのは人生初という齊藤は、「エッフェル塔や凱旋門など昔から知っていた名所に来て、改めて本当にパリに来たんだという実感が沸いた。昨年のカンヌに続いてパリにまで、夢みたいな場所に来られて幸せでいっぱいです!」と喜びを露わにし、凱旋門を登った感想を聞かれると「こんなにキツイの?!と驚いたが、エッフェル塔を中心に広がるフランスの景色を一望できて新鮮でした」と笑顔を見せた。

画像4(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

本作が上映された劇場・Max Linder Panoramaは、「パリで最も美しい映画館の1つ」と評されており、クラシカルで気品あふれる外観。齊藤も初めて劇場を訪れ、「(パリは)すごくおしゃれで、どこを切り取っても絵になる。上映される劇場は、異世界のような不思議な空間。ここで海外の方に「恋愛裁判」を観ていただけることは自分にとっても新たな挑戦」と意気込みを述べた。500人以上を収容するMax Linder Panoramaは、開場の1時間以上前から長蛇の列ができるなど、熱心な観客で埋め尽くされ、満席に。

画像5(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

Q&Aでは現地のジャーナリストや観客から多くの質問が寄せられた。映画の制作過程について聞かれると深田監督は、「実際のアイドルやマネージャー、運営の方々への取材に加え、元アイドルである齊藤さんからも実情を教えていただいたり、アイデアをいただき、脚本を完成させた」と回答。齊藤は「元アイドルの自分が演じる不安もあったが、物語の面白さとリアリティを追求したいという思いでオーディションに参加させていただいた。監督との話し合いを経て、まるでドキュメンタリーのようなリアルな作品になった」と、本作に挑んだ覚悟についても語った。

画像6(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

齊藤も、「『恋愛禁止』というどこか暗黙の了解として受け入れられているような空気がある中で、ファンの方々の反応に不安もあったが、「アイドル側の視点に立って考えるきっかけになった」「物語として面白かった」という温かいコメントをいただき、安心すると同時に大変嬉しく思っている」と、喜びを語った。さらに、アイドル業界の厳しい現実について問われると、深田監督は「ファンとアイドルの距離が縮まった一方で、関係性がエスカレートし、実際の暴力事件に発展した例もあります。劇中の事件も、実話に基づいています」と言及。齊藤も、自身の経験を振り返りながら「ファンとの関係性やSNSでの誹謗中傷など、一歩間違えると非常に難しい問題であることを改めて考えさせられました」と、業界が抱える課題について語った。

画像7(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

その後、齊藤が劇中アイドル「ハッピー☆ファンファーレ」の楽曲「とおいひかり」を生歌唱披露。会場からは大きな歓声と拍手が巻き起こり、観客も持参したペンライトや応援グッズを掲げるなど、国境を越えた盛り上がりを見せた。イベント後には、多くの観客が齊藤のもとへ駆け寄り、声を掛けられた齊藤は、「まるでアイドルに戻ったような気持ち。さらにそれが日本ではなくパリという小さい頃からの憧れの地。こんな経験をさせていただいて思い出になりました。パリでの歌唱は夢にも思っていなかったので、すごく嬉しかった」と語った。

画像8(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

さらに、特別ゲストとしてパリ在住のひろゆき氏が登壇。MCを務めたジャーナリストのXavier Leherpeur氏とともに、日本のアイドル文化や若者文化についてトークを展開。ひろゆき氏は「日本の『恋愛禁止』はフランス人にはSFのように映るかもしれない」「フランスでは10代の若者が労働によって生計を立てることは極めて稀であるのに対し、日本ではアイドル活動で生計を立てるケースがある」と日本とフランスの価値観の違いについて言及。アイドルと経済、セカンドキャリアの視点からも刺激的な議論が行われた。

恋愛裁判」は1月23日日本公開。さらにフランスでも、現時点で2月18日から100館以上での劇場公開を予定されている。

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