アンジェリーナ・ジョリー、アメリカの表現の自由への懸念を表明
2025年9月22日 18:30
Photo by Frazer Harrison/Getty Images米人気女優アンジェリーナ・ジョリーが9月21日、スペインのサン・セバスティアン国際映画祭の記者会見で、アメリカの現状について率直な発言を行った。「私は自分の国を愛している。しかし今は、自分の国を認識できない」と述べ、現在の政治情勢下での表現の自由への制限に対する懸念を示した。
ジョリーは同映画祭に出品しているアリス・ウィンクール監督(「ラスト・ボディガード」)の新作「Couture(原題)」で、乳がんを患うアメリカ人映画製作者を演じている。その記者会見で「アーティストとして、そしてアメリカ人として何を恐れるか」と問われたジョリーは、深くため息をつき、しばらく考えてから「とても難しい質問である」と前置きした。
「私は自分の国を愛している。しかし今は、自分の国を認識できません」とジョリーは語った。「私はずっと国際的に生活してきたし、私の家族も国際的、友人も、私の人生も…私の世界観は平等で、団結し、国際的なものです。誰かの個人的な表現や自由を分裂させたり制限したりすることは、どこであろうと非常に危険だと思います。これほど深刻な時代なので、軽率なことを言わないよう注意しなければなりません。私たちは非常に、非常に重い時代を共に生きているのです」
この発言の背景には、最近のメディア業界での動きがある。ABCが人気深夜番組「ジミー・キンメル・ライブ!」を「無期限」で放送中止にしたのは、ジョリーの発言のわずか数日前のことだった。この決定は、全米最大級のテレビ局運営会社ネクスター・メディアが、司会者キンメルの発言を受けて同番組の放送を差し替える意向を示したことによるもので、ジョリーが危惧する表現の自由をめぐる問題が現実化している状況といえる。
記者会見では、ジョリーの人道的活動についても言及された。参加者の一人がパレスチナや声なき人々について「いつも語ってくれてありがとう」と感謝を述べた際、ジョリーは涙をこらえた。その参加者が、ジョリーが映画で身につけているネックレスが亡き母親マルシェリン・ベルトランのものであることに触れ、母親ならこの映画のキャラクターに何と言うかと質問した。
「母について語るのはとても難しいです」と、明らかに感情的になったジョリーは語った。「確かに母のネックレスを身につけました。母の遺灰も身につけました。母のことをたくさん考えました。この部屋にいるみなさんは、病院の部屋に座ったことがあると思います。みなさんのなかには、もっと重いことを経験した方もいるでしょう。映画では、こうした瞬間について考え、母にもこのようなコミュニティがあればよかったのにと思いました」
ジョリーは最後に、母親は「毎日を生き、人生に集中するよう言ったでしょう」と感情的に締めくくった。
国際的な人道活動家としても知られるジョリーのこの発言は、アメリカの現政権下での社会情勢に対する著名人からの懸念の表明として注目されている。
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