ウッディ・アレン監督、モスクワ映画祭参加でウクライナと対立
2025年8月27日 13:30
Photo by James Devaney/GC Images映画監督のウッディ・アレンがモスクワ国際映画週間にリモート参加したことを受け、ウクライナ外務省が厳しい非難声明を発表した。これに対しアレン監督は「プーチンは完全に間違っているが、芸術的対話を断つことは決して良い解決策ではない」と反論し、政治と文化の関係をめぐる論争が浮き彫りになっている。
ウクライナ外務省は25日、ソーシャルメディアに投稿した声明で「ウッディ・アレンのモスクワ国際映画週間への参加は恥辱であり、ロシアの戦争犯罪者によって殺害または負傷したウクライナの俳優や映画製作者たちの犠牲に対する侮辱である」と厳しく批判した。
声明はさらに「プーチンの支持者や代弁者たちが集まる映画祭に参加することで、アレンは11年間にわたってロシアがウクライナで毎日犯している残虐行為に目を向けることを拒否している」と指摘。「文化は決して犯罪の粉飾や宣伝の道具として使われてはならない」として、アレン監督の判断を強く非難した。
これに対しアレン監督は英ガーディアン紙への声明で反論した。
「ウクライナ紛争に関して言えば、ウラディミール・プーチンは完全に間違っていると強く信じている。彼が引き起こした戦争は恐ろしいものです。しかし、政治家たちが何をしようと、芸術的対話を断つことが助けになるとは思いません」
アレン監督は22日、プーチン大統領の長年の政治的盟友で「スターリングラード 史上最大の市街戦」などの愛国的作品を手がけたフョードル・ボンダルチュク監督が司会を務めるセッションにリモートで出演。ロシアメディアの報道によると、「ロシアで映画を作る予定はないが、モスクワとサンクトペテルブルクに対しては良い感情しか持っていない」と語った。
またロシア映画への賞賛を示し、ボンダルチュクの父セルゲイが監督した文学作品の映画化「戦争と平和」を特に挙げ、同作品が1969年にアカデミー外国語映画賞を受賞したことにも言及したという。
「アニー・ホール」(1977年)でアカデミー賞を受賞するなど、ハリウッドを代表する監督として知られるアレンだが、近年の作品はヨーロッパの資金提供で製作されている。
これは2019年にアマゾンとの製作契約が解除されたことを受けたもので、アレン監督はアマゾンを提訴し、法廷外で和解に至った。この法的紛争は、2014年にディラン・ファローが公開書簡で、7歳の時にアレン監督から性的虐待を受けたとする告発を再び行ったことが発端となった。アレン監督はこれを否定しており、2度の調査でも疑いは晴れている。
2024年、アレン監督は「映画製作のロマンスはすべて失われた」と語り、引退の可能性を示唆していた。
政治的緊張が高まる中、文化・芸術分野における国際的な交流のあり方が改めて問われている。
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