没後3年、石井隆監督特集上映開催 「死んでもいい」「ヌードの夜」「夜がまた来る」「天使のはらわた 赤い閃光」
2025年4月18日 18:00
2022年5月22日に逝去した石井監督は、1970年代から、名美と村木の悲しい愛を描いた「天使のはらわた」の劇画家として人気を博し、日活ロマンポルノでは「赤い教室」(79年/監督:曽根中生)、「ラブホテル」(85年/監督:相米慎二)などの脚本も担当。「天使のはらわた 赤い眩暈(めまい)」(88年)で映画監督デビューを果たした。

その後も、「死んでもいい」(92年)、「ヌードの夜」(93年)などを脚本・監督し、女と男の愛の姿を、性愛と暴力を通して、叙情的に、かつ情熱的に描き上げた「死んでもいい」は、第33回ギリシア「テッサロニキ国際映画祭」で最優秀監督賞を受賞している。

また「GONIN」(95年)では、これまでの男女の物語を抑え、社会で行き詰った5人の男たちが仕組んだ強盗計画の顛末を、壮絶なバイオレンス・アクションで描き、新境地を開く。その後も、唯一無二の美学、世界観でファンを魅了し続けた。また、イギリス、フランス、北米などで、石井隆監督作品のワールドセールスがぞくぞくと決まるなど、海外で再評価が高まり、今回の特集上映が実現した。

上映作品は、「死んでもいい」(92年)、「ヌードの夜」(93年)、「夜がまた来る」(94年)、「天使のはらわた 赤い閃光」(94年)の4本。88年の監督デビュー作の「天使のはらわた 赤い眩暈(めまい)」から3本目が「死んでもいい」となるため、映画監督としては初期にもかかわらず、すでに映画監督の成熟期と言っても過言ではない傑作ばかり。これまで複雑な権利関係により、まとめて上映される機会が少なかった4作品が、初めてHDリマスター版でスクリーン上映される貴重な機会となる。

石井隆が愛し、描き続けてきた<運命の女(ファム・ファタール)>名美を、大竹しのぶ(「死んでもいい」)、余貴美子(「ヌードの夜」)、夏川結衣(「夜がまた来る」)、川上麻衣子(「天使のはらわた 赤い閃光」)が、それぞれどのように演じているのか是非、大スクリーンで確かめてほしい。

さらに、本特集上映に先駆け、石井隆の命日(5月22日)にあわせ、先行上映イベントの開催が決定。「ヌードの夜」HDリマスター版の上映と共に、数多くの石井隆監督作品に出演してきた盟友・竹中直人と、石井隆ファンを公言している、ライムスター宇多丸によるトークショーも実施。当時の撮影当初のエピソードから、監督の人柄や魅力などを語る予定だ。チケット発売情報など詳細は公式サイト(https://mapinc.jp/ishii-takashi)、SNSで告知する。6月6日からシネマート新宿、池袋HUMAXシネマズほか、全国順次開催。
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