第36回東京国際映画祭ポスターは「東京物語」オマージュ 安藤桃子が映画祭ナビゲーターに
2023年8月17日 05:00

第36回東京国際映画祭(10月23日~11月1日)のポスターが公開された。映画監督の安藤桃子が、今年の本映画祭のナビゲーターに就任することも発表された。
今年は本映画祭で生誕120年となる小津安二郎の特集が予定されており、小津監督の代表作の1つである「東京物語」にオマージュを捧げるようなイメージで、現代の東京(撮影場所は東京駅近くの KITTE 丸の内の屋上庭園)を舞台に、「東京物語」の中の笠智衆と原節子のように、親子で奥田瑛二と安藤桃子を撮り下ろしたもの。ビジュアル監修は昨年同様コシノジュンコ氏で、東京近郊の映画館で8月18日から掲出される。
これまで俳優、女優が「アンバサダー」という形で映画祭を盛り上げてきたが、今年は映画祭をより楽しんでもらうための案内人として、映画監督であり、高知で映画館の代表も務め、自身で映画祭も企画するなど様々な形で映画にコミットしている安藤に、東京国際映画祭が「アンバサダー」改め「ナビゲーター」を依頼した。

争いも限界もなく、どんな存在にも光を当て、時間も空間も飛び越えて、自由自在に生きられる世界。
映画はあらゆる物語を具現化できる。
映画は世界を変えられる。
映画で世界が変わる。
本当に、そうなんだと思っている。
目に見えない風や小さな生き物たちも、すべてのイノチを映し出す。
心の内にある、過去も未来も記憶し、記録する。
2023 年の今、私たちは何を見つめ、どこへ導かれるのだろう。
映画祭は世界の羅針盤だ。
いま、ここ、東京から。
また、今年は新たに東京国際映画祭のミッションを策定し、「東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流に貢献する。」という一文に込めた、その理念を公開している。
この1年でスタッフ一同で意見を出し合い、「東京」「国際」「映画」「祭」をきちんと言葉通りに体現できるようにということで考えました。「映画の可能性」にはアート作品からエンタメ大作まで様々な作品が生み出される可能性、人生や文化、世界を変える可能性、過去の遺産の継承(旧作)・現在の多様性の享受(最新作)・未来の開拓(野心作)への可能性、など様々な思いを込め、「多様な世界」には国・人種・性別・民族・宗教・言語・価値観・世界観などの様々なボーダーを越えたもの、国外だけでなく国内も含み、製作者と観客のボーダーも越えたものといったことを意図し、映画の力で多種多様な世界をよりカラフルにしていけたらと思っております。そして、最終的にはお祭りとして楽しんで頂ければと思っています。
東京国際映画祭はまだまだ進化を続けます。
■開催期間:2023年10月23日(月)~11月1日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区 ■公式サイト:www.tiff-jp.net
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