妻夫木聡、別人になれるなら「ヒース・レジャー」 窪田正孝は妻夫木になりたい?
2022年10月27日 19:49

俳優の妻夫木聡が10月27日、都内で行われた主演作「ある男」の完成披露試写会に出席した。映画は別人になりすまし、突然この世を去った“ある男”にまつわるヒューマンミステリー。設定にちなみ「別人になれるなら、誰が良いか?」と問われると、アカデミー賞受賞俳優の故ヒース・レジャーさんを挙げ「フィルムの中で生きているんですよね。ただそこにいるという存在。どんな思いでお芝居や映画に向き合っていたのか、覗いてみたい」と話していた。
弁護士の城戸(妻夫木)は、かつての依頼者・里枝から、亡くなった夫・大祐の身元調査をして欲しいという奇妙な相談を受ける。長年疎遠になっていた大祐の兄が「遺影に写っているのは大祐ではない」と話したことから、愛したはずの夫が全くの別人だったことが判明する……。

第79回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門への出品に続き、第27回釜山国際映画祭のクロージング作品として上映され、高い評価を獲得している本作。妻夫木は両映画祭に現地参加しており、「国境を超えることで、日本にはない反応を知ることができた。目の肥えた釜山の皆さんも盛大な拍手をしてくださり、映画として認めてくれたんだなと感じた」と強い手応えを示した。

完成披露試写会には妻夫木をはじめ、依頼者・里枝を演じる安藤サクラ、里枝の夫になりすましていた“ある男”役の窪田正孝、共演する眞島秀和、柄本明、石川慶監督、原作者の平野啓一郎氏が出席した。

安藤は「悲しいことがたくさんある役柄」と話し、「山梨で撮影していたんですけど、休みの日に楽しいことがしたくて、映画を見に行ったら、劇場でブッキーに会いました」と妻夫木との偶然の出会いを述懐。妻夫木との共演は3度目となり、「お顔を見ていると、吸い込まれるんですよね。安心感がある」と笑顔を見せた。

「家族のシーンは、サクラさんが大黒柱として現場を引っ張ってくれた。おかげで子どもたちも自由にお芝居していて、リアルな家族の風景に見えた」と振り返る窪田は、「別人になれるなら、誰が良いか?」の質問に対しては、「妻夫木さん」と回答。「学びをやめない人。トライする気持ちで、進み続ける人生の歩み方をリスペクトしている」と敬意を表していた。
「ある男」は11月18日から公開。
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