中井貴一、台風の日に屋外ロケで“かつら”飛ぶ「初めての経験」
2022年5月20日 20:10

初めて日本地図を作った伊能忠敬の偉業を題材に、立川志の輔の創作落語を映画化した「大河への道」の初日舞台挨拶が5月20日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、主演の中井貴一をはじめ、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、和田正人、田中美央、中西健二監督が登壇した。
志の輔の落語に感銘を受け、自ら企画に名乗りをあげた中井は「あの日から6年。携わった時間も長いので、今日まで育てた映画とのお別れを迎え、まるで娘を送り届けるような気持ち。何よりの喜びであり、ホッとしております」と安どの表情。映画は主要キャストが一人二役を演じ、現代と江戸を行き来する内容で「時代劇が少なくなるなか、撮影所やスタッフ、俳優たちの知識を残さないといけないと思った。また、一人二役を通して、200年前から人間大して変わっていないと伝えられたら」とこだわりを明かした。
昨年8月、京都で撮影が行われ「普段なら暑さで無謀だと言われる時期だったが、昨年は冷夏で気温も上がらず、撮影できた」というが、その代わりに雨に見舞われることもあり、「あるシーンだけは、スケジュールの関係でどうしても台風の中で撮影しなければならなかった。風で“かつら”が飛ぶんですよ(笑)。あれは長年、時代劇をやってきたが初めての体験でした」と舞台裏を振り返っていた。

松山は約10年前、NHK大河ドラマ「平清盛」で親子役を演じるなど、中井との縁が深く「一緒にお仕事させてもらうと、いつも包容力を感じ、安心できるし、信頼している」としみじみ。「貴一さんの温かな人柄がにじみ出た優しい映画になっている」とアピールし、「地図の完成に至る人々の努力や困難は、今に通じるものがある」と力説していた。
そんな松山の言葉に、北川も「コロナ禍で力を合わせて映画を作り上げたが、人々が心を通わせ、大きなことを成し遂げる作品の内容にもリンクし、勇気をもらった」と大いにうなずき、「ひとりの人間の思いに、たくさんの人が賛同し、最後まで諦めずに完成した日本地図。気が遠くなる作業で、ピラミッドと同じくらいすごいことだと思う」と話していた。
千葉県香取市役所は地域活性のため、郷土の偉人・伊能忠敬を主人公にした大河ドラマの開発プロジェクトを立ち上げるが、脚本制作の最中に、忠敬が地図完成の3年前に亡くなっていたという事実が発覚してしまう。片や1818年、江戸の下町。亡き忠敬の志を継いだ弟子たちは地図を完成させるべく、一世一代の隠密作戦に乗り出す。
(C)2022「大河への道」フィルムパートナーズ
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