IU、ソン・ガンホからの言葉に涙した「親にも自慢しました」 「ベイビー・ブローカー」制作報告会
2022年5月11日 16:00

是枝裕和監督が手掛ける初の韓国映画「ベイビー・ブローカー」の制作報告会が5月10日、韓国で開催され、主演のソン・ガンホをはじめ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨン、リモートで是枝監督が参加した。
(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED第75回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門への出品決定が決まったことについて聞かれた是枝監督は「あの場所は何度行っても本当に緊張しますし、喜びでもありますし、この作品にとっては本当に最高のワールド・プレミアの場所に選んでいただいたなと思っています」と並々ならぬ思いを吐露。
本作の企画のはじまりについては、それぞれキャストたちと交流してきたことを振り返り、「 “いつか映画でご一緒しましょう”という漠然とした言葉を交わしていたんですが、2016年頃にふと思いついたプロットがありまして、これなら自分の頭の中にいる韓国の役者の方々と一緒に映画が作れるのではないかと、その思いつきがきっかけでした。神父の格好をしたソン・ガンホさんが赤ん坊を抱き上げて、すごくいい人に見えるんだけど実は……、そんなワンシーンを最初は思い浮かべていました」と初期の貴重なプロットの内容とともに、企画に至るまでのエピソードを披露。
続いて、作品の紹介を改めて問われ、「赤ちゃんポストというのは日本にも存在していて、前から関心を持っていたんですが。韓国にも同じようなものがあると聞きまして。そこに預けられた一人の赤ちゃんを巡って、そこに善意と悪意が絡まりながら、赤ん坊と一緒にいろんな思惑をもった人間たちが旅をしていく、そういう話にしたいと思って作った映画です」と説明した。
(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVEDイ・ジウンとイ・ジュヨンのキャスティングの経緯については「コロナの自粛の間に、韓流ドラマを配信で見ることにハマリまして、『マイ・ディア・ミスター 私のおじさん』を見ていたんですが、後半はイ・ジウンさんが登場するシーンはずっと泣いているような状況で、もうこの人しかいないと思ってオファーしました。そして、イ・ジュヨンさんは『梨泰院クラス』にもハマって、2周見たのですが、彼女の存在がとても印象的だったので名前を挙げました」と、2人の演技力に惚れ込んでキャスティングに至ったことを明かした。
また、役柄を演じるにあたってのこだわりについて問われたソンは「カン・ドンウォンよりもっとカッコよく映りたいなと思いました(笑)。 劇中ではちょっとカッコよく撮れたと思ったんですけど、今日の彼の衣装を見て、そういう期待はやめることにしました(笑)」と会場の笑いを誘いつつ、久しぶりの再タッグとなったカンとの共演については「12年前の『義兄弟』で実の兄弟のように演技の相性が良いと感じたので、今回も自然に演じることができました。末っ子の弟と共演する感じで、分析的ではなく本能的なケミストリーを作れたと思います」と自信をにじませる。
カンもソンとの撮影を振り返り、「個人的には、12年前よりももっと相性がよかったと思います。私もだいぶ成長しましたし(笑)。現場で演じる時もとても相性がよかったですし、私も年を取ったので会話ももっとスムーズにできました」と明かすと、ソンが「成長しましたね。背も伸びたし(笑)」とジョークを飛ばした。
(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED本作で初の母親役に挑戦したイ・ジウンは「子どもの抱き方や、遊んであげるときの振る舞いなど、小さな習慣を自然に見せようとしました。外見的にもあまりやったことがなかったスモーキーメイクやブリーチヘアなど、メイクチームからアイデアをもらいながら役作りをしました」と、外見から役作りにこだわったことを語る。
(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVEDそんなイ・ジウンについて、ガンホは「とある屋上でのシーンで、役者としてのテクニックもそうですが、感情と気持ちを伝える正確な表現、感情を伝える表現の仕方にとてもインパクトを受けました」と称賛すると、当時のことはイ・ジウンも記憶に残っているようで「人生の中で一番印象的な瞬間だったと思います。夕日が沈みかけていて、ソン・ガンホさんは撮影が早く終わったのに、私を待っていてくれました。お疲れさまでしたと挨拶したら、あのシーンをモニターで見たけど、すごくよかったよと言ってくれましたね。そして、ソン・ガンホさんの車は遠ざかって行き(笑)、その光景がとても美しく感動的で、涙が出ちゃいました。親にも自慢しました」と胸いっぱいの様子で振り返った。
「ベイビー・ブローカー」は6月24日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。
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