命令を守り続け、終戦後約30年を経て帰還した日本兵の物語「ONODA 一万夜を越えて」予告編、場面写真18枚公開
2021年9月10日 08:00

太平洋戦争の終わりを迎えた後も任務解除の命令を受けられないまま、フィリピン・ルバング島で戦いを続け、約30年後の1974年、51歳で日本への帰還を果たすことになった旧陸軍少尉・小野田寛郎(おのだひろお)さんの実話を基に描かれた映画「ONODA 一万夜を越えて」の予告編と場面写真18枚が公開された。
フランスの新鋭アルチュール・アラリがメガホンをとり、2018年12月~19年3月の約4カ月、カンボジアのジャングルで過酷な撮影を敢行。主演は遠藤雄弥と津田寛治。遠藤は小野田さんの青年期、津田は成年期をそれぞれ演じ分けた。全編日本語、日本人キャストで撮りあげている。第74回カンヌ国際映画祭・ある視点部門のオープニング作品に選ばれ、上映後約15分ものスタンディングオベーションを受けた。

そのほか、小野田さんと最後まで生き残った小塚金七を松浦祐也(青年期)と千葉哲也(成年期)が演じ、小野田に戦争の終わりを告げる鈴木紀夫役を仲野太賀が担当。カトウシンスケ、井之脇海、吉岡睦雄、足立智充、嶋田久作、伊島空、森岡龍らが脇を固め、映画監督でもある諏訪敦彦が小野田さんの父・種次郎役、小野田さんに最後の指令を命じ渡した谷口義美役をイッセー尾形が演じている。

予告編では1974年にルバング島で小野田に出会った鈴木青年が、小野田への任務解除の命令を出すよう、小野田の元上官で古本屋を営む谷口に相談するシーンから始まる。その後、1944年に22歳でルバング島に着任し、秘密戦の実行の命を受けた青年期の小野田が、命の危険にさらされる日々と戦友の死に傷つき、精神を蝕まれながらも「玉砕は一切まかりならん」という谷口の命令を守り、生き延びる姿が切り取られている。最後はすべての仲間を亡くし、孤独となった成年期の小野田の虚無をも感じさせる表情を映し、命がけの潜伏で彼は何を信じ、何と戦い、どう生き抜いたのか、壮絶なドラマを予感させる映像となっている。
「ONODA 一万夜を越えて」は、10月8日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
(C)2021映画「ONODA」フィルム・パートナー(CHIPANGU、朝日新聞社、ロウタス)
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