「ゲーム・オブ・スローンズ」のアニメシリーズ2作品が新たに企画
2021年7月22日 20:00

米ワーナーメディアの動画配信サービスHBO Maxが、大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」に基づくオリジナルアニメシリーズ2作品を新たに企画していることが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
ジョージ・R・R・マーティンの小説シリーズ「氷と炎の歌」を原作とするファンタジー巨編「ゲーム・オブ・スローンズ」は、米HBOで2011年から8シーズンにわたり放送され、世界中で一大旋風を巻き起こした。
HBOは、19年に本家シリーズが放送終了を迎える以前から、すでに前日譚やスピンオフの企画が多数準備していると報じられてきたが、第1弾となるはずだったナオミ・ワッツ主演の前日譚ドラマが、パイロット版を制作するもシリーズ化に至らず頓挫したことで、仕切り直しを余儀なくされていた。
だが今年4月、原作者のマーティンと5年間で推定10億ドルの超大型包括契約を結んだことを機に、複数のプロジェクトが一気に動き出した模様。「氷と炎の歌」シリーズの300年前が舞台となる「炎と血」を原作に、ドラゴンを従えウェスタロスを支配したターガリエン家の躍進を描く「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題)」が来年全米放送・配信を控えているほか、“シー・スネーク(=海蛇)”の称号を持つヴェラリオン家の領主コーリス・ヴェラリオン公の海洋冒険を、「ROME」「メンタリスト」のヒットメーカー、ブルーノ・ヘラー企画、制作総指揮で描く「9 Voyages(原題)」、マーテル家の祖先ナイメリア王女を主人公とする「10,000 Ships(仮題)」という実写ドラマ2作品の制作準備が進行中だ。
アニメシリーズを企画していること自体はすでに報じられていたが、今回新たに2作が加わり、「ゲーム・オブ・スローンズ」のアニメシリーズは計3作品に。同紙が情報筋から入手した話によれば、そのうちの1本は、本家シリーズはおろか原作小説においても言及はされども直接は登場しない未踏の地であり、エッソス大陸の東端に位置する“イ・ティ”が舞台になるという。独自に発達した高度な文明と長い歴史を誇るイ・ティは、ウェスタロスが中世ヨーロッパをモデルにしているのと同様、中国王朝がモデルになっているとのことだ。
ほか2本のアニメシリーズについては、現段階で詳細未定だが、J・J・エイブラムス&マット・リーブス制作総指揮による「バットマン」の新シリーズなど、大人向けアニメ作品に力を入れはじめたHBO Maxが、「ゲーム・オブ・スローンズ」の壮大な世界を題材にどんなアニメシリーズを創り出すのかに注目が集まる。
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