極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣――ザック・エフロン主演「テッド・バンディ」12月公開
2019年10月8日 12:30

[映画.com ニュース] ザック・エフロンが、アメリカ史上最も凶悪な殺人犯を演じた「Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile(原題)」が、「テッド・バンディ」の邦題で12月20日から劇場公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルと場面写真、予告編もお披露目された。
日本以外ではNetflixでの配信となる本作は、1970年代のアメリカで30人以上の女性を惨殺したとされるテッド・バンディを描いた作品。シリアルキラーの語源となった殺人鬼バンディは、IQ160の頭脳と美しい容姿で、司法やメディアを翻ろうし、女性たちをひきつける魅惑的なカリスマ性を持ち合わせていた。3度の死刑判決を受けるが、無罪を主張。法律を学んでいたことから、自ら弁護人となり、法廷で徹底抗弁を繰り広げた。
映画では、世界を震撼させた凶行の裏側へと迫り、バンディの長年の恋人の視点を通して、善人としての姿も描き出す。「グレイテスト・ショーマン」での好演も記憶に新しいエフロンがバンディに扮し、彼を愛してしまったシングルマザーのリズ役にリリー・コリンズ、判事役としてジョン・マルコビッチが出演。Netflixオリジナル作品「殺人鬼との対談:テッド・バンディの場合」を手掛け、ドキュメンタリーの分野で高い評価を受けるジョー・バリンジャー監督がメガホンをとっている。

1969年、ワシントン州シアトル。テッド・バンディとシングルマザーのリズは、あるバーで恋に落ち、幸福を絵に描いたような家庭を築いていく。しかし、その運命は一変する。バンディが、マレーで起きた誘拐未遂事件の容疑で逮捕されてしまったのだ。前年にも女性の誘拐事件が起きており、キング郡警察の発表によれば、犯人らしき男が乗っていたのは、バンディの愛車と同じフォルクスワーゲン。新聞に公表された似顔絵は、彼の顔によく似ていた。突然の事態に混乱するリズに、バンディは誤解だと説明するが、次第にいくつもの事件の真相が明らかになっていく。
ポスタービジュアルは、バンディの横顔とともに、原題の直訳「極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣」というコピーを配したもの。この言葉は、実際の裁判でバンディに投げかけられたものとされている。予告編では、巧みな話術によって、裁判を見守る女性たちから「魅力的だわ」「本当に犯人なのかしら?」という言葉を引き出すバンディを活写。「みなさん、僕が“無実の殺人犯”です」「国家ぐるみで僕をハメようとしてる」と訴えつつも、時折抑えきれない様子で、邪悪な表情をのぞかせる。
「テッド・バンディ」は、12月20日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国公開。R15+指定。
(C)2018 Wicked Nevada, LLC
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