“超実写版”「ライオン・キング」監督が明かす音楽へのこだわり「感情を思い出させてくれる」
2019年6月29日 14:00

[映画.com ニュース] ウォルト・ディズニーの名作アニメーションを実写とCGを高度に融合させ創出した“超実写版”として新たに映画化した「ライオン・キング」。アニメーション版でも印象的だった楽曲の数々について、メガホンをとったジョン・ファブロー監督は「アレンジを加えながら、それと同時に誰しもがかつて『ライオン・キング』を見て感じた感情を思い出させてくれる要素を併せ持ったものにできるようにしている」と、こだわりを明かした。
アフリカの大自然を舞台に、“未来の王”である若きライオン・シンバの冒険を描く物語。「アイアンマン」シリーズや「ジャングル・ブック」を手掛けたファブロー監督がメガホンをとった。
「サークル・オブ・ライフ」「愛を感じて」「ハクナマタタ」などで知られるアニメーション版の音楽は、「レインマン」や「ダークナイト」3部作などで作曲を手がけたハンス・ジマーに加え、エルトン・ジョンやティム・ライスなどによって制作された。この3曲はどれもアカデミー賞歌曲賞にノミネートを果たし、「愛を感じて」が受賞。ジマーもアカデミー賞作曲賞を獲得した。
ファブロー監督が「この作品のキャラクターたちや音楽を取り扱うというのは、ミュージカル版もそうだったように、ストーリーには忠実に従いながら、作品のために新たに作り直さなければならなかったんだ」と語るように、現代に生きる人々へのメッセージが込められた新たな楽曲へと進化させた。
ドナルド・グローバー、ビヨンセという共にグラミー賞受賞経験のある2人がシンバとナラの声をそれぞれ担当し、ファブロー監督は「2人が参加してくれたことも、人々の記憶にあって、愛してやまない名曲の数々を基礎にして築き上げることも、とても楽しかったです」と制作過程を振り返る。
また、アニメーション版に続いて作曲を担当したジマーは「私にできることは、音階自体はほとんど変えることなく、あのエネルギーとパッション、そしてノスタルジックさを付加させることなんだ。この作品に息づく楽曲は、世界中の人々にとってとても深い意味を持っている。だから、私にできるのは輝かしく楽しいものにして、感動的かつ体験的なものにすることだよ」と語っている。
「ライオン・キング」は8月9日から全国で公開。
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