ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞発表 作品賞は「グリーン・ブック」
2018年11月28日 16:00

[映画.com ニュース] アカデミー賞前しょう戦のひとつとして注目される、米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞が11月27日(現地時間)に発表され、作品賞にファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリーが監督した「グリーン・ブック(原題)」が輝いた。
「グリーン・ブック」は1962年、人種差別が残る米南部でコンサートツアーをする黒人ジャズピアニストのドン・シャーリーが、粗野で無教養なイタリア系のトニー・リップを用心棒兼運転手として雇い、黒人用旅行ガイド“グリーンブック”を頼りに旅を始める実話を元にしたストーリー。本作は作品賞のほか、トニー役を演じたビゴ・モーテンセンが主演男優賞を受賞した。ドン役は「ムーンライト」のオスカー俳優マハーシャラ・アリ。本作は今年のトロント映画祭で観客賞を受賞し、本年度の賞レースでも躍進が期待されている。
監督賞は、3度目のリメイクとなる「アリー スター誕生」で長編初メガホンをとったブラッドリー・クーパーが受賞。ウェイトレスをしながら歌手になることを夢見るアリー役を演じたレディー・ガガが主演女優賞、世界的ロックスターのジャクソン(クーパー)を見守る兄ボビー役を演じたサム・エリオットが助演男優賞を受賞した。
また、バリー・ジェンキンス監督作「ビール・ストリートの恋人たち」でヒロインの母役を演じたレジーナ・キングが、助演女優賞を受賞。本作は、米黒人文学を代表する作家ジェームズ・ボールドウィンの長編小説「ビール・ストリートに口あらば」を映画化した作品で、1970年代のニューヨーク・ハーレムを舞台に、妊娠中の黒人女性が、身に覚えのない罪で逮捕された婚約者の無実を晴らそうと奔走する姿を描いている。脚本も手がけたジェンキンスは、脚色賞を受賞した。
なお、優秀作品10本は「バスターのバラード」「ブラックパンサー」「Can You Ever Forgive Me?」「Eighth Grade」「First Reformed」「ビール・ストリートの恋人たち」「メリー・ポピンズ リターンズ」「クワイエット・プレイス」「ROMA ローマ」「アリー スター誕生」だった。
主な受賞結果は以下の通り。
▽監督賞 ブラッドリー・クーパー「アリー スター誕生」
▽主演男優賞 ビゴ・モーテンセン「グリーン・ブック(原題)」
▽主演女優賞 レディー・ガガ「アリー スター誕生」
▽助演男優賞 サム・エリオット「アリー スター誕生」
▽助演女優賞 レジーナ・キング「ビール・ストリートの恋人たち」
▽脚本賞 ポール・シュレイダー「First Reformed」
▽脚色賞 バリー・ジェンキンス「ビール・ストリートの恋人たち」
▽アニメーション映画賞 「インクレディブル・ファミリー」
▽ブレイクスルー演技賞 トーマサイン・マッケンジー 「Leave No Trace」
▽新人監督賞 ボー・バーナム「Eighth Grade」
▽外国語映画賞 「Cold War」
▽ドキュメンタリー映画賞 「RBG」
▽アンサンブル演技賞 「クレイジー・リッチ!」
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