吉沢悠主演のサーフィン映画がクランクアップ!大杉漣さんの魂引き継ぐ“重責”も告白
2018年6月14日 05:00

[映画.com ニュース] 故大杉漣さんが主演したサーフィン映画「ライフ・オン・ザ・ロングボード」(2005)の続編「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave」が6月12日、鹿児島県内でクランクアップを迎えた。“サーフィンの聖地”と称される、同県種子島でのロケが大半を占めた今作。主演を務めた吉沢悠は、約2週間にわたる撮影を終え「大杉漣さんの魂を引き継ぐプレッシャーとともに、(主人公の)光太郎としてどのようにこの映画に貢献できるかをずっと考えていましたが、皆さんの力のおかげでここまで無事に来られてホッとしています」と充実の様子で明かした。
前作は「ヨコハマ物語」などで知られる喜多一郎監督がメガホンをとり、定年後に突然サーフィンに目覚め、種子島に移り住んだ中年男性・米倉一雄(大杉さん)の第2の人生を爽やかに描いた。今作はその13年後、一流サーファーの梅原光太郎(吉沢)が自身の性格が災いし住居を追われ、かつて自分を愛弟子のように可愛がってくれたサーファー・工藤銀二を頼って種子島にやってくる。ところが銀二はすでに死去しており、出迎えてくれたのは娘の工藤美夏(馬場ふみか)。邪険に追い払われた光太郎だったが、目の前には“最高の波”を予感する美しい海が広がっていた。
もともと「サーフィンが趣味」だった吉沢だが、一流サーファーを演じるにあたり、撮影が始まる2カ月前から湘南や九十九里浜で特訓。ロケが行われる種子島にはクランクイン10日前の5月18日から入り、約1カ月間にわたって現地での生活を送っていた。すっかり日に焼け、島民さながらの顔つきを見せる吉沢は「サーフィンはもともと趣味でしたが、仕事となると役者として結果を出さなければいけないので、最初は嫌だなと思ったんです。でも改めてきちんと向き合ってみたら今まで知らなかった魅力を再発見できた」と述べ、「それには種子島で出会ったサーファー仲間の存在が大きいかもしれません。この作品を通してその楽しさを伝えられたらいいなと思います」と胸中を明かした。
さらにサーフショップ「オリジン」の娘・美夏役の馬場は、「2週間ほど種子島にいましたが、毎日がハッピーで、撮影で来ていることを忘れてしまいそうなぐらいでした。地元の方と接する機会も多かったのですが、よそから来ても優しく包み込んで迎え入れてくれるような温かさがありました」とニッコリ。さらに鉄浜海岸のカフェ「イースト・コースト」のオーナー・沙織役の香里奈は、「以前プライベートで種子島を訪れたときにお世話になった方と、今回演じた役のお店の店長さんが友だちだったりして、人と人とのつながりを感じられる撮影になりました」と振り返っている。
また、地元に密着し、種子島の魅力をそのままカメラに収めた喜多監督。「僕の映画では、登場人物がいかにその土地に馴染んで見えるかが勝負ポイントなので、俳優たちがちゃんと島に溶け込んでいるかどうかが見どころです」といい、「天候にも恵まれ、サーファーがベストな波を求めて動くように撮影できましたね。サーフィンも人生もバランスとタイミング。あきらめずに挑戦し続ける勇気を受け取ってもらえたらと思います」とコメントを寄せた。
「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave」は、ほか立石ケン、泉谷しげる、大方斐紗子、竹中直人、森高愛、榎木孝明らが共演。2019年春に公開を予定している。
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