小林稔侍、喜寿を迎えて感慨 初主演作「星めぐりの町」は「人生の地図のような作品」
2018年2月7日 20:00

[映画.com ニュース] 俳優の小林稔侍が2月7日、都内で行われた初主演映画「星めぐりの町」(公開中)の舞台挨拶に立った。同日、77歳の誕生日を迎えた小林は「喜寿ですか(笑)。恐ろしく年を取りましたが、お客様や映画関係の皆さんに寄りかかりながら、今日までやってまいりました。感謝の気持ちが強い1日です」と感無量の面持ちだった。
この日は息子で俳優の小林健、娘で女優の小林千晴が駆けつけ、花束をプレゼント。照れくさそうに「ありがとう」と受け取る父に対し、息子の健は「受け取ってくれただけでも良かった(笑)」と安どの表情。娘の千晴は「今夜は家族で、何か食べに行こうと思っている」と話していた。
また、自身の顔をあしらった特製のバースデーケーキを一口味わうと、小林は「誕生日にケーキって柄でもないですし、人様の前で食べることもない。恥ずかしさ、驚き、不慣れで戸惑っております」と照れ笑いを浮かべていた。
小林が俳優人生56年で、初めて映画主演を果たした本作。娘と2人暮らしの豆腐職人・島田勇作(小林)と、東日本大震災で家族を失った少年の心温まる交流を描く。メガホンをとった黒土三男監督からは誕生日を祝う電報が届き、小林は「派手な仕掛けはないが、黒土三男が一念こめた映画。どうか、楽しんでやってください」とアピール。「人と人の出会いが明日を作ると教えてくれる、人生の地図のような作品」だと語った。
さらに「本当にいい機会をいただいた。これに勝るプレゼントはない」と本作への強い思い入れを示し、「もっと長生きして、画面で恥をさらしながら、皆さんに可愛がってもらえれば。あと何年お世話になるかわかりませんが、いい俳優人生を送れれば」と抱負を語っていた。
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