「world's end girlfriend」の音楽がきらめく「星空」日本版予告編完成
2017年9月20日 12:00

[映画.com ニュース] 「九月に降る風」「百日告別」のトム・リン監督が台湾の人気絵本作家ジミー・リャオ氏のベストセラーを映画化した「星空」の日本版予告編が、このほどお披露目された。
本作は2012年の大阪アジアン映画祭の特別招待作品として上映され、一般公開が熱望されながらも、それ以降は日本の版権の所在が不明とされてきた幻の作品だ。様々な美術品が並ぶ家で育った13歳の少女(リン・フイミン)は、美術商である両親の離婚問題に悩み、心の支えだった彫刻家の祖父の死を経験したことで、孤独な日々を送っていた。だが、スケッチブックを待って街をさまよう不思議な転校生の少年(シュー・チャオ)と交流を深めたことで、“星空”を見るための旅の出る。
主演は「ミラクル7号」でチャウ・シンチーの息子役に挑戦したシュー・チャオ、本作で映画初出演を飾ったリン・フイミンが務め、人気バンド「Mayday」のシー・チンハン、「薄氷の殺人」のグイ・ルンメイが特別出演。撮影は「捜査官X」「GF*BF」のジェイク・ポロックが撮影を担当するほか、前田勝彦によるソロユニット「world's end girlfriend」(ゲストボーカリスト:湯川潮音)が音楽を手がけている。
「world's end girlfriend」は、本作を「かつて私も三本足の象と共に歩いたり、銀河をかける電車に乗れたりもした。より生々しく愛おしい何かを得るために私はすでに失ってしまったものばかりだけど、ときおり振り返っては少し遠くから眺めます。誰かの過去であり誰かの未来でもある美しい季節の映画です」と説明。一方、湯川は「主人公の少女の儚さや透明感が物語全体に星のように煌いていました。夢と現実が交差する世界。歌で参加できて嬉しいです」とコメントを寄せている。
「world's end girlfriend」の楽曲が彩る予告編では、かつて家族でつくったパズルに描かれていた“星空”が忘れられない少女が、自身と同じような事情を抱える少年に「(“星空”を)見に行かない?」と提案。2人だけの旅に出た少年少女は、電車、そしてスイカを積載したトラックの荷台に乗りながら、目的地の場所へと歩みを進める。やがて眼前に現れた“星空”が、彼らの人生にどのような影響をもたらすのか気になる仕上がりだ。
「星空」は、10月28日から東京・新宿K's cinemaほか全国で順次公開。
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