俺を演じられるのはマイルズ・テラーだけ!“奇跡のボクサー”が変身ぶりを激賞
2017年7月20日 14:00

[映画.com ニュース] 交通事故で首を骨折しながらリングに舞い戻ったプロボクサー、ビニー・パジェンサが、自身の半生が映画化された「ビニー 信じる男」について語った。
マーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、「セッション」のマイルズ・テラーが約13キロの減量を行って役作りに励んだ本作。「マネー・ゲーム」を手がけたベン・ヤンガーが監督と脚本を兼ね、「ダークナイト」「ハドソン川の奇跡」で知られるアーロン・エッカートがビニーのトレーナー、ケビンに扮し、約18キロもの増量に挑んだ。
ビニーは「企画を聞いたときは、とにかくスーパーだと思ったよ!」と映画化にほおを緩ませ、「マイルズは自分よりもうまくビニー・パジェンサを演じていた。彼は突出してよかった。何かアドバイスをしたかって? マイルズはすべて自分自身でなしとげた。信じられないほど素晴らしく演じてくれたよ。俺を演じられるのは彼だけだ。きっとどの役者よりもうまく演じてくれた」と絶賛を浴びせる。「ハロ(脊椎固定装置)を外す時に、頭からボルトを抜くシーンが印象的だったね。あれは俺の人生の中で1番痛かった瞬間だ! マイルズは、その瞬間をとてもよくとらえて演じてくれたんだ。1カ月間もハロを頭に付けて過ごしていたなんて、誰もが理解しがたい話だからね。マイルズはとてもよくやってくれたよ」。
自身がボクシングを志した理由は「ロッキー」だといい、「15歳のときに『ロッキー』を見たんだ。そこからすべてが始まったよ。映画を見た翌日、目が覚めた瞬間にジョギングに出かけて、父親はその夜に俺をボクシングジムに連れて行ってくれた。行かせたくないことはわかっていたけどね。お前はクレイジーだ、と言われたのを覚えている。ともかく、『ロッキー』を見てから、ボクシングを止めることはなかったのさ」と語る。
その意志の強さは、事故後も揺らぐことはなく「事故の前も後も、チャンピオンになることしか考えていなかった。だから気持ちが変わることはなかったよ。事故のあと、母には『母さん、チャンピオンになるために死ぬ気でやる』と言った。それを聞いた母は泣きだしたよ。『泣かないでくれ。俺はやりたいことをやるんだ。今に見せてあげるよ』と言ったね。強さを保ち、懸命に挑戦し続けて、実現できたんだ」と胸を張る。
「俺が大事にしている言葉で、会う人みんなに伝えていることがある。『Good luck and stay strong(がんばれ、強く生きろ)』だ。大変なことがあっても、人は強く生きなければいけない。お金がどれだけあろうが、どれだけくじけようが、富豪であろうが、黒人であろうが、白人であろうが、物事をどう受け止めようが、そんなのは関係なく強く生きなければいけない。人生は試練だからね。すべての人間に、常に何かが起きている。誰も楽な人なんていない。楽な人生を過ごす人は滅多にいない。山の頂点にいようが、海の底に落ちた状態であろうが、強くいなければいけないんだ」と熱く人生哲学を説いた。
「ビニー 信じる男」は、7月21日から全国公開。
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