中井貴一、主演映画の舞台挨拶を“欠席”代役の澄田キャスター「ちょっといい気になっているかも」
2016年8月29日 21:47

[映画.com ニュース] 俳優の中井貴一が主演の映画「グッドモーニングショー」の完成披露試写会が8月29日、都内のホールで行われた。
中井は、映画の主人公でワイドショーのキャスターを務める澄田真吾として司会席に登場。「中井さんは本日、別のお仕事のため欠席です。こういう場に主演俳優がいないなんて、ありえるんですかねえ。ちょっといい気になっているかもしれませんね」と、まさに澄まし顔で報告した。
澄田キャスターに呼び込まれて登壇した長澤まさみ、志田未来、濱田岳、吉田羊、時任三郎、君塚良一監督は一様に笑いをこらえるのに必死。舞台挨拶は澄田キャスターが出演者にインタビューをする形式で進み、長澤には「実物とお会いするのは初めてです。初めまして」と素知らぬ顔で挨拶。長澤が、「いつまで澄田さんなんですか?」と聞いても、「質問の意味がよく分かりません」とすっとぼけた。
ただ、濱田が「大先輩ですが、中井さんの社会性のなさが…」と欠席したことに苦言を呈すると、「そうですか。本人に伝えておきます」とムッとした表情。君塚監督が耐えかねて、「この設定はいつまでやるの?」と爆笑すると、「設定とは、どういうことでしょう」と徹底して司会役を貫いた。
締めの挨拶も、TBS「ふぞろいの林檎たち」シリーズで共演し30年来の親交がある時任に一任。全くの不意を突かれた時任は、「おいっ、本当に俺か? 何も準備していない」と慌てながらも「中井貴一が、とても素晴らしい演技をしています」と持ち上げると、なぜかうれしそうにほおを緩ませた。
それでも、写真撮影ではちゃっかり中央に立った澄田キャスター。「いやあな疲れが残っています。なにぶん初めての経験なもので。ふつつかな司会でしたが、お付き合いいただきありがとうございました」と話し、意気揚々と引き揚げていった。
「グッドモーニングショー」は、君塚監督がオリジナルで脚本を執筆したコメディ。ワイドショーの生放送中に立てこもり事件が起こり、犯人の要求に従い現場で交渉役をするはめになった澄田キャスターの活躍を描く。現在開催中のカナダ・モントリオール世界映画祭のコンペティション部門に選出されており、君塚監督、中井、長澤、志田が上映に合わせ現地に向かう予定だ。10月8日から全国で公開される。
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