ヒップホップ黎明期描く「ゲットダウン」 USA、スチャダラパーらが熱くトーク
2016年8月22日 19:30

[映画.com ニュース] バズ・ラーマン監督が手がける、Netflixオリジナルドラマ「ゲットダウン」のイベントが8月22日、ラフォーレミュージアム原宿で開催され、EXILEのUSA、スチャダラパー、高木完、いとうせいこうがドラマで描かれる1970年代後半のニューヨークのポップカルチャーやヒップホップの誕生について熱く語った。
「華麗なるギャツビー」「ムーラン・ルージュ」などで知られるラーマン監督による初めてのドラマ作品で、第1話の監督、エグゼクティブプロデューサー、全話のクリエイティブ監修を担当。70年代後半のニューヨークを舞台に、“新たなダンスムーブメント=ヒップホップ”誕生の瞬間を描く。
日本のヒップホップ界をけん引してきた登壇陣は、細部まで時代考証がきちんとなされているドラマの仕上がりを絶賛。「ヒップホップがディスコの延長じゃなく、アンチディスコとして描かれている。そういう感じの作品は今までなかった」(高木)、ナレーションをNasがやっているので、かっこいい言い回しになっていてしびれちゃう。黒人的な言葉に対する鋭さが全編に出ている」(BOSE)とドラマの気に入ったポイントを次々に挙げる。
本作のジャパンアンバサダーを務めるUSAは、振付を担当したリッチ&トーン・タローガ兄弟への取材を振り返り「昔の映像からネタ探しただけでなく、当時踊っていた人に会いに行ったらしいです。ディスコもブレイクダンスもハッスルもある踊りの宝庫」とコメントした。
SHINCOが「(ドラマの)タイトルが電車に描かれたグラフィティで書いてある」と音楽やダンスのみならず、ドラマのクリエイティブ面にも言及すると、いとうは「ああいうところがヒップホップの本質だという比喩としてつくっている。当時のグラフィティの人たちの要素もきちんと入ってる」と解説。さらに、ブルース・リーらが活躍した時代のカンフー映画と黒人文化の親和性についても語った。イベント後半には、本作のNYプレミアに参加したDJのSARASAが登壇し、ラーマン監督やグランドマスター・フラッシュとの対面を報告した。
「ゲットダウン」は、Netflixで配信中。
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