チャン・ツォーチ監督「酔生夢死」金馬奨新人賞受賞のリー・ホンチーらが来日
2015年11月27日 15:00

[映画.com ニュース] 台湾のチャン・ツォーチ監督の「酔生夢死」が11月26日、東京・有楽町朝日ホールで開催中の第16回東京フィルメックスのコンペティション部門で上映され、俳優のリー・ホンチーとワン・チンティン、プロデューサーのカオ・ウェンホンが観客とのQ&Aを行った。
「夏休みの宿題」から2年ぶりとなるチャン監督の新作で、台北の裏社会で生きる、アルコール依存のシングルマザーに育てられた兄弟を軸に、社会の周縁でもがきながら自分の居場所を探す若者たちを描く群像劇。
リーは、成績優秀で米国から帰国したゲイの兄を持ち、自身は市場で野菜を売って生計を立てる主人公のラット役を演じ、今年の金馬奨最優秀新人俳優賞を受賞した。「監督は私に自由に演技をさせてくれました。僕自身がつらかったり、悲しかったりする情緒を大事にしてくれた」とチャン監督の現場を振り返り、「主人公はどうやって人を愛するか学んでいくと捉えて演じました」と役作りについて語った。
本作は、酩酊する登場人物たちのように、物語の時間の流れが行き来する特殊な構成になっている。もともとはチャン監督の演出部のスタッフで、本作で女優デビューしたワンは「その時その時のシチュエーションを撮影していったので、編集が終わり、完成作を見て頭がクラクラして驚きました。何度も見るうちに、人生は断片的なものが集約されていると思いました」と感想を語った。
プロデューサーのカオは「李白の詩から面白いものを撮りたいと思った。(台湾伝統音楽の)南管をつかおうと想定した」と本作製作のきっかけを明かし、原題「酔、生夢死」について「“酔”が息子二人に影響を与えた母親を象徴し、“生夢死”は息子二人の生き方」とタイトルに込めた意味を説明した。
第16回東京フィルメックスは、11月29日まで東京・有楽町朝日ホールほかで開催。
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