山田真歩、自身初の濡れ場演じた「アレノ」は「33歳で出来ることをすべて込めた」
2015年11月22日 07:30

[映画.com ニュース]仏文豪エミール・ゾラの「テレーズ・ラカン」を現代版に翻案した映画「アレノ」が11月21日、東京・新宿のK'sシネマで封切られ、主演の山田真歩をはじめ共演の川口覚、内田淳子、越川道夫監督が舞台挨拶を行った。
NHK連続テレビ小説「花子とアン」の宇田川先生役が記憶に新しい山田は、今作では情欲に翻ろうされる女性を全身で表現。「何年か前からこういう役をやってみたいと思っていて、いよいよ来たなと思いました。やりたい役というのは自分に準備がないと来ないもの。この役がもらえたということは、自然とそういう時期に来たんだなと、嬉しく思いました」と明かし、「33歳で出来ることをすべて込めた映画。何か伝わるものがあるとうれしいです」と力強く語った。
また、自身初の濡れ場にも挑戦しており、「恥ずかしがり屋なので、顔が出るということがすでに恥ずかしい状態」と苦笑い。それでも「恥ずかしいと思っていることの先に行かないと、人前で裸になることはできない」と覚悟を決め、「その先にいってしまえば、演技をする上で楽しいことがたくさんあるんだなと感じました」と晴れやかに語った。
今作は16ミリフィルムで撮影し、ざらついた手触りの映像を描出した。越川監督は演技指導を強制しなかったそうで、「役者さんの芝居がいろいろ出てくれば面白くなるだろうと思っているので、現場で細かい指導はしていない」と述懐。これには山田も「監督は指示通りにされると『つまらない』と思うんだなと感じて、『こういうシーン、あなただったらどう思いますか』という監督のクエスチョンに、演技で答えていくことが多かったです」とうなずき、渋川清彦との濡れ場の撮影時を「『ここで、こうする』というのは全くなかったです。愛人(渋川)が彼女(山田)の背中にキスしようとするんですが、それを嫌がるという方向性のルールだけ決めて、あとは自由にやるようにしました」と振り返っていた。
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