阪本順治×藤山直美、15年ぶりタッグ 「団地」で秘密抱えた主婦に
2015年7月26日 11:00

[映画.com ニュース] 阪本順治監督、女優・藤山直美がヒット作「顔(2000)」以来約15年ぶりにタッグを組み、映画「団地」を製作することがわかった。団地を舞台にある秘密を抱えた主婦を描く物語で、岸部一徳、石橋蓮司、大楠道代ら実力派に加え、阪本組初参加の斎藤工が共演する。
「顔(2000)」は、喜劇役者として活躍していた藤山が映画初主演を飾った人間ドラマ。第24回日本アカデミー賞最優秀監督賞、第55回毎日映画コンクール日本映画大賞・監督賞・女優主演賞、第25回報知映画賞作品賞・最優秀主演女優賞などを受賞し、この年の映画賞を総なめにした。
阪本監督は「(『顔』を撮影した)当時は『藤山さんとはこの1本で終わってもいい』というくらいのつもりでやっていました」と振り返りながらも、「『顔』の延長上ではなく、新しいものを作れる気がしたんです」と吐露。「この15年間、(藤山の)舞台を仰ぎみてきましたが、もう一度めぐり合ってチャンスに恵まれました。舞台の藤山直美ではない人物像をどう造形していくか、それを観ていただきたいです」と意欲をのぞかせる。
一方の藤山は、「(阪本監督のオファーは)悪魔のささやきやね。シノプシスをいただいた時、『ついに病状もここまできたか』と(監督に言いました)」。映画出演は「やじきた道中 てれすこ」(07)以来約8年ぶりとなるが、「舞台と映画は違う事ばかりですごく難しいです。でも映画の現場に慣れようとは思いません。分からないことはいつも監督に聞きます。そうやって『あー、やっぱり映画は難しいなあ』って無事クランクアップができたら一番いいことですね」とコメントを寄せた。
代々続く漢方薬店を売り払い、団地に越してきた山下清治・ヒナ子夫婦。団地の住人は、マイペースなふたりに対し好き勝手な噂を口にするが、ふたりは気にも留めていない。ところが夫・清治が姿を見せなくなり、代わりに謎のスーツ男・真城貴史が山下家に出入りするようになったことから、離婚・蒸発・殺人と噂はエスカレート。警察やマスコミを巻き込んだ事態へと発展していく。
藤山が主人公ヒナ子、岸部が清治、石橋が団地の自治会長・行徳正三、大楠が行徳の妻・君子を演じる。真城役に起用された斎藤は感激しきりで、脚本も手がけた阪本監督に「阪本監督の頭の中をのぞいてみたいと思った事は初めてではありませんが、この脚本を読みいまだかつてない程強くその感情になりました。全く前例がなく世界が驚き唸る物語・映画になるなと確信しました」と最敬礼。「“阪本組”と言う大きな船に乗ってみたらば急に船が翼を生やし大空をギュイーンと飛び出した感じがしております。この未知なる映画プロジェクト『団地』無視出来ない・無視しちゃいけない邦画が誕生する自信があります」とアピールしている。
ほかに麿赤兒、宅間孝行、竹内都子、濱田マリ、滝裕可里らが出演する。
現在、栃木・足利市内で撮影が行われており、2016年の劇場公開を目指す。
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