ベルリン国際映画祭、女性映画が強いインパクト放つ
2015年2月9日 13:50

[映画.com ニュース] 2月5日に開幕した第65回ベルリン国際映画祭は、冒頭からインパクトの強い女性映画が続いている。
オープニングを飾ったイザベル・コイシェの「Nobody Wants the Night」に続き注目を集めたのが、シャーロット・ランプリング主演の「45 Years」と、ベルナー・ヘルツォークの「Queen of the Desert」だ。イギリスの俊英アンドリュー・へイ監督の「45 Years」は、結婚生活45年目を迎えたおしどり夫婦を突然襲う危機を描く。ランプリングが「まぼろし」を彷佛(ほうふつ)させるような繊細で円熟した演技を見せ、早くも女優賞の有力候補に名を上げた。
一方、ヘルツォークとニコール・キッドマンの異色の顔合わせが話題の「Queen of the Desert」は、“砂漠の女王”と呼ばれた実在の冒険家ガートルード・ベルの半生を語る。原作にほれ込んだ監督が自ら脚本を執筆し映画化。キッドマンの相手役にジェームズ・フランコとダミアン・ルイス、ローレンス・アラビアの若き時代にロバート・パティンソンが扮するなど、脇役陣も豪華だ。
「アギーレ 神の怒り」をはじめ、何かに取りつかれた人間を描くのに長けたヘルツォークが、今回は女性を主人公に、ロマンティックな要素も存分に描いているのが新鮮である。監督は会見でキッドマンについて、「ほとんどすべてのシーンをニコールがけん引している。彼女ほど、献身的な女優は見たことがない」と絶賛。共演の男性陣も、フランコが「以前からニコールのことは気に入っていたけれど、共演してとても楽しかった」と語れば、ルイスも「僕はキスが巧いかどうかわからないけれど、とにかく彼女と長いキスができてとてもうれしかったよ」と語り、会場を沸かせた。
さらにもう一本、女性を主人公にしたのが、「マリー・アントワネットに別れをつげて」に続き、ブノワ・ジャコとレア・セドゥーが組んだ「Diary of Chambermaid」。オクターブ・ミルボーの原作はこれまでジャン・ルノワールとルイス・ブニュエルにより2度映画化されているが、本作はそのどちらとも異なる、サスペンス仕立てになっている。ベルリンには監督とともにセドゥーも駆けつける予定だったものの、次の“ボンドガール”に抜てきされたため、現在ロンドンで撮影中のスケジュールが変更になりキャンセル。ファンをがっかりさせた。(佐藤久理子)
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ウォーフェア 戦地最前線
【配信を待つな!劇場で観ないと後悔する】戦場に放り込まれたと錯覚する“レベルが違う”究極没頭体験
提供:ハピネットファントム・スタジオ
イカれた映画を紹介するぜ
些細なことで人生詰んだ…どうにかなるほどの強刺激、感情ぐっちゃぐちゃになる超オススメ作!
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
なんだこの“めちゃ面白そう”な映画は…!?
【妻を殺したのは…自分…?】あなたにも起こり得る驚愕×強刺激×ド迫力タイムリミットスリラー!
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
エグすんぎ…人の心はないんか…?
【とにかく早く語り合いたい】とにかく早く観て! そして早く話そうよ…!
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー