畜産家の妻のアバンチュールを軽やかに描く I・ユペール主演「間奏曲はパリで」監督が来日
2014年6月29日 17:10

[映画.com ニュース] フランスの最新映画を日本に紹介する「フランス映画祭2014」で、イザベル・ユペール主演作「間奏曲はパリで」が6月29日上映され、マルク・フィトゥシ監督がティーチインを行った。
ノルマンディーの片田舎で畜産業を営む、50代の夫婦グザヴィエとブリジット。夫婦仲も仕事も順調だが、子どもは家を出て、ブリジットは夫と牛との暮らしに倦怠感を感じていた。そんな時、近所で開かれた若者のパーティーに来ていた25歳のパリジャン、スタンに出会う。ブリジットは期待を胸に秘め、夫に嘘をついてパリへ出かける。「ル・アーヴルの靴みがき」のジャン=ピエール・ダルッサンが夫役を演じる。
フィトゥシ監督の前作「コパカバーナ」に続き、ユペールとは2作連続のタッグとなった。今作でユペールは、農業高校出身で羊飼いになることにあこがれていた、どこか夢想的な女性をチャーミングに演じている。監督は「彼女の都会的なパリジェンヌというイメージを覆したくて、田舎のにこやかな畜産家の女性として撮った」とユペールの役柄について語る。
ユペールは代表作「主婦マリーがしたこと」や「ピアニスト」など、シリアスなドラマ作品での主演が多いが、「私生活は今作の役に近い、軽やかで楽しい人」だそう。「監督からしっかり指導されることを好む女優です。韓国のホン・サンス監督の『3人のアンヌ』の軽やかな役柄を気に入ったそうで、今回の私の作品も気さくに演じてくれた」とフランスを代表する大女優とのコラボレーションを振り返った。
劇中ではアメリカのファストファッションブランドで働く若者や、路上販売で日銭を稼ぐ移民労働者など、現代のパリの一面も紹介している。マスクをしてセーヌ川の観光船に乗る日本人観光客や、着物姿でキャバレーを楽しむ日本人女性の姿などが映し出されることについて観客から質問が及ぶと「ブリジットが農村にいたら見ることのできなかった、エキゾチックなひとコマを描きたかった」と説明した。
フランス映画祭2014は有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇で30日まで開催。
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