伝説のF1王者ニキ・ラウダ来日! 映画完成喜ぶもライバル不在に寂しさ
2013年10月11日 16:00

[映画.com ニュース] F1日本グランプリが開催される鈴鹿サーキットでテスト走行が行われる10月11日、1976年の伝説的なチャンピオン争いの実話を映画化した「ラッシュ プライドと友情」の会見が行われ、主人公のひとりのモデルとなり、3度の世界チャンピオンに輝いた元F1ドライバーのニキ・ラウダが出席した。
ロン・ハワードがメガホンを取り、ダニエル・ブリュールとクリス・ヘムズワースを主演に迎えた本作。76年のF1で快調にチャンピオン争いのトップを走っていたラウダが、ドイツGPで大事故に見舞われる。わずか6週間で復帰を果たすが、ライバルのハントが差をつめ、チャンピオン決定は日本での最終戦に持ち越される。85年のレースを最後に、第一線を退いたラウダは現在64歳だが昨年、メルセデスの非常勤の会長に就任。映画でも描かれる事故の影響で、現在も顔面と頭部にやけどの跡が残ったままとなっている。
笑顔で登場したラウダは「かつては富士(スピードウェイ)に、今回はこうして鈴鹿に来ることができました。日本は大好きです」と挨拶。自身の実話が映画になるとは「思ってもみなかった」。作品については、「一人の観客として見ることができましたが、ずば抜けた映画だと思います。レースを描いているだけでなく2人の関係、葛藤(かっとう)を描いており多くの人々の心に響いています」と称えた。
ライバルのハントは引退後の93年、45歳の若さで亡くなったが「今日、ここにハントがいないのが悲しい。2人でこの映画を見て、ビールでも飲みかわしたかった」と寂しげ。一方で、劇中で描かれた現役時代の2人の関係については、「互いにリスペクトはしていましたが戦う相手であり、“友情”ではなかった」と明かした。印象に残ったシーンは、事故後に運び込まれた病院の場面。「当時は、生きるために(リハビリで)戦っており客観視できなかったけど、当時は分からなかった周囲の反応や妻がどのように見ていたかを知ることができました」と語る。
真面目で常に冷静、レースのことを第一に考えるラウダに比べ、ヘムズワース演じるハントは映画ではかなりのプレイボーイとして描かれているが、「あれよりひどかったよ(笑)」と述懐。「ドライバーたちは毎週、命を賭けていたから、その分、遊び方も派手だったよ。僕は(レース後の)日曜から水曜までを楽しく過ごしたけど、ハントは1週間皆勤。それが僕らの違いだね」とほほ笑んだ。
「ラッシュ プライドと友情」は、2014年2月公開。
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