園子温監督、念願の企画実現に感慨無量「監督でなぜ悪い!」
2013年8月7日 20:00

[映画.com ニュース] 鬼才・園子温監督が初めて挑んだエンタテインメント大作「地獄でなぜ悪い」の完成披露試写会が8月7日、都内の劇場で行われ、園監督をはじめ、主演の國村隼、二階堂ふみ、友近が舞台挨拶に立った。園監督は、念願の企画実現に「17年前に書いた脚本をほぼ100%変えずに実現できた奇跡。僕の分身役の長谷川博己さんが『一生に一度、良い映画を撮って死にたいんだ!』って言うけど、本当にそういう気持ちだった。今はやさぐれちゃっているけど、こんな風に実現できると思っていなかったのでうれしい」と感慨深げに語った。
命の恩人である愛妻(友近)の悲願を果たすため、ヤクザの組長(國村)が無謀にも娘(二階堂)の主演映画製作を計画し、敵対勢力や映画監督志望の青年らを巻き込み繰り広げるドタバタ劇。園組初参加となった國村は、脚本を読み「映画の中で映画を遊んでしまった映画だなって思った。ここに参加するには脚本のパッションとエネルギーが必要だろうなと。園監督は作品ごとにテイストもタッチも全然違うけど、人間の業という意味では通じている」。そして、「地獄というタイトルだけど、とても楽しい映画。頭の中を空っぽにして見てください」と観客に語りかけた。
「ヒミズ」に続き園組参加となった二階堂は、「監督から直接お電話でオファーをもらい、『やります』って脚本も読まずに決めちゃった。監督も『俺の映画なら大丈夫だ』っておっしゃっていたので」と全幅の信頼。タイトルにちなみ、「出不精でなぜ悪い」と巻物を掲げた二階堂だったが、園監督が「“ナチュラルボーン女優”なので『女優でなぜ悪い』って感じ。僕もぶっ飛んだ映画しか撮れないので批判も多いけど、『監督でなぜ悪い!』」と力強い共闘関係を結んでいた。
かねてヤクザ映画の大ファンを公言している友近は、「一気に自分のやりたいことをかなえてくれた映画。『極道の妻たち』の岩下志麻さんのタンカをきるマネがずっとしたかった」と悲願を実らせた。友近に出演オファーをおくった園監督は、「東スポの授賞式でご本人にお会いして、美しいわ、色気はあるわ。出演オファーするか、抱かせてくれとお願いするかの二択だった」と冗談を飛ばし、司会者に本作に出演する妻で女優の神楽坂恵の存在を指摘されると「すみません!」と慌てて謝罪して笑いを誘った。
「地獄でなぜ悪い」は9月28日から公開。
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