ミラ・ジョボビッチ、女性版「エクスペンダブルズ」新情報をポロリ
2012年9月15日 10:00

[映画.com ニュース] 日本発の人気ゲームを映画化したシリーズ第5弾「バイオハザードV リトリビューション」の公開にあわせ、第1作「バイオハザード」(2002)から10年、戦うヒロイン・アリスを演じてきたミラ・ジョボビッチが来日。本編開始からエンディングまで、息つく間もなく怒濤のアクションが展開される最新作の見どころについて語ったほか、ハリウッドで製作の噂が伝えられている女性版「エクスペンダブルズ」についても、新情報を教えてくれた。(取材・文/本間綾香、写真/堀弥生)
第5弾は、人類を滅亡の危機に追い込んだアンブレラ社の巨大施設に監禁されたアリスが、サバイバルを賭けて戦いに挑む。彼女の前に再び姿を現す元女刑事ジル(シエンナ・ギロリー)や特殊部隊員レイン(ミシェル・ロドリゲス)は敵なのか、味方なのか? シリーズおなじみの人気キャラクターたちがカムバックし、どのようにストーリーに絡んでくるか目が離せない。
「今回がいちばん先の読めない展開だと思うし、舞台も東京、モスクワとめまぐるしく変わるの。アリスも郊外の主婦になったり、ボディスーツを着た戦士になったりして、観客は一体どれが本物か分からなくなるはずよ。だいたいキッチンで朝食を作っているアリスなんて、普通の映画ならまったく気にならないシーンだけど、『バイオハザード』ではあり得ないでしょ?」

ジョボビッチが最新作で重要視していたのはスピード感。アンダーソン監督も、ジェームズ・キャメロン監督の「エイリアン2」を参考に、常にキャラクターが動き、物語が動くよう神経を配った。「アリスの一挙一動を素早く、彼女がどんどん前に進んでいくようにしたの。前作では刑務所に入っていたし、静かな印象を与える部分もあったはず。でも今回はノンストップでアクションを見せたかった。誰かと鉢会っても、会話していても、拳銃を乱射しながら絶えず動いている状態にしたかったの。ポールもそこを特別に意識していたし、まさにゲームをしているような感覚で楽しんでもらえると思うわ」
戦い続けるアリスを見せるため、体作りには入念な準備をして臨んだ。9月の撮影開始に向け、2月にトレーニングを開始。1日16時間の撮影に耐えうる体力を養うプログラムと並行して、白いもの(パン、砂糖など)は一切食べない食事メニューを実践した。その後は、トレーナーと体に負荷をかけた状態での武術の練習、最終段階ではスタジオに入り振り付けを覚えた。小さなアクションシーンでも100以上の動きがあり、それを徹底的に体に叩き込んでいったそうだ。
「『フィフス・エレメント』のときはまだ19歳で、女優として初めての映画だったから、リュック(・ベッソン監督)を信じて、彼の指示に従うのが精一杯だった。でも、それから私もいろんな作品に出演し、ライティングやアングル、3Dなど映画作りの現場を理解するようになったの。だから、今ではカメラを通じてアリスの動きがどう映っているのか、アクションの細部まで意識的に演じることができるわ」
「バイオハザード」シリーズは、次の第6弾でいよいよ完結すると言われている。すでにアクション女優としての地位を確かなものにしたジョボビッチ。今、ハリウッドではアクション俳優が集結する「エクスペンダブルズ」の女性バージョンを製作する噂が持ち上がっており、ジョボビッチや本作の共演者ロドリゲスの出演を望む声がネット上に挙っているが……。
「実はミシェルと話し合っているところなの。私たちとほかの有名なアクション女優を集めて作りたいねって。楽しそうよね。でも『エクスペンダブルズ』はコンセプトムービーだし、80年代のマッチョ俳優たちが大勢で殺しまくるって映画でしょ? これを女性たちで描くなら、もっと知的な作品であるべきよ。ポールがちょうど私のために女性版『エクスペンダブルズ』のような企画を温めていて、それはすごく面白いストーリーなの。詳しくは話せない(笑)。でも、とってもクールなのよ!」
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