蒼井優、岩井俊二監督の変態ぶりは「無限大」と感服
2012年9月15日 21:52

[映画.com ニュース] 岩井俊二監督がカナダを舞台に撮影した最新長編劇映画「ヴァンパイア」が9月15日、東京・渋谷のシネマライズで公開初日を迎え、岩井監督と出演の蒼井優が舞台挨拶に立った。蒼井は人生初だというショートヘア姿で登場し、「私のデビュー作『リリイ・シュシュのすべて』もシネマライズから始まった。またこうして岩井監督と一緒に立ててとてもうれしい」と挨拶した。
岩井監督が自ら執筆した同名小説を原作に、全編英語で撮影された恋愛映画。病身の母親と暮らす高校教師サイモンは、あるウェブサイトに集まる“死にたい少女たち”の血を求め、彼女たちと人生最後の1日をともにしながらやがて純愛に目覚めていく。「トランス・アメリカ」のケビン・セガーズが主演を務め、蒼井は日本人留学生のミナ役を演じた。
岩井監督は、「花とアリス」以来約8年ぶりとなる蒼井とのタッグに「不思議な縁としか言いようがない。髪型以外はほぼ変化なしで、魂のど真ん中付近は変わらない。成長なしという意味ではなく、良い意味で」と称賛した。蒼井も、「お会いする度に変態度が増していくので、監督の変態度は無限。ほめ言葉のつもり」と改めて尊敬の念。すると岩井監督も、「僕の変態部分に食いついてくるので、(蒼井も)それ相当に変態なのでは」と返し、厚い信頼関係をうかがわせた。
異色のバンパイア映画を完成させた岩井監督は、「吸血鬼映画が好きで、プロになったらこのジャンルにトライしてみたいなとずっと思っていた。よくあるパターンでなく誰も見たことのないパターンでと、気付いたら10年かかっていた」と製作の経緯を語った。海外映画初出演となった蒼井は、「全編英語と聞いて、こりゃまいったなと思っていたけど、日本語英語で良いということだったので気が楽だった。ケビンさんもすごく優しい方で、気遣いの人だなと甘えていた」と振り返った。
近年はプロデュース業やドキュメンタリー映画「friends after 3.11 劇場版」を手がけるなど、多岐にわたり活動してきた岩井監督は、「去年は東日本大震災が起きて、僕は被災地出身なので何か被災地にできないかと考えていた。ようやくここまできたなという感じ」と心境を吐露。蒼井も、「早く長編映画を撮ってほしいなと思っていたので、久々に監督・岩井俊二さんを見られたことが泣けるくらいうれしい。まさか自分がその場にいられると想像していなかったので、運がいいなと思った」と感無量の面持ちだった。岩井監督は、「気がつけば8年のブランク。休んでいたわけでなく駆け抜けていた。お待たせしました。まだまだ企画がたまっていて、ペースアップしないとまずい」と次回作にも意欲的だった。
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