ダンスが老化予防に効果!? 介護施設でダンスリハビリイベント開催
2012年7月19日 14:30

[映画.com ニュース] 認知症の父親と、その娘がアルゼンチンタンゴを通じて家族の絆を再確認していく姿を描いた映画『「わたし」の人生(みち) 我が命のタンゴ』の公開を前に7月18日、都内の介護施設でダンスリハビリイベントが行われ、施設居住者30人以上が参加。和田秀樹監督と日本大学教授でタンゴセラピーを研究する八木ありさ氏が対談を行った。
父親が認知症に良いとされるタンゴを始めることで、介護問題でバラバラになった家族が絆を取り戻していく物語。タンゴの本場アルゼンチンの病院で最初に取り入れられた「タンゴセラピー」は、タンゴの複雑なステップを習得することで認知症やパーキンソン病の症状が改善するという結果が出ていることから、現在は多くの国で広まっている。
精神科医でもある和田監督は「認知症の患者さんの特徴として、機嫌が良い時に症状ができるわけではなく、調子があまり良くない時にトラブルを起こすなど、その症状が表に出るのです。ダンスや音楽を通じてみんなが笑顔で入れればいいなという思いから、ダンスセラピーを映画の中に用いました」と本作製作のきっかけを語る。
映画では橋爪功演じる頑固な父親が、ある施設で松原智恵子演じる施設の患者に誘われて、タンゴダンスのイベントに参加し心を開いていくという設定。和田監督は「ずっと一人で閉じこもっていた人が外に出ることで元気になることが実際にあります。劇中に出てくるタンゴは心を開くきっかけであり、それによってずっと一人でいるのではなく、誰かと触れ合ったり意識を外に向けることがいつまでも若々しくいられるんだと思います」とダンスがもたらす効果について説明した。
八木教授は「誰でもが歳を取りますし、年齢に逆らうことはできません。ならば、うまく歳を重ねることを受け入れてみる、付き合っていくというように考え方を変えることができればよいのではないでしょうか。アンチエイジングというよりかはウェルエイジングということですね。ダンスの種類もたくさんあるので、いろんなダンスを楽しんでもらいたいなと思います」とウェルエイジングの観点でダンスの楽しさをアピールした。
最初は恥ずかしそうに見学していた参加者たちだったが、最後には笑顔でステップを踏みながらダンスを楽しんでいた。「昔踊ったことを思い出した」「久しぶりに体を動かして楽しかった」などの声が上がり、今回のイベントを機に施設ではダンスレクリエーションが定例化される予定だという。
『「わたし」の人生(みち) 我が命のタンゴ』は8月11日公開。
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