ほっしゃん。初主演映画「幸運の壺」自分という“素材”を全力で生かす
2012年2月29日 10:00

[映画.com ニュース] どんな舞台でも常に自分らしさをにじませ、独特な感性で笑いを取るお笑い芸人、ほっしゃん。の、初主演映画「幸運の壺 Good Fortune」が公開中だ。昨年10月にNYで行われた第3回フライヤーズクラブ・コメディ映画祭に出品され、6月に開催されるマドリッドインターナショナルフィルムフェスティバルの外国語映画賞にもノミネートされるなど、国際的に注目を集めている。公開を迎えた今の思い、そして役者としての作品への向き合い方について、率直な心境を聞いた。
本作は、不幸の連鎖に巻き込まれていく男の、奇想天外な運命の物語。鬼嫁の麻美(麻生久美子)にDVを受けながら、売れない役者を続けている良作(ほっしゃん。)は、ある日マンションの管理人(戸田恵子)から“幸運の壺”をもらい受ける。すると状況は一変し、麻美の突然の死、身にふりかかる殺人疑惑など、さまざまな出来事が起こり出す。追い詰められた人間の様子をコミカルに描くドラマ。
初の主演についてほっしゃん。は、特別な気負いはまったくない、と断言する。「“主演”といっても、タイトル的なイメージがあって。“最初に名前が挙がっているだけ”という程度の感覚ですね。もしかしたら見る人によっては、主演が麻生さんや戸田さんかもしれない、とすら思います」と、演者でありながらもあくまで作品を客観視し、冷静な目を持っている。
そして映画の魅力についても、「こういう見方をしてほしいという思いはないんです。逆に『どうやった?』って見終えた人に聞きたい。ただ、僕の好きな部分を挙げるとしたら、終始流れている変な空気。緊張感でもなくアットホームさでもない。日常でもあり非日常でもあるという……何とも言えないもどかしい感じです(笑)。それを味わってもらえればいいんです」と、一貫して控え目な姿勢だ。
今回夫婦役を演じた麻生は、夫に暴力を振るう恐妻役だ。「麻生さんはすごくやりやすかったです。本当に怖いと思える奥さんを演じ切ってくださったので、リアクションも取りやすくて(笑)。スゴイと思ったのは、やっぱり休憩から本番へ入る際の切り替わりの早さ。オンとオフがはっきりしていて、好きなタイプの役者さんだなと思いました」。
ふだん、お笑いの現場が多いほっしゃん。だが、今回の現場について「基本的には気持ちは一緒。僕は素材として役目を果たすことに専念するのみですね。準備も細かくはせず、現場で感じたことを反映させながら作る方が性にあっていると感じています」と、製作陣を全面的に信頼して取り組んだと明かし、作品への自信をうかがわせた。
「幸運の壺 Good Fortune」は全国で公開中。
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