ドリームワークス・アニメーション、パラマウントとの配給契約を離脱
2011年8月3日 11:18

[映画.com ニュース] ドリームワークス・アニメーションが、パラマウントとの配給契約を延長しないことを決めたと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
ドリームワークス・アニメーションは、配給契約を結ぶパラマウントとともに「シュレック」シリーズや「カンフー・パンダ」シリーズなどのヒット作を製作。しかし、同社のジェフリー・カッツェンバーグCEOは、パラマウントに支払う配給手数料(興行収入の8%)が高いと公然と不平を述べており、現行契約が満了を迎える2012年以降は配給手数料の値下げを要求する構えでいた。
一方、パラマウントは今年7月に新たなアニメーション部門「パラマウント・アニメーション」を発足。第1弾は2014年公開予定で、自社でCGアニメ作品が供給できる見込みが立ったため、ドリームワークスと不利な条件で契約する必要がなくなった。両社の関係は冷め切っていたため契約延長はないと見られていたが、関係者によれば、ドリームワークス・アニメーションはパラマウントからの離脱を正式に決定したという。
しかし、ドリームワークス・アニメーションにとって選択肢は限られている。実写部門のドリームワークスは、ウォルト・ディズニーと配給契約を結んでいるが、ディズニーはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとピクサー・アニメーション・スタジオを抱えているため、ドリームワークス・アニメーションの入る余地はない。
メジャースタジオのなかでアニメスタジオを抱えていないのはワーナーのみであり、そのワーナーもドリームワークス・アニメーションとの契約に消極的だ。メジャーと組むことができなければ、自社で配給をするか、小規模の配給会社と手を組むしかない。今後、カッツェンバーグCEOがどのような決断を下すかに注目だ。
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