ベンダースが3D映画化、舞踊家ピナ・バウシュのドキュメンタリー公開
2011年7月27日 10:01

[映画.com ニュース] 2009年に逝去した天才舞踊家ピナ・バウシュさんの世界を、「ベルリン・天使の詩」のビム・ベンダース監督が3Dで撮影したドキュメンタリー「pina 3D(原題)」の日本公開が決定した。アート系作品では世界初の3D作品となり、ベルリン国際映画祭で絶賛されたのをはじめ、ヨーロッパ各国で大ヒットを記録している。
1940年ドイツ生まれのバウシュさんは、バレエ、コンテンポラリーダンサー、振付師として世界的な評価を得ており、73年にヴッパタール舞踊団芸術監督に就任。ドイツ表現主義舞踊の権威であるクルト・ヨースの影響を色濃く受け継ぎながら、演劇的手法を取り入れた独自の舞踊芸術で注目を浴びる。演劇とダンスの融合とも言われ、その作品は「タンツ・テアター」と呼ばれる。日本にもファンが多く、99年には坂本龍一のオペラ「LIFE」に出演。日本での最後の公演は08年3月だった。
ベンダース監督は、バウシュさんの踊りについて「私はバレエを見たことはありましたし、世界中でダンスの公演はできるだけみてきましたが、ひっくり返るような、椅子から投げ出され、床にたたきつけられるような体験は、それまで一度もありませんでした」と驚きを持って表現している。
長年バウシュさんと親交の深かったベンダース監督は、バウシュさんの生前からコラボレーションを企画し、ダンス映像と相性の良い最新のデジタル3D技術を映画で使おうと決意。映画は、死去したバウシュさんへのトリビュートとして製作され、舞踏を通しての人生の軌跡やヴッパタール舞踊団の作品を収録。奥行きのある背景から前衛的なダンスシーンが付き出るような手法を用い、映像の色彩を強調する描写を与えている。
「pina 3D(原題)」は2012年公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
配信を待つな!劇場で観ないと後悔する
【人間の脳をハッキング“レベルの違う”究極音響体感】戦場に放り込まれたと錯覚する没頭がすごすぎた
提供:ハピネットファントム・スタジオ
感情ぐっちゃぐちゃになる超オススメ作!
【イカれた映画を紹介するぜ】些細なことで人生詰んだ…どうにかなるほどの強刺激!
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
なんだこの“めちゃくちゃ面白そう”な映画は…!?
【妻を殺したのは…自分…?】あなたにも起こり得る驚愕×ド迫力タイムリミットスリラー!
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
エグすんぎ…人の心はないんか…?
【とにかく早く語り合いたい】とにかく早く観て! そして早く話そうよ…!
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント