鈴木杏 「軽蔑」で“新境地”に感極まり涙
2011年5月22日 20:51

[映画.com ニュース] 芥川賞作家の故中上健次さんが発表した、最後の長編小説を映画化した「軽蔑」の完成披露試写会が5月22日、東京・早稲田大学の大隈大講堂で行われ、主演の高良健吾と鈴木杏、メガホンをとった廣木隆一監督が舞台挨拶に立った。
ギャンブルで借金を重ねる名家のひとり息子・カズ(高良)が、周囲の反対や妨害を受けながらも、愛した歌舞伎町No.1のポールダンサー・真知子(鈴木)と命がけの逃避行を繰り広げる。舞台挨拶には中上さんの娘で作家の中上紀氏が駆けつけた。
高良は「世界は二人を、愛さなかった」という映画のキャッチコピーを引き合いに、「皆さんにはふたりを愛していただければ」とアピール。妖艶なポールダンスや大胆な濡れ場に挑戦した鈴木は、“新境地”ともいえる本作に「役者として、そして人間としてこの作品に出合えたことがとても大きい。私自身、真知子という女性にほれこんでしまったし、改めて愛すべき映画だと思います……。ごめんなさい」と感極まり思わず涙。「今日はありがとうございます」と言葉をふりしぼり、頭を下げた。

本格的な共演は今回が初めて。「撮影前に知り合いの俳優さんから『杏ちゃんは天才だから頑張れ』って言われた。実際共演すると、何でも受け止めてくれる人。まるで殴り合っているような感じだった」(高良)、「ガチンコでしっかり向き合い、目の前で本当に存在してくれた」(鈴木)と互いを称え合う一方、廣木監督の演出が厳しかったと口をそろえた。
その廣木監督は、「ふたりの演技が素晴らしいから、何度も見たくなってしまって」と釈明。鈴木から「撮影中、ずっと『お前はビッチなんだから』と言われ続けた」と暴露されると、「いや、杏ちゃんはめちゃくちゃいい子です」とフォローに躍起。一方、高良は「M」(2007)で廣木監督から“芝居の軸”を学んだといい「久しぶりの廣木組で、自分が成長したところを見せたいという欲が出てしまった。でも監督にはうそをつけない。欲ってウザイですね」と反省しきりだった。
「軽蔑」は6月4日から全国で公開。
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