チュ・ジンモが「韓国ならでは」の解釈で挑んだ「男たちの挽歌」
2011年2月18日 18:47

[映画.com ニュース]香港映画界を革新したバイオレンス・アクションの金字塔「男たちの挽歌」を、24年ぶりに韓国でリメイクした「男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW」(ソン・ヘソン監督)。オリジナルでは香港を代表するアクション俳優ティ・ロンが演じた、弟思いの犯罪組織幹部・ヒョク役のチュ・ジンモが来日し、インタビューに応じた。
脱北の際に弟チョルと生き別れになってしまったヒョクは、韓国の釜山を拠点とする武器密輸組織の幹部となり、弟との再会を切望していた。数年後、行方不明になっていたチョルと念願の再会を果たすが、チョルは自分と母親を見捨てた兄を憎悪していた。
本作は、オリジナルを踏襲したリメイクながら、南北朝鮮問題という韓国ならではの新要素も加わっている。チュは「オリジナルは中学生のころに見たけど、夢のような世界であこがれていた。撮影に入る前、ヘソン監督は『もし原作をそのままコピーしたような作品をつくるんだったら、韓国じゃなくてむしろハリウッドでつくったほうがより華やかな作品になる』と言っていた。僕も韓国でつくるのだったら、韓国ならではの作品にしなければいけないと思っていた。だから兄弟を通じて南北朝鮮の関係を描いているし、見ている人がより共感、理解できるように人間の感情の要素をできるだけ極大化している」と語る。
「ゴースト もういちど抱きしめたい」のソン・スンホンら韓国のトップ俳優が結集し、「それぞれが単独で映画の主役をはれるような俳優たちがこれだけ集まる機会なんてなかなかないんじゃないかな。僕は4人のなかでも兄貴分だし、お互い色々な意味で欲張りすぎず、誤解することなくうまく付きあっていかないとなって考えていたけど、僕らはすぐに打ち解けてお酒を飲む仲になった。心を開いて付き合えるようになったから、現場でも相手の芝居をよく理解できたよ」と友情を深めた。
一方で、これまで恋愛映画への出演が多かったチュは「相手役の女性がいなかったことは、かなり残念だったね(笑)。男ばかりの現場なので和気あいあいって感じではなかったけど、男同士はっきりと正直な意見を交わせたから、友愛を固めるという意味ではよかったけど」とジョークを飛ばした。
モデル出身ながら、これまで数々の作品に出演してきたチュは「僕は演技をきちんと学んだ経験がないし、テクニックを駆使して演技をするということができないタイプ。だから、まずはどんな作品であっても、演じる人物を自分のなかで合理化させていく。自分がその人物を理解できないと、それは表現につながらない。大前提として、僕自身が演じる人物を理解する必要があるんだ」と真しに語った。
「男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW」は、2月19日より公開。
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