入江悠監督、第50回日本映画監督協会新人賞受賞に「胸がいっぱい」
2010年4月7日 20:45

[映画.com ニュース] 「SR サイタマノラッパー」の入江悠監督が4月7日、第50回日本映画監督協会新人賞を受賞し、同協会理事長の崔洋一監督からトロフィーを受け取った。同賞は1960年度から始まったもので、第1回の受賞者は大島渚監督。年度ごとに選任される協会内の選考委員会が、年度内に公開・放映された作品の中から最もふさわしい“新人監督”を選出する。本年度の最終選考には、西川美和監督(「ディア・ドクター」)、松江哲明監督(「あんにょん由美香」)、吉田大八監督(「クヒオ大佐」)らが残った。
同作は埼玉県の田舎町を舞台に、ラッパーを目指すサエない若者たちの奮闘を描いた青春映画。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009でグランプリを受賞し、その後、小規模ながら劇場公開されると口コミで人気が広がり、ロングランヒットを記録した。6月26日には続編「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」が公開される予定だ。
入江監督は、「映画を志して10年。これが最後の映画になると思っていた。最初は3人でクランクインし、マイクも自分で持っていた」と述懐。予想を超えるヒットと今回の受賞に、「胸がいっぱい。今は大先輩の前に立ち、胃液がすごいですが(笑)」と万感の表情で、「鬱々(うつうつ)と映画ばかり見ていた10年前の自分に、『お前、大丈夫だぞ』って言ってやりたい」と心情を吐露。贈呈式に劇中のヒップホップユニット「SHO-GUNG」が乱入すると、誇らしげに喜びを分かち合っていた。
崔監督は、「青春映画を一度も撮ったことがない身としては、うらやましいと同時に手厳しい批評性で接してしまうが、この作品が新人賞を受賞したのは喜ばしいこと。自分の周りでも大変な評判になっている」と絶賛。第37回(1996年)に同賞を受賞した選考委員の犬童一心監督は、「新人賞という言葉にふさわしいのは、一生に一回しか撮れない作品。『サイタマノラッパー』にはそういう輝きがある」。今回2度目の選考委員を務めた大森一樹監督も、「いつとは言えないが、前回は『選ばなければ良かった』と後悔が残った。今回はこれで間違いない。ベストワンではなく、オンリーワンを見つける作業だった」と選考過程を振り返った。
「SR サイタマノラッパー」は4月10日より東京・新宿バルト9でリバイバル上映される。
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