今年のベネチア映画祭はキーラ・ナイトレイ主演映画で開幕
2007年6月21日 12:00

[映画.com ニュース] 8月29日から9月8日まで開催される第64回ベネチア国際映画祭のオープニング作品が映画祭事務局から6月18日に発表され、キーラ・ナイトレイ主演のイギリス映画「アトーンメント(Atonement)」に正式決定した。
本作は、英ワーキング・タイトルが「プライドと偏見」に続いて製作したジョー・ライト監督の文芸映画。英ブッカー賞最終候補作で全米批評家協会賞を受賞したイアン・マキューアンのベストセラー小説「贖罪」(新潮社刊)を、「愛の落日」のクリストファー・ハンプトンが脚色した作品で、12月7日全米公開される予定。
物語は1935年、13歳の少女ブライオン・タリスが恋愛劇の台本を書き上げ、夏のバカンスで帰省してくる兄とその友人たちを自作の劇で迎えようとするところから始まる。ところが彼女はセンセーショナルな事件に巻き込まれ、使用人の息子ロビー(ジェームズ・マカボイ)によって服を脱がされた姉のセシリア(K・ナイトレイ)が、全裸で庭の噴水に飛び込む姿を目撃してしまう。やがて起こる取り返しのつかない事件と新たな戦争が、無垢な少女ブライオンの運命まで狂わせるというもの。
海外サイトで予告編を見ると、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の男勝りなエリザベス・スワンとはまた違った、キーラのフェミニンな魅力に出会えそうだ。
なお、今年のベネチア映画祭出品作で正式に公表されたのは今のところ本作だけだが、米バラエティ紙は1カ月前にアメリカ映画の出品作として、この秋以降の話題作である「There Will Be Blood」(ポール・トーマス・アンダーソン監督)、「Beowulf」(ロバート・ゼメキス監督)、「I'm Not There」(トッド・ヘインズ監督)、「Lust, Caution」(アン・リー監督)と予想していた。全部出揃えばカンヌ以上の豪華ラインナップだが、その全容は7月26日に正式発表される。
今年のコンペ部門の審査員長は中国の監督チャン・イーモウに決定済み。また、同映画祭では“マカロニ・ウエスタン”回顧特集上映が予定されており、作曲家エンニオ・モリコーネらが来場する予定だ。
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