2度目のパルムドールを受賞した兄弟監督が来日
2005年11月8日 12:00

本年度カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した「ある子供」の監督、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が来日し、11月1日、セルリアンタワー東急ホテル(東京・渋谷)で記者会見を行った。
「ある子供」は、まともな職にも就かず、毎日盗みを働いてその日暮らしをしている青年が、恋人との間にできた子供を売ってしまったことで起こる事件と、それによってもたらされる彼の成長を描く人間ドラマ。99年の「ロゼッタ」でもパルムドールを受賞しているダルデンヌ兄弟の作品は、常に社会の片隅でもがく若者を描いているが、そのことについて2人は「若者は変わっていくことができるし、彼らには可能性がある。私たちは、社会がフタをして見ようとしない若者たちを信じているから」とコメント。また、今回は「父性とは何かを描いているが、同時に若い2人のカップルを描いたラブストーリーでもある。そこが今までとは違うんだ」と語った。映画に対する熱く真摯な想いを語る2人だったが、「いつも私たちの作品を公開し、受け入れてくれる日本の皆さんに感謝している。いつか日本に関係した作品も撮らなくてはならないかもしれませんね」とリップサービスも忘れなかった。12月10日より、恵比寿ガーデンシネマほかにて公開。
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