フランスの新鋭、ブリュノ・デュモン監督が来日
2001年1月30日 12:00

99年のカンヌ国際映画祭で、第2回監督作「ユマニテ」が審査員グランプリ、主演男優賞、主演女優賞という三冠を果たしたフランスの新鋭ブシュノ・デュモン監督の記者会見が、1月25日、東京・日仏学院にて行われた。
彼の監督作は常に赤裸々な性描写が物議を醸しているが、「性はミステリー。人は、罪の意識ゆえそれを直視することは出来ない。だが敢えてそこに踏み込むことで、いろんな足枷から自己を解放出来ると思う」。「ユマニテ」と同時期に公開される「ジーザスの日々」については、「20世紀末にこそ、キリストを人間として描きたかった。主人公の人生はキリストの人生を補うもの。『ジーザスの日々』というタイトルと物語の距離は、観客自身が埋めて欲しい」と奥の深いコメント。また、デュモン監督は、「フランスでは、アーティスティックな映画を撮ることが年々難しくなってきている。単なる娯楽や商品ではなく、映画は芸術であるべき」と、自らの信念を語ってくれた。
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