初恋芸人のレビュー・感想・評価
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なんだかなぁ~
初恋芸人
原嘉孝くん初主演の映画を見てきました。待望の初主演。演技が上手いと思っていましたが、本当にそこに佐藤賢治がいました。人間関係に不器用で自己肯定感の低い彼の、不器用すぎるけど、一生懸命に生きている姿は応援したくなる愛らしい人間性でした。ただ、あまりに不器用でもどかしくもありました。そんな彼がもがきながら、時に妄想で鬱憤をはらしながら、最後には自分の力で想いをネタとして意中の女性に伝えきれた場面で、小さな一歩で現実には何も変わらないけれど、きっとその一歩が彼には大きな自信として、これから生きてく中での大切な一歩になったと思います。大きな出来事が何も起きない映画でしたが、このラストに静かに涙が流れました。莫大な制作費をかけてる大手の映画もいいですが、因島の自然の描写、映像も美しく、水面がキラキラとしていて、心が癒される映画でした。
原作を読むと変わります
主演の原嘉孝さん、ご本人の影が全く見えない、完全な佐藤賢治でした。コミュ障で女性相手に緊張してしまう細かい仕草までお上手で、賢治の心情が理解しやすかったです。
市川理沙のキャラクターは、見る人によって違えどなかなか理解しにくいと思います。原作小説を読むと、理沙の心理描写が丁寧にされているので、まだ分かるかもしれません。
原作者の先生の演技も良かったです。怪獣芸人さすがでした。
"初恋芸人" が残したほろ苦い余韻
■ 作品情報
特撮番組の脚本家でありUMA研究家でもある中沢健の同名小説の実写映画化作品。監督・脚本: 夏目大一朗。主要キャスト: 原嘉孝 (佐藤賢治役)、沢口愛華 (市川理沙役)、温水洋一、川上麻衣子、佐藤アツヒロ、六角慎司。
■ ストーリー
彼女いない歴=年齢の売れないピン芸人・佐藤賢治は、怪獣ネタで舞台に立つものの、なかなか芽が出ない日々を送っていた。彼は嫌な出来事を怪獣に見立て、自らをヒーローとする妄想の世界に逃げ込むことで心の平静を保っていた。そんな彼の前に市川理沙という女性が現れ、理沙は賢治のネタを「おもしろい」と評価し、賢治は彼女に惹かれていく。しかし、恋愛経験がなく不器用な賢治は、なかなか理沙に自身の思いを伝えられず、二人の距離はしだいに離れていく。物語は、賢治が初恋を通して自身の殻を破り、成長していく過程を描く。
■ 感想
ノーマーク作品でしたが、初日のかなりの高評価レビューに釣られて鑑賞してきました。率直に言って、そこまで悪くはないが、そんなにすばらしいとも思えませんでした。よくよく調べたら、主演の男性がアイドルグループの方だと知って納得。高評価は、「作品評価」ではなく主演推しの「応援評価」だったと推察します。毎度のことなので慣れっこになりましたが、単なる映画ファンとしてはもどかしいものを感じます。
しかし、作品自体に魅力がなかったわけではありません。自信も人気もないお笑い芸人・佐藤が、理沙の言葉をきっかけにどんどん彼女に惹かれていく姿は、実に生々しく、誰もが自身の経験と重ね合わせて共感できる部分が多いと思います。彼女の些細な言動に一喜一憂し、不安を抱えながらも、それを直接問いただせないもどかしさや、もし不安が的中した時の恐怖に二の足を踏んでしまう気持ちは、本当に痛いほどよく理解できます。そうした心の機微が丁寧に描かれていた点は、とても印象的です。
物語の終盤、佐藤が渾身の想いを込めて即席コンビで漫才を披露するシーンは、彼の切ないまでの感情が伝わってきて胸が締め付けられるようです。ファンでなくとも、彼の演技には心を揺さぶられ、推せるものがあります。
一方で、ストーリーや演出にはいくつかの疑問点も感じます。まずは、しつこいくらいの怪獣推し。これが主人公の心情理解やテーマ理解に効果的に寄与していたとは思えません。また、佐藤の突然の帰省もただの地方宣伝にしか見えません。それ自体は悪くないですが、もっとストーリーや心情の深掘りに絡めてほしいです。
そして、最大の違和感は理沙!おまえだよ!思わせぶりな言動からのあの仕打ち!あなたの本心がわからない!ラストの漫才に込めた佐藤の心情や推測も、彼の一方的な思いでしかありません。涙を見せる理沙の姿から本心が覗けるようにも思いますが、それはそれで行動との整合性がとれないように思います。そんな目で見ると、一見華やかで幸せそうな披露宴シーンではありますが、果たして誰が幸せになったのだろうかと疑問に思います。そんなほろ苦さの残る幕切れでした。
演技だけはよかったです
テレビのドラマで原嘉孝さんを見て、すごく演技の上手な俳優さんだと思ったので興味があって観ました。
客層はほぼ全て女性、年齢層かなり高めでした。
結論から言うと、原さんの演技は期待通り大変素晴らしかったですが、見どころはそれだけです。
どこを褒めたらいいかわからないくらい脚本と演出が私には合いませんでした。
星2.5でも多いように感じますが、原さんの演技力のみでこの評価とさせていただきます。
賢治さんは本当に冴えなくて、目線や表情だけで何を考えているかわかりますし、佇まいや動作でこれまでの人生や生活習慣も察することができるほどで、これから楽しみな俳優さんだなと思いました。
以下不満だった点です。
【怪獣のシーン要りますか?】
賢治さんが心に怪獣を飼っているのは演技で十分伝わります。あのシーンがあることによって集中力が削がれますし、特に面白くもないです。
【原作者出過ぎ】
これは本当に興醒めです。ワンシーンくらいなら微笑ましく思いますが、出過ぎです。映画の規模的にその辺の匙加減がゆるいのは仕方ないにしても、プロの俳優さんの演技を観に来ているので普通に役者さんを使ってほしかったです。
【市川さんの解像度が低い】
映画ですから大人の都合とは思いますが、市川さんの容姿が良くて服装も綺麗なことにより、彼女のいじめられた理由や自己肯定感が低い理由を想像したときに「かわいすぎて嫉妬でいじめられたのでは?」「キラキラした世界に疲れて変な芸人にハマったのでは?」などと考えてしまいます。
元から男性に不慣れなのか、色々あった末にああなったのか、それによってストーリーの受け止め方が全然変わるのでもう少し解像度を上げてほしかったです。
オタサーの姫のような想像の余地のない雰囲気の演出ではダメだったのでしょうか。
【なんの涙??】
市川さんが結婚式で泣いてるのが本当に意味がわかりません。なんで泣いているんですか?
市川さんもツチノコさんも、賢治さんの気持ちを知っていましたよね?
あの小さなコミュニティでサークルクラッシャーな市川さんがツチノコさんを選んだ時点で賢治さんと男女の友情は成立しないので「変な感じになりたくない」なんて言っていないでちゃんと縁を切るのが誠意でした。
それができないところにドラマ性があるのかもしれませんが、あの態度は自分のことを好きな男をキープしたかっただけに見えますし、ツチノコさんも賢治さんを都合のいい舎弟にしていました。結婚式にまで呼ぶなんて、結局ふたりで賢治さんのことを軽んじてバカにしていたという風に見えるのに、なぜ市川さんが泣く??泣きたいのは賢治さんです。
そこで、繰り返しになりますが、市川さんのキャラ解像度の低さが理解を遠ざけるのです。
市川さんのあらゆる言動が最低なので、「賢治さん残念だったね、でも市川さんと出会えてよかったね」などと思えず「まだこの子に関わるの...?」という冷ややかな気持ちになるのです。
賢治さんが恋をしてどのように成長するのかを軸に鑑賞したかったのに出てくる人たちがみんな最初から最後まで多種多様ないじめをするので、集中できず、モヤモヤしたまま終わりました。
最悪の初恋すぎて私なら一層恋愛が嫌になってしまうのにな、と思いました。
?
良かった
不器用な人たちがリアル
原作未読、映画の予告のみで観にいきました。
小学校時代に女の子に泣かれるくらい嫌われていた主人公の佐藤賢治は、人と関わるのが苦手な芸人。ネタもおもしろくない。年齢=彼女いない歴。
そんな賢治に「おもしろかった」と声をかけてくれた理沙。
賢治が気の利いた言葉を言えない感じや、「そこはそうじゃないよ」って言いたくなってしまうところが満載なので、もどかしくなるけど、実際こういう人っているよなぁ…と思いながらみていました。
女の子に対してはトラウマもあるんだろうし、自己肯定感も低くて自信がないからすぐに言葉にできなかったり行動できなかったり。
そういう人間らしさがありました。
理沙は最初、誰彼構わずアプローチするイヤな女なのか?と思ってたけど、多分そうじゃない。賢治よりさらに闇が深い。
幼少期の愛着形成がうまくいっていないことと、醜形恐怖症もあると予想。
だから、人に対しての距離の詰め方もまわりからしたら受け入れ難いし、ほしい言葉を理沙なりに必死に頑張って勇気を出したタイミングでくれなかった賢治じゃなく、与えてくれたツチノコさんの方にいってしまったのかなと思った。
賢治には少ないながらも賢治を気にかけてくれる友人もいるし、相談できる人もいる。両親にも愛されて育っている。
だから、理沙ほど闇の深さはないのかも。
そんなことを思った映画でした。
個人的には、主演の原嘉孝さんがあまりにも佐藤賢治で驚いてしまいました。
声もいつもの低音の良い声の原さんとは違っていてちょっと高い。
ちょっと猫背だし、歩き方走り方もダサい。
表情も、自信のない佐藤賢治そのもので…
妙にリアルで、そんな賢治が最後、葛藤しながら言葉を紡ぐ様に、人はこうやってもがきながら迷いながら小さな一歩を積み重ねていくことでゆっくり成長していくものなのかもしれないと思わされる作品でした。
オタクのクイズオーディションのシーン、めちゃくちゃ面白かったです!
怪獣オタクのガラバンの方が原作者の中沢さんだと知ってかなり驚きました。
怪獣漫談より漫才だった
【”優しい怪獣。そして、優しくないレビュー。”今作は、中々な作品構成による中々な演技に驚くナカナカな作品であり、途中出演した温水洋一さん川上麻衣子さんがムッチャ頼もしく思えた作品である。】
■粗筋 フライヤー読んで頂戴!(ムッチャ投げやり)
◆感想
□映:どーしたんですか!ムッチャ”高”評価じゃないですか!
□N:まーね・・。
□映:なんか機嫌悪そうですね。
□N:いや、この作品を観るって決めたのは、私だからね。チョイ、反省しているんだ。
□映:何で反省するんですか?
□N:いやあ、主演の方もヒロインの方も頑張っていたんだけどね。ちょっとなあ、イロイロとなあ・・。これからは、自分の直感で観るんじゃなくて、事前に作品について少し調べようかなあ、と思った訳よ。
□映:ふーん。
□N:途中でさあ、”この映画は尾道、因島の方々が頑張って資金を作ったんだろうなあ。”とかさ、”監督は演技指導をしなかったのかなあ”とか、イロイロと考えてしまった訳よ。
<と言う訳で、今作を鑑賞する方は寛容な気持ちで観た方が良いと思います。苛めは駄目とか、相手の気持ちを考えようとか、イロイロと考えれる作品・・かなあ・・。
あとは、公開日前の高評価レビューには気を付けようってところかな。季節外れのサクラが満開です・・。>
シンプルな作りだけど演技で説得力
この映画のヒロインには共感出来ません。主人公にももどかしくなることがあります。でも何か心が温まって自然の涙が溢れてくるそんな映画でした。
主人公はずっと恋愛をしたことがないピュアな青年が初めて恋心をいだくもなかなか一歩が踏み出せず終わってしまう。でも最後に漫才の力を借りて少し踏み出して今までの思いを伝えるシーンで自然と涙がこぼれ落ちてきました。大きな事柄が起きるわけでなく日常の一部を切り取った作品でこれだけ心が揺さぶられたのは、脚本と演技に説得力があるからかなと思いました。
主人公を演じた原嘉孝さんはいつものキャラクターは完全に封印し、表情も所作もどこか自信がなさげな感じで、切ない背中を見ているだけで心が締め付けられるような感情になりました。
壮大な映画か多い中至ってシンプルな作り何なら特撮シーンはちょっと雑さすらありますが、こんな映画があってもいいのかなと思いました。
この冬心温まる映画を観たいなという方にお勧めです。
恋愛映画じゃ、ない
普段、恋愛映画は好んで観ません。
なのでこの映画が自分に響くか、恐る恐る鑑賞したのですが……とっても良かったです。
痛々しい人間たちの、生々しさのある映画。
恋によってむきだしにされる人の弱さとか、ずるさ、人間味。
ドラマチックなことは何も起こらないけど、ひとつひとつの会話とか行動が、それぞれの登場人物の過去とか性格とかの奥行きを感じさせて、後からじわじわ効いてくる。
何者でもないすべての人に心当たりのある、物語だと思いました。
もどかしさや痛々しさを感じる一時間半だけど、ラストの柔らかい優しさが、気持ちのいい後味です。
主演の原嘉孝さん、アイドルの顔と違い、きらきらを封印した地下芸人佐藤賢治が本当に生きていて、役者ってすごいなーと思ってしまいました。全然原嘉孝を感じなかったです。
ご両親と因島のシーンが良かったな。あの素晴らしい自然の中で、優しい両親のもとで育ったから、いじめられても佐藤賢治はあの感じ、なんか人をちゃんと好きな人というか人を信じられる人、信じたい人なんだなーと思いました。
お互い似たような過去があってもりさちゃんは、家庭環境ゆえにそのあたりが賢治とは違うんだなと納得するキャラクター設計だなと。
佐藤賢治、生きてたし、生きてきたし、これからも生きていく感じがした。人生が見えた。
優しい映画ですね。
原作を読んでもう一回観たいです。
喉の演技に魅了されます
繊細で不器用な人を照らす
俳優 原嘉孝の繊細な演技、夏目監督が切り出す素晴らしいカメラワークやすこし霞んだトーンが人間の不器用さと温かさを伝えてました。
胸に残ったシーンだらけでしたが、原作者 中沢健さんのラストの演技に泣きました。この作品に託した想い、ご自身の経験、作品への愛が溢れてて胸がきゅうとなりました。
あと、居酒屋で4人での時間は賢治の辛さ、目の憂いや涙が滲みてくる感じ、吐き戻したくなる現実にこちらまで吐きそうになりました。誰にでも一度はあるであろう人間関係の絶望や失望、自分がみじめになる瞬間の辛さを繊細に丁寧にリアルに演じる原嘉孝という名俳優の演技に痺れました。
市川さんが賢治と同じく本当に自分に自信がない人と分かるまでもどかしかったのですが、似た者同士のすれ違いすら愛おしく感じて、すごく見終わってすっきりするとともにまたすぐ観たい!!となりました。
周りを固めるキャストの皆さんの演技やキャラクター像も素晴らしかったです。特に母親役の川上さんが愛らしくて。
この作品、とにかく愛に溢れてます。
不器用な人間関係描写と演技の巧みさ
原作未読で劇場に行きました。前情報は映画の予告のみです。
予告で賢治が理沙に
嘘をついてたじゃないですか
というシーンがあったので、登場からずっと、何か嘘をついて目的があって騙そうとしてる悪女なのかな?と思いながら見ていました。
でも見ている内に、この子は、人を騙そうとしてる訳では無いし、最初から最後まで本気なのかなと感じた。
賢治が求めていたのは恋だったのだろうけど
理沙が求めていたのは終始、人との絆や愛情のように感じた。
でも2人が似た者同士という点もあって
それは、2人とも極度のコミュニケーション障害という点。
賢治は距離を縮めることへ恐れを感じる分かりやすいたタイプのコミュ障だけど
理沙は距離の詰め方がおかしいタイプのコミュ障。自分の世界の中で生きてるために、急に距離を詰めてきたり、少し親しいと感じたら謎にグイグイ来たりする感じの。
人との距離の取り方が、賢治も理沙も、2人とも世間とズレている。
賢治にとっては、突然現れた自分を肯定してくれる可愛い女の子で天使だったかもしれない。
理沙にとっては、分かり合える人がいない寂しい世界で、自分と似てるものを感じて分かり合える人間だったのかもしれない。
因島まで来て、1番大切な人って明言したのも本気で言ってたように感じた。
ただし、ラストに賢治が言ってたように、理沙は賢治の恋心に気付いた上で、傍に居て欲しくて仕掛けてるズルい部分もあったとも思う。
ズルいとは思うけど、それだけ心が削れてて必死な人だったのかもしれない。話の節々で身体醜形障害を感じた。理沙は賢治の心を埋めてあげたいというより、自分の心を埋めてくれる人を探していた。そして、SOS発信を何度かしていた。
そのSOSに対応できたのが賢治ではなくて
ツチノコさんだった。理沙は賢治に対して恋心があったのか、なかったのか、いまいち分からなかったけれど、
仄かにあったかもしれない賢治への恋心より、削れている心を満たしてくれる包み込むような愛情が必要だったのなら、ツチノコさんと結婚するのが正解なんだろうと思う。
愛し合うには賢治も理沙も未熟なように感じた。
あとは原作を読んで補完していきたいと思う。
理沙が、自分が病んでた時に笑顔をくれた動画の賢治にメールを送ったのは分かるが
ツチノコさんにメールを送った経緯が知りたい。
併せて理沙の家族関係が上手くいってなかったという生い立ち故の父性愛の渇望も、ツチノコさんと一緒になるべくしてなったのかと思った。
(自分の友人も20前後に同じ理由で年の差婚をした人が複数いるので、しっくり来た)
賢治と理沙が結ばれる世界線があるとしたら、どちらかが成長してメンタルが安定した状態でないと成立しない気がする。
でもそうなると、きっと2人は出会ってなかったから、これが2人の唯一の物語なんだろうなと思う。
では出会った意味とは?
ラストに賢治は自分の好きな物語世界の話以外の、
自分自身の体験や感情を外に向けて発信していた。漫才という形で仲間の力を借りて。心を大きく動かしたのは初恋だ。それをキッカケとして同じ怪獣オタクから自分の見つめ直しもあった。
その成長の尊さが素晴らしいと感じた。
実らない恋にも、仕事の挫折や失敗にも全て意味がある。報われないことでも前に進む原動力となる。
良い締めくくりと思った。
不器用ながらに生きる全ての人達へのエールを感じます。
・ここからは、主演原嘉孝さんの演技についてです。
当て役ではない。原嘉孝ではない、佐藤賢治が生きていた。声の高さについて事前インタビューでも言ってたけど、まさに声以外の全ても原嘉孝ではない人物だった。パンフに自分の陽を消すと話されてたけど、本当に消えていた。
仕草や動きも細かく役が作り込まれていて、例えば目線の合わなさ、まばたきの多さ、印象的だった。喉の動きまでも。
まばたきに関しては、理沙と初めて会った時、仲が深まってから、毎回違う。あと理沙や芸人仲間、そして両親と会話する時、それぞれ違っていて凄いなぁと思った。両親の前でいる時はオドオドしてはないけど、大人しい素直な男の子で、佐藤賢治のまた別の姿で。
千の仮面を感じる男。
俳優としての原嘉孝を見せつけられました。
今年は、映画 真相をお話します。天文館探偵物語。
ドラマ イグナイト
舞台 ドラマプランニング。Take Me Out
主役、端役問わずに、全ての役どころを演じ分けられていて感動しました。
どれも原嘉孝さんではなく、別の人間になっている。もはや別の人間が生きててそこに存在している。
イタコのように憑依させてるようにしか見えないです。
知らない人に毎回出会えて息を飲みます。
インタビューで緻密に下準備や計算された上で役作りに取り組まれてるお話をされてたので、とんでもない努力の上で成り立ってるのかと思うと、また感慨深いです。
今後も素晴らし演技を楽しみにしております。
タイトルなし(ネタバレ)
気になったところ
賢治と理沙がデートしたりを知っているのに
ツチノコさんとも同時進行の末に結婚。
その事に須藤も女性芸人も見て見ぬふりをして結婚式に出席、、もう少し賢治を気遣うシーンがあっても良いのでは
同じ恐竜マニアで、いじめられたりの過去がある男性が登場するが、彼の方がポジティブさやユーモアがあって皆に受け入れられていく。彼の存在で今の自分じゃダメだと気づいての咄嗟の漫才?
低予算なのだろうけどカフェや居酒屋のシーンがもう少し絵になるところはなかったのかな。
とても閉鎖的
賢治の部屋もキッチンなどは一切映らないので
実家の自分の部屋みたいにみえた
原さんの演技は素晴らしかった(特に長回し!)
脇を固める梅木さんもとても上手でした
沢口さんは可愛すぎるだろ!と思ったけど。
もうちょっとメンタル病んでる感あってもよかったかなぁ
原作履修が必要なのかも
原作未読、過去の映像化作品も未視聴です。
声をかけてきたファンとプライベートで出かける、その女性が結局は先輩芸人と結婚する、芸人仲間からプライベートなプロフィール(彼女なし、経験なし)を執拗・悪質にいじられる等々、芸人さんの世界や芸能界ではよくある話なのかもしれませんが、フィクションで一作品として見たときには受け入れがたいと感じたし、終始嫌悪感が強かったです。
ストーリー展開にも疑問が多く、特にヒロイン女性の言動がなにもかも意味不明だった。ラストに主人公側からの解釈が漫才として披露されて彼女が涙することでほぼ正解だったと暗に示される展開自体は悪くなかったですが、物語の流れとしてあまりにも唐突すぎた。もう少し伏線を張ってほしかった。
細部の作りがとにかく雑に感じられ、話がブツブツ途切れ、場面転換がまったく生かされずに、最後の披露宴のシーンだけ突然説明的になりうまくまとめた感を出されて「ハイ!感動したでしょ!!」と押し付けがましく感じた。原作には掘り下げたエピソードや納得できるストーリーがあるのかもしれないので脚本が悪いのかな?と思いました。
特に必然性もない主人公の実家帰省は何だったんだと思っていたら、エンドロールで流れる大量の地方企業やスポンサーの数々で納得。最近こういうの多いですね。実家帰省のシーンをねじ込むのなら、小学生時代の同級生とのシーンを作るとか、ストーリーに絡めて欲しかったです。あまりにも無理やりすぎた。うまくやればキャストのファンの聖地巡礼につながったりしそうなのに勿体ない(そう唆されて出費した方がいないことを祈ります…)
怪獣にこだわっている描写も結局のところよくわからなかった。単に怪獣に携わる仕事ではなく芸人としての道をあえて選んでいるところはもっと丁寧に描いてほしかった。繊細で人付き合いも上手くない主人公が明らかに向いていない職業を選んでいるのは大きなフックになるはずなのに…。原作にはもっと掘り下げがあるのかな?
行間を読むといえば聞こえがいいですが、単なる描写不足説明不足論理不足を視聴者に丸投げしないでほしい。原作既読勢からの評価は高いようなので、未読のまま観に行った私の落ち度のようです。
全60件中、21~40件目を表示






