ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)のレビュー・感想・評価
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残念ながら謎のまま残ってしまった超有名な監督像
シリル・ルティ監督による2022年製作(105分/PG12)のドキュメンタリー映画(フランス)。原題または英題:Godard seul le cinema、配給:ミモザフィルムズ、劇場公開日:2023年9月22日
ゴダールの映画を見に行く予定であったので、本ドキュメンタリーを視聴。
超有名な監督で、アメリカニューシネマや松竹ヌーベルヴァーグ等、米国でも日本でもその影響がとても大であったことは知識として知ってはいる。しかし、実際の監督作はほとんど見ておらず、マーシャル・メリル等の登場人物も知らないまま見たこともあってか、結局ゴダールの人物像はあまり良く分からなかった。
ただ、2回の結婚した後、3回目の結婚はずっと続いたこと。毛沢東思想に傾倒し革命的運動の一環として商業映画からずっと遠ざかっていたが、1979年に復活したことを知り、多くのフランス人にとってとても大きな存在であったことを実感させられた。
尚、最初の妻アンナ・カリーナ(女は女であるの彼女には魅せられてしまった)は少しだけ登場して、彼が好きよとか述べていたが、2019年亡くなっており、新婚当時の映像の借用らしい。
イヤホンを装着してゴダールが口にする台詞を聞こえるままに反復したというマーシャル・メリルの証言は、即興の様に見せながら実は違ったということで、興味深く聞こえた。
とは言え、彼の作った映画のどこがどう凄かったか、そういった解説を期待したのだが、それは殆どなかったのは自分的にはかなり残念だった。
監督
シリル・ルティ、製作カティ・パルンボ ビクトル・ロベール、脚本シリル・ルティ、撮影ジェルトリュード・バイヨ、編集フィリップ・バイヨン シリル・ルティ、音楽トマ・ダペ
ナレーションギョーム・グイ。
マーシャ・メリル、ティエリー・ジュス、アラン・ベルガラ、マリナ・ブラディ、ロマン・グーピル、デビッド・ファルー、ジュリー・デルピー、ダニエル・コーン=バンディ、ジェラール・マルタン、ナタリー・バイ、ハンナ・シグラ、ドミニク・パイーニ、ジャン=リュック・ゴダール。
ゴダールの映像的実験がどのようなものだったのか、概要の理解に適した一作
世界で最も著名な映画作家の一人であるジャン=リュック・ゴダールの、映画作家としての人生をたどったドキュメンタリー。
ゴダールは2022年に亡くなりましたが、本作が描くゴダール像は、それ以前の、特に60年代の活動に焦点を当てています。作中である人物が語る、ゴダールの作品を観ることは1960年代の世界を見ることでもある、という証言が的を得たものであることは、数々の映像、証言からも明らかです。
ゴダールは今ではフランス映画を代表する映画作家、巨匠という評価が確立していますが、元々は既存のフランス映画に対する強い批判意識が創作の出発点となっていたことなど、確かに既存の評伝が語ってきたゴダール像をなぞる要素も多いのですが、それでも当時の映像とゴダール自身の発言は全く重みが違います。
「ゴダールとは何者だったのか?彼の作品はどのような意味があったのか?」という作品に通底する問いと、映像の編集がきちんと連動している上、いくつかの章に分かれているので、ドキュメンタリー映画にありがちな、作品の方向性が見えなくなって迷子になるという心配はしなくて済みました。
社会への反逆を謳いつつゴダール自身は富裕層出身であること、映画を通じた「革命」という主張は現実から遊離していたのでは、といった当時から起きていた批判についてもきちんと入れ込んでいる点も興味深いものでした。
とはいえ、彼が間違いなく稀代の映像作家であったことは本作を見るだけでも十分に理解でき、それだけに逝去が改めて惜しく感じます。
偶像化されたジャン=リュック
不可視となったゴダールへの架橋
・・・
難しい人だわー。
彼の作品の中のセリフが流れていたけど、やはり ???だけど、
なんか、かっこいいみたいな感じかなー。
若い時に観た作品もあるはずなんだけど、結構覚えていない 笑
馴染みのない言葉は、メモっとかないと忘れちゃう。
ゴダールに関しては、身近にいたら、すごく仲良くなるか、
全く近づかないかどっちかかなー。
身近になったら、きっと、
「あなたが思っているような気難しい人ではなく、わたしにはおちゃめでかわいいのよ。」
とか自分だけには、みたいなのを匂わせたコメント言うんだろうなー。
と穿った考えがよぎるような、女優たちのコメントが多かった。
でも、とりあえず映画に対する執着的な思い入れ、すごいな...。
よーわからんけど 笑
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