アキラとあきらのレビュー・感想・評価
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主演の2人
池井戸潤の原作らしい金融ドラマだが、竹内涼真と横浜流星のさわやかさが上手いことブレンドされてとても青春ドラマのような味わいも見せてくれる作品。青春映画っぽさは、監督が三木孝浩だからというのもあるだろう。同じ「あきら」という名前を持つ同期のライバルである2人。1人は歴史ある大企業の御曹司でありながら、金で揉める血縁関係に嫌気がさして銀行に、もう一人は小さな工場の息子で貧しい生活をおくってきた。対照的な2人が、反目しあいながら銀行員にとって大切なことは何かを見つけていく。
主役の2人がとにかくいい。ストレートな正義感を持つ竹内涼真は、はまり役。こういうまともで影のないキャラクターを嫌味にならず演じられる彼のセンスは貴重だ。人情を否定する横浜流星の影ある芝居もすごく良かった。笑みの浮かべ方に歪みがあるのがいい。理想と現実の狭間で葛藤するお仕事ドラマとしても共感を呼べる作りになっているので、仕事に悩む社会人にもきっと良いヒントを与えてくれる作品だろう。
汗臭さを微塵も感じさせない、竹内涼真&横浜流星が体現する池井戸作品
池井戸潤氏の作品となると、どうしたってTBSの日曜劇場を想起してしまいがちです。
ですが、今作は青春映画や恋愛映画の名手・三木孝浩監督が手がけており、テレビドラマの路線とは一線を画しています。
大手銀行に入行した「アキラ」と「あきら」を演じた竹内涼真と横浜流星の等身大の魅力が
詰まった作品でありながら、汗臭さを微塵も感じさせない青春物語としても成立しています。
それぞれの矜持を貫きながら、ひとりの社会人として成長していく姿は清々しいのと同時に、
筆者世代からしてみると上司役の江口洋介の発言にもうなずけたりします。
強いて言うならば、新卒入社して着実に出世していく2人の成長物語を描いていながら、
まるで1ミリも女性の影がちらつかないことへの違和感がないといったら嘘になるかもしれませんね。
「経済系の映画」として見るか、「人間模様の映画」として見るかで感想が分かれそうな作品。
まず、本作は128分でまとめるのは困難な時間軸と経済事案だと感じました。
特に経済の話となると予備知識などが必要となり、ただでさえ通常の作品と比べると長めになってしまう面があります。
それもあってか本作では、それほど1つ1つの事象に入り込まずにエピソードをつなげていくという作りになっていました。
経済系の映画として見ると、最初の方の「日本有数のメガバンクに同期入社」における入社式のプレゼン対決の段階で、「この程度のネタで超一流メガバンクで語り継がれる伝説になれるの?」という違和感をもってしまうかもしれません。
ただ、このプレゼンの難易度を「伝説級」に上げてしまうと、一般の人が理解できなくなるという問題が生じてしまう厄介な面があります。
そのための落としどころの1つが本作なのでしょうが、最初に2人の存在を際立たせる演出としてはアリだと思います。ただ、その後も、上白石萌歌が演じる後輩が「あの伝説の…」という感じで引っ張るところは、やり過ぎな感がありました。
その他も、名言集のようなセリフにしたいという意欲は感じますが、そのぶん論理が飛んでいる強引なセリフが出るところは尺問題の絡みなのでしょうか。
また、エピソードをつなげていくような作りなので、登場人物に感情移入がしにくい面もあるかと思います。
横浜流星が竹内涼真に「お前は育ちが良いな」と、取ってつけたように言いますが、これが本作の最大の特徴なのかもしれません。「恋愛映画」のラストのような描き方をどう感じるのかによって本作の評価が分かれると思います。
ただ、竹内涼真、横浜流星、高橋海人、上白石萌歌らキャスト陣の演技は良く、経済系の話が苦手だという人に対し、少しでも経済のことを身近に感じてもらうのが本作の価値だとも考えるため、経済の話を分かりやすくするには、ある程度、本作のように「雰囲気で進める」のも正解の1つなのかもしれません。
WOWOW鑑賞
基本アクションとサスペンス、SF以外は観ないのだが、池井戸潤作品は好きなので観てみました。
そしてやはり大当たり!
この人が書く何か強大な障壁に立たされた時に発動する人間の「志」。それを成就する為に奔走する姿勢や情熱、不屈の精神力。そういう人間の無限の可能性が見れるから好きです◎
本作では2人のあきらにクロスオーバーする宿命に2人がどう闘っていくかを(羽根田が言うとおり)スリリングに魅せてくれます
アキラが辞職をかけて不動に稟議書を説くシーンは見応えある。
夢や希望では無い、ここには確かな可能性という確実性が生まれたのだ。
そしてこの時のアキラの顔はバンカーとして1番カッコよかったです!ハイライト◎
あきらの再起をかけた土下座も良かったが、それまで敵意をむき出しに悪態をついていたユースケが感化され泣くとこも人間らしさを垣間見れて良かった◎
人間ドラマだけど、数多のアクション映画よりもスリリングでした◎
ふつうにおもしろい
最初、キャスティングが逆では?と思ったけど、ラストまで観て納得。
横浜流星が竹内涼真に「りょうまが…」と言う場面があって(高橋海人のこと)、よく笑わずに言えるなとかノイズがよぎったけど致し方ない。
この前にみた「流浪の月」の500倍(体感)おもしろかった。
あっちは文芸、こっちはエンタメ、そのうえ鉄板の池井戸潤案件。でも半沢的な顔ずもうもなく、きわめてオーソドックスな演出で観やすい。トータル2時間ちょいっていうのがまずえらい!
こういう若者メインだが色恋の挟まらないお仕事ものって意外にレアでは?
途中、横浜流星が鋭い目つきでホワイトボードに書き込んでる時、一瞬「ザ・コンサルタント」がチラついたけどむろん暴力に訴えるようなこともなく真面目な銀行員ものだった。
クールな江口洋介かっこいいな!
しかし銀行員はみなシュッとしててビシッとスーツを着こなしているなど一様に美化されてるのに対して、外の会社の人たちはつかれたおじさんとか、いかにもな曲者ふうとか、ザ現実!っていう落差がなんとも。。
なお会社の壁に貼ってあるポスターは制服を着た女子なのに、画面を占めるのはダークスーツの男性ばかりっていう皮肉ね。あるいみリアルだ。
ユースケ、最初は直球すぎるキャスティングだなーとか思ったけど、最終的にはおいしいところをみんな持っていった。ズルい。
竹内涼真の繊細な熱血芝居、横浜流星の緊迫感に安定の高橋海人、とイケメンたちもそれぞれいいのだが、なにげに一番若いはずの上白石萌歌(当時22くらい?)の安定感、ソツのなさがとにかくヤバい……モカ、恐ろしい子。
ラストシーン、これが男女コンビならチューとかするとこだろなと思いました。すればいいのに。
確実性、以上!
元銀行員・池井戸潤さんの真骨頂といえる銀行を舞台にした壮大なドラマで胸が熱くなりました。主演の二人が最高でしたね。山崎瑛役・竹内涼真の出演作はたぶん初めて観ましたが、彼によって瑛の魅力は何倍も高くなったように感じました。階堂彬役の横浜流星はもはやファン目線で観てましたが、どのシーンでも安定の巧さを感じました。零細工場の子・瑛(アキラ)と一流企業の御曹司・彬(あきら)という設定が国宝(25)に少し被りましたが、今作の二人の関係性の方が自分の好みにしっくりきました。脇役も素晴らしかったですね。憎々しい叔父たち(ユースケ・サンタマリア、児嶋 一哉)、超堅物の上司(江口洋介)、ちょい役ですが塚地武、山寺宏一も存在感がありました。江口洋介は、「線は、僕を描く」(22)でもとても魅力的に画人を演じていましたが、今作でも迫力ありましたね。「確実性、以上!」が印象に残りました(笑)。これまで三木孝浩監督作品では「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(16)が断トツでお気に入りでしたが、今作は次に好きになりました。
拾う男と救う男
地面に手を伸ばす男は上に立つ者の器。落ちた物と落ちた者を拾える男は土下座も出来る。
人を救おうとする男は本物の英雄の器。ヒーローに出会い宿命を感じれば奇跡も起こせる。
協力しあえば不可能を可能にすることも出来る。
竹内涼真さんと横浜流星さん、そして江口洋介さん、最終的に、とても格好良かったです。上白石萌歌さんもステキでした。
後半から盛り上がります。
観賞後、嬉しさと達成感で心が満たされました。
2回目見たら更に良い
よかった。
初回見た時はここまで素直に受け入れられなかった。
一つの家族を助けて左遷されたことにはじまり、最後まで主人公が一貫して意志を貫いたことに感動を覚える。
なぜそこまで?
必死に誰かのために考え悩み、諦めずにやり抜いたこと、シンプルに感動した。
海堂家の話、兄弟、親族、お金、考えさせられるし、あるあるなテーマなのかもしれない。
※ユースケ・サンタマリアの顔色の悪さが、20世紀少年のサダキヨのときと雰囲気が似ていた。やや気持ち悪い。
※バックナンバーの主題歌良かった。
宿命を糧にした一流バンカー
兄弟愛のような同期愛。
どんなバンカーになりたいのか?
同じ東大卒の優秀な同期同士でも、2人の理想は違う。
山崎瑛は救済できるバンカーでありたい。
父が社員5人の会社を経営していて融資を受けられず倒産した時、カトリック教徒のヤスさんが「越えられない宿命はない」と励ましてくれた。プレス会社では技術あるベアリングも作っていたが融資されなかったので、父は従兄弟の会社に入れて貰っていたが、そこに熱心に試算や再建策を考えてくれる銀行員が出入りしていて、銀行員の印象が変わった。
階堂彬は恩情を挟まないバンカーでありたい。
父は老舗大企業東海郵船を継いでおり、父の兄弟は関連会社を継がされており、兄弟仲が悪くいざこざを見て育った。親族間のいざこざはもうたくさんだと思い銀行員になった。
本社の部長不動は、確実性のみを見るバンカー。
若手にとっては融資先の将来性を無視しているように見えるが、国民のお金を信用で預かり積み上げた大金をどこに融資するかは、確実性がなければ信用を失うという考え方。
見る者にとっては、全て兼ね備えたバンカーに出会いたいし、兼ね備えた者が一流バンカーなのだろう。
山崎は担当先が新規受注もできたにも関わらず取引先倒産で不渡りをくらい、融資の稟議が通らないばかりか、担当先社長の娘がアメリカで手術を受ける預金も差し押さえられると知り、事前に社長が回避できるよう伝えたせいで、福山に左遷されている。やる気のない社員に囲まれ腐りそうだったが、社長から娘の手術がアメリカでできたし、ボランティア支援団体で出会ったかつてのヤスさんが牧師さんになっていてアキちゃんは昔からまっすぐだったと話していたと告げられる。そうか救済路線で良いのだと、左遷の試練を乗り越え本社に戻ってくる。
順調に本社で社歴を積む階堂は父が亡くなり、弟が実家の東海郵船社長となるが、伯父たちに騙されて巨額の関連会社との連帯保証を組んでしまっていた。
このままでは東海郵船本体も傾く窮地に、銀行を辞めて実家を再建する決断をする。そこで、山崎は選出されていたベンチャー支援プログラムを断ってまで、東海郵船の担当についてくれる。
もともと坊ちゃん育ちで尊大な物言いをする彬は山崎に対しても、見ていても、そこはお願いしますでしょ!ありがとうでしょ!と言いたくなるほど上から目線だが、瑛が本心を理解してくれて、再建案に協力してくれる。
横浜流星ファンとして見るが、竹内涼真の役がとても良い。
コンゲーム系が好きな私にとって、2人が最後に導き出した東海郵船と関連会社救済策はとても面白かった。
下田リゾートが借金チャラのまま物理的に残っちゃうけど人入らないのにどうするの?問題がかなり気になるがそこは伏線の山村紅葉オペレーション得意企業に渡すのかな?
父と叔父達は長男として融通される父の態度も昔から横柄だったようだが、彬と弟はお母様何してたのと思うほど2人とも態度が悪い。
でも、山崎瑛のおかげで、彬は叔父達も弟も和解をし、再び東海郵船に関連会社をグループ企業としてまとめる決断をする。大して利益の出てない東海商会は売却。
50億の連帯返済で窮地だった東海郵船に、90億貸して、返済できるのだろうか?と思うが、東海商会を販路ごと大麦酒造に売るかわりに、大麦酒造の輸送は東海郵船で独占するため今後新繊維で増えていく大麦酒造の輸送料が新たな収益の柱に成長するらしい。今は年間数億。。
でも、誰も救済できないかに思われた大企業のピンチの救済案を練り上げて頭取まで稟議を通せた瑛にとっても、これは宿命を糧にした意味のありすぎる案件だったのだろう。
同じくらい賢い同士の議論はお互い楽しいだろうし、2人は仲良しと言うよりも、そのように議論できる相手を大切にしたいので、離れていようと存在そのものが自分も頑張る支えになる、大切な人なのだろう。
短時間にまとまっているがテンポ良くとても面白かった。
開始後すぐ分かる池井戸作品(笑)本作も面白かった。 ただ、私が無知...
捻りは特に無い王道のヒューマンドラマ感
ツッコミどころは
たくさんあるが、池井戸作品らしい爽快な結末で、スッキリ。
竹内涼真演じる実直な銀行員、冷徹だが闘志をうちに秘める横浜流星
半目しあう同期に見えて、実はお互いのいいところを、わかっているような、関係。
ラストで、ベアリングをハンカチでふく横浜流星
ベタではあるが、運命付けられたような2人の関係が、よかった
❇️物凄く良くまとまった熱くてハラハラする展開が最高でした。大好物作品‼️
アキラとあきら
🇯🇵静岡県?
全く関係のない二人。
幼少時代父親の背中を育ちの違いで育つ。
優秀な大型新人銀行員としてで出会う。
ある大企業の倒産がかかった案件。
誰もが触りたくないほどの赤字物件。
優秀な銀行員二人が手を組み再建を目指す❗️
🌀『半沢直樹シリーズ』などの人気作家池井戸潤さんの熱きバンカー青春ストーリー。
❇️物凄く良くまとまった熱くてハラハラする展開が最高でした。大好物作品‼️
◉85C点。
★彡私は本当に池井戸潤さんの作品が好物でして、2024年に今年に、今更『半沢直樹』を一気見してから大好物なジャンルだという事が確信しました。
★彡今年の私の流行は池井戸潤さんの映画鑑賞とスルメと日本酒🍶が大好物です。
🟢感想。
1️⃣こんな良い人いるか❗️とも思えてしまう若き青年竹内涼真さんや、インテリボンボンだけど頭脳はな、横浜流星さんのダッグが良かった。
2️⃣性格悪そうな、ユースケさんや児嶋さんの役所や、堅物な感じの江口さんの演技も新鮮でした。👓
3️⃣幼少期の熱き伏線回収もバッチリでした。🤘
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