ドリーム・ビルダーズ ミナと秘密の夢工場
2020年製作/80分/デンマーク
原題または英題:Dreambuilders
スタッフ・声優・キャスト
- 監督
- キム・ハーゲン・イェンセン
- トニ・ジンク
2020年製作/80分/デンマーク
原題または英題:Dreambuilders
私は昨日、無料の配信で観たが良かった。主人公の少女ミナは父が再婚し新しい家族と一緒に生活を始めるが打ち解けない。その頃からミナは夢の中で不思議な体験をするようになる。不思議な体験をへて他人だった二人の少女が家族になっていく過程が丁寧に描かれており良かった。デンマークで作られた3Dアニメ映画だがとても良かった。
主人公の精神的成長が丁寧に描かれる良作。ミナは父と仲が良かったり、悪くなったりする。ミナと新しい姉妹との関係が変化に富み興味が沸いてきて飽きない。趣味も考え方も違う同い年の他人を次第に理解するようになる主人公ミナの心の成長が素晴らしい。
不思議な夢の体験が温かみのあり手作り感のある世界での出来事になっており無機質な印象を与えないので安心して見ていられる。
主要登場人物は6人と少ない。
作中の夢の創造者たちは現実での舞台劇や映画やドラマ制作の現場を思わせる。舞台劇や映画やドラマなどの娯楽は人の夢を作り結果として家族の絆を作る工場でもあると思った。
追記:なぜ私は一人で映画を観るのだろうか
主人公ミナは「夢」のおかげで新しい家族との絆を深めることができた。映画という「夢」もまた人間の絆を深める作用を持っている。家族で映画を観ると家族間の絆が深まり、恋人と映画を観ると恋人との絆が深まる。一人で映画を観る人もまた誰かと絆を深めている。私はほとんどひとりで映画を観るがそれは過去の人との絆を思い出したいからだと思う。私は映画を観る事によって過去の親しかった人々との絆を思い出し一方通行だが絆を深めている(あるいは深めたい)のだと思う。例えば映画のヒロインを観て過去の人を思い出し、映画の動物を観て過去に飼っていたペットを思い出し、映画の主人公を観て過去の自分を思い出す。過去の自分もまた家族であるといえる。おそらく私はこれらの過去と絆を深めたいからひとりで映画を観るのだと思う。映画は誰かと絆を深めるための装置である。私はこの本作を観てそう思った。
夢と夢の話し。
一人の片親の少女の元に父親の再婚相手が同い年の少女を連れてきて、一緒に家族として過ごそうとするも、その少女がめちゃくちゃ性格が悪くて上手くいかない話し。
可愛らしいアニメキャラクターなので明るく描かれていますが、けっこう重たい話しです。
母親が自分を捨てて心に傷を受けるも、父親には明るく振舞おうとする主人公。そんな主人公の元にきた少女も父親が出ていって性格がねじくれてしまう…。
主人公の少女はひょんなことから他人の夢の中に入ることができる能力を受け、もう一人の少女の夢に入るのですがとんでもないことになる…というストーリーなのですが、なかなか面白かったです。
子供向けの作品ではありますが、大人も考えさせられます。
童話の国でもあるデンマークのファンタジー仕立てのファミリードラマ・アニメ。
母が出て行き、シングルファーザー、ジョンと暮らす少女ミーナ、突然ジョンは子連れの女性ヘレンを家に招き入れる、ジョンは再婚するらしい。歳の近いヘレンの連れ子ジェニーとミーナは性格が合わずいがみあいが続きます。離婚率50%のデンマークですから映画の設定は極めて現実的で親の再婚に悩む子も多いのでしょう。夢の中の冒険を通じて二人が仲良しになるまでの夢物語を描きます。
この映画の舞台は夢工場、夢と言っても憧れではなく眠ってる間にみる夢が、何やら青いミニオンのようなエルフ達によって作られた仮想現実の仕掛けで起きているというプロット、変な夢を見た人間は人生観や食べ物の好み迄影響を受けてしまう力を秘めているそうです。
そのことに気づいたミーナはジェニーの性格を変えようと青いエルフのガフの力を借りてジェニーの夢の操作を始めますが、そううまくは行かず大蜘蛛に襲われたり、破天荒な冒険が続きます・・。
ストーリーは面白い方だと思いますがアニメの少女の顔は好みではありません、とくに目つきが鋭すぎて可愛さはあまり感じませんでした。