「不死身の戦士たち」オールド・ガード bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
不死身の戦士たち
斬られても、撃たれても、直ぐに生き返る永遠の命を持つ特殊能力の戦士たち『オールド・カード』。そんな不死身の命を持つ4人の戦士たちは、何百年もの時の流れの中で、様々な戦闘に身を投じ、戦火を潜り抜けるだけでなく、誰にも知られずに、多くの人命を救ってきた。しかし、現代において、とうとう彼らの秘密と存在が脅かされ、その陰の勢力に対抗する物語。
そんな特殊能力は、バンパイヤや怪物のモンスター・ムービーではよくある話だが、今回はあくまで人間が主人公。危機を乗り越える為に、敢えて撃たれて、内臓や脳みそが飛び散ったり、高いビルから飛び降りたりと、派手な死に方をするのだが、直ぐに傷が言えて元のままに。本当に、こんな能力が薬となって精製できれば、腰や関節が痛む自分には、特効薬になりそうだ。
だが、永遠の命と引き換えに、死ねない苦悩も明らかになる。愛した人が病や老いで死にゆく中、老いない自分だけが取り残されていく虚しさ。死なないことで、嘗ての魔女裁判で、火炙りや水攻めに合う苦痛。そんな苦悩を分かち合うことができない葛藤。それでも、人を助けてきた彼らに、また一人新たな仲間が加わり、5人となって悪に立ち向かっていくのだが…。
そんな永遠の命の秘密を、金儲けの手段とするある組織が、彼らを拉致しようと銃撃するが、その場で、持ち前の永遠の命で行き帰り、反撃して脱出を図る所から始まる。その組織とは、彼らの特殊能力から永遠の命の秘密を得て、新薬開発の為に研究しようとする製薬会社のCEOに雇われた傭兵たち。しかし、傭兵たちは執拗なまでに彼らを追い詰め、とうとう囚われ、人体実験の研究材料とされてしまう。果てして、彼らの秘密は、暴かれてしまうのか…?。
本作では、永遠の命を持つ戦士のリーダーに、『マッドマックス』や『ワイルド・スビード』でも派手なアクションを見せてくれたシャーリーズ・セロンが演じているが、後の脇を固めるメンバーは、適役の1人だったコプリ―を演じたキウェデル・イジョフォー以外は、個人的にはお初の俳優陣だった。
