劇場公開日 2020年6月5日

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長沙里9.15のレビュー・感想・評価

全13件を表示

3.5【今作は、朝鮮民族分断の朝鮮戦争時、対北朝鮮戦で仁川上陸作戦遂行のために、陽動作戦に使われた韓国学生兵士たちの姿を描いた哀しき戦争映画である。】

2026年1月26日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

■北朝鮮の猛攻を受け敗走を続けた韓国軍は、戦況を打開するためマッカーサー将軍の指揮下で大規模な仁川上陸作戦を計画していた。
 その奇襲上陸を成功させるべく、韓国軍上層部は無謀とも言える陽動作戦を発動し、イ・ミョンジュン大尉に訓練も殆どしていない学生兵士772人を率いて「長沙里に上陸せよ」と命じる。

◆感想

・ご存じの通り、朝鮮戦争は民族分断の戦争であり、且つその背景には韓国を支援するアメリカを筆頭とした西側諸国が掲げる”民主主義”があり、一方北朝鮮は、中国、旧ソ連が背後に着いた”共産主義”がある。

・その犠牲になったのが、今作では韓国及び北朝鮮の若き兵士である。韓国映画ではどうしても北朝鮮が悪として描かれるケースが多いが、今作では劇中に北朝鮮の若き兵士が母に宛てた手紙を読みながら銃弾に倒れるシーンや、北朝鮮から逃げて来た韓国兵士が且つての友と出会うシーンなどが盛り込まれている所が、良いと思う。

・又、韓国軍で跡取りの兄の代わりに入隊した女性兵士の最後のシーンも哀しいのである。

・頭に来たのは、韓国のイム将軍が長沙里の戦いの責任を事務係であるイ大尉に押し付けるシーンである。米軍の女性従軍記者はそれに対し英語で”部下を見捨てる将軍は、初めて見た!”と吐き捨てるのである。

・多くの犠牲を出しながらも、長沙里の戦いを終えたイ大尉に対し、死刑判決が出るがラストのテロップでそれが撤回された事が明かされる。当たり前である。

<今作は、朝鮮民族分断の朝鮮戦争時、対北朝鮮戦で仁川上陸作戦遂行のために、陽動作戦に使われた韓国学生兵士たちの姿を描いた哀しき戦争映画である。>

■そして、今でも韓国では成人男性は兵役3年が課されているのである。ベトナムも同様の状況に陥ったが、こちらはアメリカの撤退により多大なる犠牲を払いながら、南ベトナムの降伏により、民族分断は解消された。
 いまだに民族分断が解決されないのが、朝鮮半島なのである。
 朝鮮半島は、今でも休戦状態なのである。これ以上の悲劇があるだろうか・・。

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NOBU

3.0帰る場所を抱えたまま、형(ヒョン)と엄마(オンマ)へ戻ることなく

2026年1月16日
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観ている途中で、「ああ、やっぱり」と思った。
『友へ チング』のクァク・キョンテク監督作品だと知って、妙に納得した。

형(ヒョン)と엄마(オンマ)。
国家や理念よりも、兄と母という最も近い存在を軸に物語が進む。その時点で、これはいかにも韓国映画だと思いながら観ていたし、その感覚は正しかった。

学徒の出陣は、心いたいものしか残らない。
それでも彼らは、祖国のため、故郷のため、家族のためという思いで戦場へ向かう。若者が戦争を「選ぶ」のではなく、「選ばされる」構図は、昔も今も変わらない。

観終わって「良かった」と言える映画ではない。ただただ、胸に重いものが残る。

一方で、米側の視点をここまで描く必要があったのか、という疑問は残った。
女性米軍記者という設定は理解できるが、その視点が強くなることで、学徒たちの死が“記録される対象”として整理されてしまった印象もある。
描写をもう少し抑えていれば、若者に死を迫る戦争の冷酷さは、説明ではなく、より直接的に突き刺さったのではないか。

それでも、家族を思いながら命を失っていく若者たちのどうしようもなさは、強く心に残る。
簡単には受け止めきれない映画だった。

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critique_0102

4.0韓国という国の哀しさと強さ

2025年11月9日
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泣ける

悲しい

驚く

韓国のFaction映画をよく見るようになってつくづく思う。
映画作りへの熱情と真剣さ以上に、この国の悲しさを感じるのだ。

日本の敗戦後、息つく間もなくソ連と米国それぞれの支配下になってしまった朝鮮半島。
憎み合うというよりも
同胞間で憎しみ合うように仕向けられた。
ほんの子供、学生同士に殺し合いをさせるまでに。

南北2つに分割されたことが、当人たちに依らぬ疑いや憎しみを生み出し続けるのだ。

朝鮮戦争から60年以上も経ってはいるが
半島統一への悲願、この映画を見てその思いが分かる気がした。
朝鮮半島、朝鮮民族で他国に翻弄されぬ豊かな国を作り上げたいという願い。

なんのために同胞が殺戮しあうのか
物語の最後に、米軍記者と上司がその答えを口にする。

登場する学生たちそれぞれの背景も過不足なく描かれ
彼らが「捨て駒」ではなく一人ひとりが家族の一員であり一人ひとり無限の可能性に満ちた若者であることがひしひしと伝わる。

あまりの悲しさに涙が溢れて目が腫れてしまった。

※鑑賞後、主人公がアイドルグループSHINeeの一人であると娘から聞かされた。
たしかに一人だけ非常に端正な顔立ちであるが、役柄や演技は決して甘いものではなかった。
韓国の男性はアイドルであろうとも兵役へいく。彼はおそらくこの撮影の後、入隊したものと思われる。気持ちはいかなるものであっただろう。

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Sister-Tamer

4.0朝鮮戦争における仁川上陸の捨て駒にされた学生兵による「長沙上陸作戦」に光をあてた

2022年8月8日
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Kazu Ann

3.0逆にむなしくもなった、

2022年2月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

ノルマンディーまではいかずとも、凄惨な上陸やら海辺での打ち合いやらがあって、つらい歴史の映画だった。

でも、それから何十年たっても、まだ平和が来ない朝鮮半島。
北は意固地にミサイル撃ちまくり、南は日本に対して過去を引きずって政治的にデリケートな関係のままだし。

日本の近所に「個性的な」、同じ民族の国があって、そんな朝鮮半島に、2022年になってても落ち着いてないことにむなしくもなったり。

この時代のこういう映画を見て単純に思う、「結局のとこ、あなたたちはどうなったら落ち着くの?いつまでもそんないがみ合いしててもしゃーがないでしょ、もうこんなことないようにいいかげん仲良くしなよ」と。

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みけい

3.5悲しい歴史

2022年1月29日
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なんでこんな子供たちが、殺しあわなきゃならなかったのか。
なんで同じ民族で、殺しあわなきゃならないのか。
戦争は「戦争だから仕方ない」ですませられるものじゃない。
ただただ悲しい。

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UNEmi

4.0実話系はやっぱり好き

2022年1月5日
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鑑賞方法:VOD

実際にあった出来事だと言われるだけで、どんなにリアリティのあるフィクションよりも心にズシンとくる。同民族で悲惨な争いをし、未だなおその遺恨が残っているという事実に、もともと知ってはいたけれど、それがより鮮明に感じられた。過去は変えられないが、一刻も早くみんなが笑顔になれる世の中になることを祈っています。

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take

2.0その日、愛する者の為に命を賭した名もなき英雄たちがいたー。

2021年12月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

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にゃに見てんだ

3.5国家とは…

2021年8月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

2.0この作戦を意図的に組んだあの将軍はいずこへ

2021年2月28日
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鑑賞方法:VOD

飽きずに観れる映画だけど、学生兵の感動話が先行してしまって、
せっかく米国側の人物をキャスティングしたのに、もったいないなあと思った。
大衆受けするにはやはり戦争サスペンスにするよりはアクション優先のお涙頂戴が良いのだろうけど、なんか中途半端だった。

あと、あのイ大尉に意図的にプレッシャーをかけこの作戦を実行させたなんちゃら将軍。
あいつの顛末が全く描かれてなくて、凄く気になった。

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じーたら

3.0朝鮮戦争秘話

2021年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

中国軍に追い込まれた国連軍はソウル奪還のため、仁川上陸作戦を計画、陽動作戦として学生ばかりの兵隊で長沙里上陸を決行する。
上陸は成功、中国軍が大挙して押し寄せ、作戦も成功、しかしなんの援助もなかったため全滅の危機を迎える。
こんなことが許されたのか。

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いやよセブン

3.0The Battle of Jangsari

2020年6月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

彼女も仲間も失う太っちょ兵、晩年に仲間を偲び現場に佇む…
大尉は責任転嫁され死刑判決を受けるが名誉回復。学生兵の認識番号授与に尽力。

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たつじ

4.0大作戦の陰に隠れた学生兵の悲劇

2020年6月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

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