ダーティハンターのレビュー・感想・評価
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因果応報
「カスタマーハラスメント」「新幹線のマナー違反」世の中には、自分さえ良ければなんて人が、多数ではなくても存在していて。そうでない人にとっては、そういう人たちが、のうのうとしているのは腹立たしいと思うわけで、そんな人たちが因果応報とばかりにバツを受ける。
不満の時代には合っているかも
悪が成敗される、観ていてこれほどスッキリすることはありません。
それも成敗されて当たり前と思われる悪ほど。
そういう意味では、ほぼ、この映画はその要素を満点で満たしています。
観ていて安心の映画とも言えるのですが。
その身勝手さがこれまた、なかなかいない悪集団で。
一見そんなに悪に見えないところが、逆に真実味があるといいますか。
今回の悪は、見つからなければ何をやってもいいという手合で。
これも、実社会には大なり小なり蔓延とまでは行かなくても、そこそこ。
真面目にやっている人にとっては、腹立たしいことですね。
それを、映画という架空の世界で成敗してくれるわけで。
こんなにいいことはありません
そんな人間の心理を上手くこの映画は、最大限に利用してます。
怒りや成敗動画のはびこるSNS
そのほうが、再生数が稼げるからでしょうか。
こんな嫌な目に合いました。
こんなマナー違反の人がいました。
あおり運転のすえ自爆しました。
悪が成敗されるのは、気分のいいもので。
そんな人の心に、ひっかかる動画の実に多いことか。
でも、これって負の心理だとおもうのですが。
それを観てその時は、ざまみろと気分が晴れる。
あまり健康的だとは思わないのですが。
映画ならいいのか、という問題ですが。
スクリーンで観客の前にでるまで、かなりの人のチエックがあるわけで。
昨今のSNSだとそのフィルターは、ほとんどザルと言わざる負えないのでは
悪の心は、スクリーンで昇華しましょう。
この作品を観た、私の率直な感想です。
あくまで、映画館という公共の場で、誰が観てもかまわない。
それでいて、ある程度チエック機能がある。
演劇でも映画でも、ある意味人間のダークサイドを作品という形に作り変えているわけで。
そして、それを鑑賞して自分の中にある悪も満足させる。
それは、あくまでもその空間でのみ許される。
そうでないと、いまのように決められた空間ではない。
それぞれの空間の場で、いつでも自分の悪が引き出せる。
そんな環境は、けっして心にとって健康的ではないと思うのです。
ベトナム帰還兵のマンハント旅行。マウントの移行によってジャンルまでもが切り替わる!!
ベトナム戦争帰りのボンボンたちが、
切った張ったの刺激が忘れられなくなって、
人間狩りゲームに夢中になる……
もうこの設定だけで、
めっちゃそそられますよね?
(そそられない? いやーすいません、ダメ人間でw)
しかも出てるのがピーター・フォンダ。
いるだけでアメリカン・ニューシネマの香りがする。
ボンボンの二世感とアウトロー気質のせめぎ合い。
商業主義を嫌悪する二世って、美しいじゃない。
俺、この人大好きなんだよね。
みんな彼の代表作としては『イージー★ライダー』(69)か『ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー』(74)をあげると思うんだけど、個人的には『バイオニック・ジェミー』のリンゼイ・ワグナーと出ていた『ふたり』(73)って恋愛映画が凄く好きなんですよ。こちらはベトナム帰還兵じゃなくて、ベトナム脱走兵の話なんだけどね。
いずれにせよピーター・フォンダって、「ベトナム」(本人は行ってないけど)と「ドラッグ」(ガン決めしてたらロジャー・コーマンに引き抜かれた)と「父子の世代闘争」(こう見えてヘンリー・フォンダと共演もしている)という、60年代の「若者のすべて」を双肩に背負ったような俳優さんで、ほんと魅力的。
このあいだリヴァイヴァルがかかった『悪魔の追跡』(75)も面白かったし。
それに、最近『ポイント・ブランク』とか『バニシング・ポイント』とか、なんとなく再上映の網からこぼれ落ちていた70年代くらいの佳作を次々とすくい上げて上映しているシネマート新宿さん(いま日本で一番企画力のある小屋だと思っている)が見つけてきたんだから、面白くないわけがない。
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で、観た結論として。
すげー面白かった!
アクションとしてはえらくかったるいし、
緊迫感もへったくれもない感じなんだけど、
監督の意図なのか、P.フォンダ効果なのか、
アメリカン・ニューシネマ臭が濃厚に漂ってる。
あと、意外に面白いアイディアなんじゃないかな。
この視点の切り替えって。
だってこの話、考えてみればものすごく「ふつう」の話じゃないすか。
不倫カップルが、悪い3人組のサイコパスになぶり殺しに遭うんだけど、正義のガンマンが登場して3人をやっつけると。
それこそ刑事ドラマで100万回くらいやってるような筋書き。
でも、前半戦を長尺で完全に「犯人」目線のお話にすることで、サイコ・サスペンスというか極北のノワールみたいなノリ(ジム・トンプスンの『POP1280』みたいな)を、まずはじっくりと味わうことができる。
で、終盤で大きな「狩る者と狩られる者」の逆転劇が起きて、今まで観客の胸にたまったモヤモヤを「真のヒーロー」が一掃してくれる。こちらは、スティーヴン・ハンターの『ブラック・ライト』や『狩りのとき』のようなテイスト。
すなわち、一粒で二度おいしい。
ミヒャエル・ハネケの『ファニーゲーム』を、胸糞のまま終わらせずに、無理やり予定調和のウェスタン――「古い型」の勧善懲悪に引きずり戻して終わる試みっていうか。
「視点を変える」だけで、こんなにお話ってテイストが変わるんだな、と。
当時から、ジョン・ブアマン『脱出』(72)×サム・ペキンパー『わらの犬』(72)って言われてたみたいだけど。
俺は観ていて、結局のところ男社会というのは「マウント」の取り合いなんだなと思った。
銀行員は愛人にマウントを取り、ハンター三人組は不倫カップルにマウントを取り、ウィリアム・ホールデンは三人組にマウントを取る。
マウントは物理的にも、常に「高いところ」から「見下ろすように」取られる。
一時、狩られる銀行員がピーター・フォンダに対して優位に立てたのも、フォンダが通る湖畔の「岩の上」を押さえられたからだ。その後、謎の敵からマグナムで狙い撃ちされたハンター二人は、立地的な優位を得るために「稜線」に向かう。
どちらがマウントを取るか。
そこが天下の分かれ目だ。
マウントの移譲によって、ジャンルまでもが切り替わる。
本作の仕掛けの根本はそういうことだ。
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本作は「世代論」としても、面白い映画だと思う。
犯人一味は徹底してボンボン気質で、攻めているときは相手を嘲弄しまくり、上から目線でやりたい放題やっているわりに、いざ「狩られる」側に回ったらえらく「脆い」。
対する老ガンマンは、さまざまな人生の苦難を味わってきた本物の「男」であり、まさにボブ・リー・スワガーのような風格がある。
この「今時の若者」と「親の世代」のぶつかり合いの配役として、あえてアメリカン・ニューシネマのアイコンであるピーター・フォンダと、旧世代のマッチョ俳優の代表ともいえるウィリアム・ホールデンを持ってくるあたりが、実ににくい。
ちょうど、似たようなテイストの映画があったなと脳内検索していたら……、ああそうだ、『ダーティハリー2』(73)でした(笑)。
『ダーティハンター』は74年の封切りだから、ほぼ同時期の映画なんだね。
(ていうか、邦題思い切り影響受けてないか?)
時代はまさにフラワームーブメントの末期であり、ベトナム戦争撤退直後。
第二次世界大戦(および朝鮮戦争)を経験した親の世代と、ベトナム戦争で苦渋を舐めた子どもの世代。
二つの世代のあいだで、たえず軋轢が起き、価値観の相克が表面化した。
そういう時代だ。
この映画では若者の傲慢と無軌道が描かれるが、そこに「ベトナム戦争」が影を落としている点では、あやまたず『タクシードライバー』(76)や『ローリング・サンダー』(77)、『ディアハンター』(78)といった一連の作品群の「先駆」といっていい映画でもある。
それだけ、自らの国と直接関係のない戦争に加担して、ひりひりするような命のやりとりを強いられた経験は、多くの純朴なアメリカの若者たちの心を間違いなく「壊した」のだ。
アメリカの70~80年代の映画史は、ベトナム戦争で負った国家としての精神的外傷を、娯楽の分野で再話したり上書きしたりすることで、必死に癒そうとしてきた歴史に他ならない。
上記の映画に引き続き、『地獄の黙示録』(79)、『ランボー』(82)、『プラトーン』(86)、『グッドモーニング, ベトナム』(87)、『フルメタル・ジャケット』(87)、『7月4日に生まれて』(89)etc. etc. ……。
そんな流れの最初期にあって、ピーター・フォンダは続けざまに二つのベトナム関連映画で主演を務めている。すなわち、『ふたり』(73)と『ダーティハンター』(74)だ。
彼は、ベトナム戦争の脱走兵と帰還兵を演じ分ける。逃亡者に身を落としてもなお戦争に加担できなかった男と、戦争から戻ってなおマンハントの逸楽から逃れられなかった男。明らかにピーター・フォンダは「対比的な意図をもって」この二つの役を敢えて受けている。
それぞれの主人公は、戦争によって心を傷つけられた若者たちを象徴する、ふたつの極端な肖像(プロフィール)だ。
ピーター・フォンダの中では、B級のキワモノっぽいサスペンスである本作もまた、たとえいびつではあってもれっきとした「反戦」映画であり、同時に「世代間闘争」の映画だったということだろう。
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●ジョイパックフィルムが買い付けたときの劇場公開用チラシがパンフの最後に入っているのだが、そのアオリ文句がふるっている。
「俺たちは何故狙われるんだ! 姿なき謎のハンターのH・Hマグナム銃に一人・また一人若者が鮮血に散る 恐怖と戦慄の“人間狩り(デス・ゲーム)”!」
ええええええ?? そっちいいいい??
この映画を観てこの宣伝を打とうという感覚は、ちょっとマジで俺にはわからないな(笑)。
逆にこのポスターのおもてを見て劇場に足を運んだ人って、ピーター・フォンダが悪役であること自体を「知らないで」この映画を観たってことなんだよな。それはそれで驚愕したのでは?? たしかにこの映画で3人がマンハントしようとしていることは中盤まで明言されていないので、そこを「伏せよう」としたってことか。
でもふつうウィリアム・ホールデンが再登場することは、絶対伏せるよね……。
と思って、パンフの対向に入っているチラシの裏面を見て、さらに驚愕。
「解説」で、三人の若者がマンハントに興じる前半の展開を臆面もなく書いてあるうえに、さらに話の続きをこう書き記している。
「その裏でその男たちを狙う影の男がいた。その男は、三人によって強かんされ、その時の子供を生み、そして自殺した娘の実の父親だった。彼は、三人が犯した罪を法律で裁くことの出来ないくやしさから、何年も狙い続けていたのだ。その時に彼らが平気で人間を撃ち殺すのを見て、放っておくわけにはいかないと決心を固め、正確に撃ち殺して行く話」。
バリッバリのネタバレじゃん!!!!(笑)
公開前に置いてあるチラシで、さすがにこれはあんまりすぎる……。
こんなんでも許される時代だったのかなあ?
いや、ホントびっくりです。
●監督のピーター・コリンソンは、世間的には『ミニミニ大作戦』(69)の監督として知られていると思うが、個人的にはクリスティ原作の三度目の映画化となる『そして誰もいなくなった』(74、『ダーティハンター』と同年ですね!)の監督として思い出深い。
たしか製作者がひとりで10年おきくらいに3回も『そして誰もいなくなった』を映画化している変な人で、その2回目を監督したのがコリンソンだった。イランのペルセポリスが舞台で、必殺シリーズみたいな殺し技の出てくるホラー風味の演出や、リチャード・アッテンボローをはじめとする濃ゆい出演者一同の顔芸が楽しい一作だった。
●本作でも、ピーター・コリンソンの「ミステリ的な演出」はなかなか堂に入っている。
とくに、「小屋に残されたシガーの吸い殻」「罪を告発するテープの演出」「敵かと思って撃ったら味方の死体が吊られている」「今度はその死体の振りをしてガンマンが入れ替わっている」といったあたりは、本格ミステリ映画やマカロニ・ウエスタンに似た「仕掛け」に拘泥する「稚気」を感じさせて素晴らしい。このあたり『そして誰もいなくなった』と並行して作業していた影響もあったのかもしれない。
●三人のマンハンターが家庭では良き父親であり、誰からも愛される街の名士であるという設定は、当然ながら物語の薄気味悪さを高めている。冒頭のハロウィン・パーティーで子供たちとアメフトごっこで遊ぶシーンの屈託のない感じと、中年カップルを徹底的にいたぶりまくる粘っこいサディズムの対比は、そのまま「戦場で何人も人を狩ってきた戦士」が帰国したら「良き家庭人であり良識的な職業人」であり、その両者は併存し得るという「アメリカが経験した現実」と呼応している。
●お話の組み立てや配役、テイストなどは大変好みなのだが、全体にアクション演出のノリがだるくて弛緩していることや、逃げ方の動線がどうなっているのかさっぱりわからない点や、そのへんの湖で少人数で撮っているような自主制作映画っぽさが強いことは否定できない。
とはいえ、確かにB級ではあるのだが、ところどころで鳴き叫ぶ鳥の声を挿入することで生まれる不気味な効果とか、哄笑をあげる三人組の薄気味悪さとか、自閉症児を敢えて出してくる奇妙なこだわりとか、そういった「B級ならではのこだわり」の部分を自分は積極的に評価したい。
●三人組のなかでは、リチャード・リンチの顔と立ち姿が結構ピーター・フォンダとよく似ているので、ときどきごっちゃになって往生したのは内緒。
●ピーター・コリンソン監督のフィルモグラフィを見ても、ピーター・フォンダ、ジョン・フィリップ・ロー、リチャード・リンチのフィルモグラフィを見ても、彼らは結構スペインやイタリアでも精力的に仕事をしていて、本作に漂う多国籍(無国籍)感の淵源になっている(製作はスペイン。監督はイギリス人。ロケ地はスペイン、イギリス、アメリカ)。
撮り方の雰囲気とかズームの品のない使い方とか、確かにちょっとマカロニ・ウエスタンに近いテイストがあるんだよね。
人間狩り
えっ、イタリア製作の映画だったんですね
ピーター・フォンダ出演の「ダーティハンター」のリバイバル上映を見てきました。本作品、私の子供時代に、結構3番館で上映されていたんだけど、なかなか見える機会に恵まれず、結局この年まで未完のままで、今回のリバイバル上映は、私にとって歓喜!
当時、「ダーティハリー3」を見たばかりで、「ダーティ」とつく内容は結構興味をもっていたな・・・・
同じ時期に「ダーティー・バージン」なんて言うポルノ映画も有ったような気がします・・・
当時の配給が、ジョイパックだったんですね。しかも、アメリカ映画と思っていたんですが、イタリアの制作ものなんですね。どうりでなかなかソフト化されない訳だ・・・・
しかし、ピーター・フォンダもある意味、今となってはあの時代の英雄だよね。B級映画の帝王と言うか、何時の時代でもこの手の俳優さんはいるものだけど、彼の場合、ヘンリー・フォンダの息子であり、兄弟揃って俳優一家なんだけど、しかし、それを紐を解くのなら、日本では、B級映画の帝王でも、自国では、実業家で、映画製作やプロデュース、監督など映画製作に関わった人でもあるんだけど、性格的には、ハリウッドスターのような振る舞いをせず、地味に自分の好きな事をやる人だったみたいだね。
また、本作品は、ウィリアム・ホールデンが出ている。
内容は、何でもない内容なんだけど、しかし、ある意味、しっかり書かれている内容と言う印象があり、この手の内容だった為に、ピーター・フォンダも出演したのではないかと思わせる内容で、ある意味、アメリカと言う国のベトナム戦争の雰囲気を少しでも感じる内容だったかな・・・
監督のピーター・コリンソンって、「ミニミニ大作戦」とか結構面白い作品を作っている監督で、本作品でも、ピーター・フォンダを始め、ジョン・フィリップ・ロー、リチャード・リンチに、いい演技をさせているね。
特にリチャード・リンチのキレっぷりには、見ている者に感情を与えるようで、めちゃめちゃ良かったかな。
コーネリア・シャープの狩られる前のピーター・フォンダへの命乞いの演技なんて、めちゃめちゃリアルだったな・・・
綺麗事だけで終わらない内容も良かったし、まさしくB級サイコアクションサスペンスとでも言う内容かな。
今回、リバイバル上映の初日に行きましたが、結構なお客さんの入りだったけど、多分、公開当時は、東劇も、新宿京王も渋谷東急もガラガラだっただろうな・・・当時の配給元のジョイパックさんが、今回の客入りを見たら泣き出すかもね。
上映の新宿シネマートさんには上映してくれて悪いけど、本作品、新宿ロイヤル劇場や、蒲田パレス座、三鷹オスカーなどで見たらもっと味が有っただろうな、2本立なら、「ウィークエンド」と2本立でみたら、もっと味わいがある想いをしただろう・・・・
気持ちがささくれ立つ
様々なマンハント、人間狩り映画はありアクション主体だと追われる主人公が逆襲し狩る者を倒しハッピーエンドだけど、全く無関係な人間を狩る。女性は優しくしたから助けると思いきや獲物でしかない。
オープニングであの3人組は鬼畜で前科があり決してベトナム帰還兵だから狂った、裏の顔がある訳では無い。
ウィリアム・ホールデンはどこへ?
と思ったらまさかの結末。
ここまで見事に伏線を回収した作品もなかなか無い。
観終わると復讐が遂げられ良かった感など全く無く余韻もへったくれもなく終わる。
観終わると無性に繁華街でいい気になっている奴らを傷つけてめちゃくちゃにしたくなる衝動に駆られてしまった。
心底、危険な映画だ!
不倫の代償(笑)
サイコホラーって言うと聞こえはいいけど、設定がなかなかに胸糞で、観る人は思い切り選ぶけどボクは好きなヤツだった。
冒頭、いきなり複数人によるレイプシーンから始まる。ちょうど、シネマートの下の階のキノシネマで伊藤詩織さんのトークショー付きで話題の「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」がやってることを知ってたから、シネマート、アタマおかしくてさすがだなと思った。レイプのあと被害者女子がカメラ目線でアップになる。モノクロで見つめられる。女の子の魂の喪失を表現してると思った。この映画もアタマおかしくて期待値上がった。
男が3人で車でハンティングに出かける。途中のガソリンスタンドで不倫カップルに出会って、拉致する。道中、カップルの車を崖から落とされる。この時点で死亡フラグだ。
カップルを山小屋に軟禁して、表向きはゲストといいながら裏で脅して逃げられないようにする。このあたりの心理描写がホラーさながらで目が離せない。浮気してる旦那が女を見捨ててひとりで逃げようとしたり、女は犯人側と肉体関係になるなど、地獄の様相で、不倫の代償みたいなことも感じさせる。
でも、オチは意外と良識派。このあたりも好みだった。
意外と穏やかな映画
人間の尊厳を奪う映像と狂気
子供の頃にTV放映で観て以来、一度も目にする事が出来なかった自身が初めて観た「人間狩り」映画です。
とにかくヤバい!
本作を気に入っていたのにVHSにすらなっていない事を嘆いていたというピーター・フォンダを始め、ジョン・フィリップ・ローとリチャード・リンチが本物の「くるくるぱー」にしか見えません。
はしゃぐ姿は大人になりきれていない小学生の様で手が付けられない。
勿論、会話する事も出来やしない。
そんな連中に引き摺り回されるだけでも我慢できないのに、カメラは圧倒的にローアングルが多く映画を観ている我々は必然的に奴らを見上げなければなりません。
何という屈辱。
そして、人間としての尊厳を傷付けられた末の解放。
勿論、素直に逃がしてくれるはずもなく、我々は逃げる者たちと一緒に不安と恐怖のどん底に叩き落とされるます。
ここからの緊張感が凄い!
恐怖が頂点に達する中、狩られる者はなりふり構わず助かろうとして人としての価値をかなぐり捨てて行きます。
息を呑む展開。
果たして彼らは無事に逃げ延びる事ができるのか。
気になる人は劇場へ行ってその目で確かめてみてください。
新宿シネマートのオールナイト上映にて先行上映。夜に弱い自分の目が覚...
因果応報
作品公開は1990年前後ニューシネマ時代、当時代の寵児イージーライダー主演のピーターフォンダで内容はベトナム帰還兵物、人間狩りに纏わる因果応報的ストーリー。
ベトナム戦争後遺症?帰国後も戦時中の快感が忘れられず人狩りを楽しむ若者たちですが、ストーリー後半では森林に響き渡る一発の銃音で狩る者から狩られる者へとその立場は逆転します。
主人公達は一人一人次々と正体不明の誰かから抹殺されていきます、悪行三昧の若者たちに正義の鉄鎚を降ろす人物の正体は一体誰か・・・?その疑問の解答、実はストーリー序盤での伏線が効いていたんだと納得できる作品でした。
まーまともな映画じゃない(笑)
みなくていいし、ろくでもない。
ただ発想は面白かった。
昔のテレビ東京の洋画劇場はちょっとおかしな映画をよくやっていて、これもそのひとつだった。
内容はベトナム帰りのピーター・フォンダたちが、散々悪さばかりしてる。ちょっとみな頭がイッチャってて、カップルを拉致して、散々いじめたあと、
逃げ切れたら解放すると言って、原っぱみたいなところで狩る、というなんともまともな頭では考えないだろう内容。
ちゃんと制裁されて狩るほうも死ぬけどね。
そう考えると、必殺仕事人みたいなかんじか。面白くはあったし
本当にむかしからまともじゃない映画をよくみてたなあ、おれ。
若い頃は退屈しのぎに刺激を求める?どうなんですかね。
最近はしんどいね、やたら陰惨なものとか
もう歳とったのか疲れてるのか知らないが。アニメでも実写でもなんでこんなもん作るんじゃ、ての特に最近多いけど
あまりのめりこみ過ぎないほうがいい、とおもふ。おれみたいな奴になっちゃうぞ(笑)
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