ジャイアンツのレビュー・感想・評価
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ジャイアンツの意味
原題はジャイアントで単数形
それはラストシーンでレズリーが話す台詞の通りビッグその人のこと
真に巨人なのは金や土地や権力の大きさなのではなく、家柄のことでもなく、一人の人間として心がジャイアンツであることだ
それが三時間を越える超大作を貫いているテーマ
女性参画、人種差別
製作されて60年以上立っても
今日的なテーマで色褪せはしない
そして夫婦の物語
人間の成長の物語でもあった
ビッグは最後にジャイアンツになった
夫婦の危機、子供達の心配を乗り越えながら人間として成長し真にジャイアンツになったのだ
人生の終わりをこのような夫婦になって迎えられるのか
あなたも真にジャイアンツになっているのか問われているのかも知れない
それを考える余韻が深く長く続く
それは素晴らしい映画に出会った幸せの余韻でもあります
ジェームズディーンは若い時のシーンは確かに素晴らしい存在感を示した
しかし初老期のシーンはどうか
銀髪のかつらでそれらしくしているものの、まるで初老にはみえない
デ・ニーロアプローチとはいわないが、せめて衣装で太った様に見せるとかならなかったのか残念に思った
長い作品でストーリーはちょっと中弛みだがジェームズ・ディーンが出て...
物語以上にジェームズ・ディーン
総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 80
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 70
同じアメリカとはいえ、気候も文化も全く異なる東部エスタブリッシュメントと西部の大農場。今ほど均質化が進んでいない時代において、バージニアからテキサスへ行くのは、まるで外国に行くようなものだろう。その大農場の生活の変遷が豪華俳優陣の競演で描かれる。物語はそこそこでまあこんなものかなという感じなのだが、同じ脚本家の作品でアラスカを舞台に変遷を描いた「北海の果て」のほうが映画としては良かった。
この映画の見所は出演者だろう。正統派ロック・ハドソン、エリザベス・テーラー、その後の悪役ぶりとは随分異なるデニス・ホッパーという有名どころが出演。自分で自分の人生についての決断をし、慣れない環境に順応しようと努め、新しい時代を切り開くエリザベス・テーラーは良い。
そして何といってもジェームズ・ディーン。こっそりと横恋慕しているエリザベス・テーラーを横にして、はにかみながら話をしている場面などがなんとも様になる。主役でもないのだが、彼がいるだけで存在感を見せてこれほどに画面が輝く。たいしたことをしないときでも絵になる役者というのはなかなかいない。これを遺作として若くして死んだのが惜しまれる。
反面、歳をとってからの彼は役は、大金持ちにはなったけれど孤独の影を背負って弱さを曝け出して、それほど魅力的でもない。もしかすると本物の彼も、若くして死んだからこそ伝説になったのかもしれないとも思う。
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