俺たちに明日はない

ALLTIME BEST

劇場公開日:1968年2月24日

解説・あらすじ

大恐慌時代のアメリカに実在した強盗カップル、ボニーとクライドの破滅的な青春を描き、アメリカン・ニューシネマの原点となった傑作犯罪映画。1930年代のテキサス。退屈な日常に飽き飽きしていたウェイトレスのボニーは、刑務所帰りの青年クライドに興味を抱き、彼が食品店を強盗する姿にすっかりほれ込んでしまう。それ以来行動をともにするようになった2人は、盗んだ車で各地を移動しながら銀行強盗を繰り返していく。やがてガソリンスタンドの店員C・Wやクライドの兄バックとその妻ブランチも加わり、5人組強盗団として世間から注目を浴びる存在となるが……。壮絶なラストは映画史に残る名シーンとして知られ、主演のウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイを一躍スターの座に押し上げた。第40回アカデミー賞で助演女優賞(エステル・パーソンズ)と撮影賞を受賞。

1967年製作/112分/アメリカ
原題または英題:Bonnie and Clyde
配給:ワーナー・ブラザース・セブン・アーツ
劇場公開日:1968年2月24日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第25回 ゴールデングローブ賞(1968年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) ウォーレン・ベイティ
最優秀主演女優賞(ドラマ) フェイ・ダナウェイ
最優秀助演男優賞 マイケル・J・ポラード
最優秀監督賞 アーサー・ペン
最優秀脚本賞 ロバート・ベントン
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映画レビュー

5.0 ならず者たちから一瞬も目が離せない

2025年12月24日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

ワーナー映画の歴史を辿るレビュー・その1

それまでハリウッド映画に登場したならず者たちにも、一ミリの魂があるのだと言い放ったこと。セックスと暴力についてリミットを外した描写が散見されること。そんな風にあらゆるタブーを破った"アメリカン・ニューシネマ"の原点に位置する映画は、全編、殺伐としているものの人間味に溢れ、登場人物に対して深い共感を呼ぶ。

銀行強盗しか生きる術のない主人公のクライドと、そんなクライドと運命を共にするボニーのまるで輝かない怠惰な日常に、大恐慌時代を生きる若者たちの悲劇が映し出され、観ている側も彼らと運命を共にすることになるのだ。たとえそれが、儚い運命だと知っていても。

ラストに用意された銃撃シーンは今なお鮮烈で、公開時に観た子供の自分には刺激が強すぎて受験勉強が手につかなかったことを思い出す。そんな繊細な感性も懐かしいワーナー映画史上に輝く1作だ。

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清藤秀人

4.0 写し出されたのは懸命に自由を求める若者の姿

2025年8月1日
スマートフォンから投稿

今から100年ほど前のテキサス
職もなく貧困に暮らす若者達

土と空以外何も無い
何も無い人生

物語は ---
ウエイトレスのボニー
農家に生まれたクライド
ふたりは出会い走った
何か有る世界へ走った。

未来の見えない自分
死んだ自分からの脱出
彼らの自由の姿の物語
実話を元にした物語。

最後のカットバックが素晴らしい。
フェイ・ダナウェイが素晴らしい。

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星組

4.0 逃避行ムービーの元祖

2025年3月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

興奮

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ゆい

4.0 カッコよくナィーブな彼ら。

2025年1月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この映画を観たのは2回目。こんなにおもしろい映画だったかな、と思った。

このままで終わりたくない、社会のおきまりなんか吹き飛ばしたい、思うように生きてみたい!時代に関わらず誰もが潜在的には持っていそうな心理が、上手に表現されている。それに伴う不安や自信のなさも素直に伝わり、共感はできる。
爆発的に大胆かつ、ごく薄いガラスのように繊細。これ、なかなか表現が難しいように思うが、うまいなぁ。俳優たちもとてもいいのだろうな。主役カップルの2人、そしてその取り巻きも。

よくも悪くも彼らはカッコよくスタイリッシュ。でも可哀想なほどナィーブ。人一倍いろいろなことに敏感すぎるから暴走する。暴走すればするほどそれなりの不安がつきまとう。
大人として上手に生きるということはある意味、敏感さを捨て上手に鈍感になっていく、ということでもあったな。

若い人を描いた映画として印象に残る。

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あまおと