劇場公開日 2003年11月8日

東京ゴッドファーザーズのレビュー・感想・評価

全83件中、1~20件目を表示

4.0偶然? 奇跡?

2026年1月17日
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ギン、ハナ、ミユキの3人が赤ちゃんを拾って、親を探す物語。

途中で起こる出来事どれもが、ご都合主義、偶然にもほどがあると思ってしまうこともあるが、物語がすすんでいくと、きっとこれはそういう話なんだと自然と馴染んでいく。
ギン、ハナ、ミユキだけではなく、タクシーの運転手、バーのママなど、個性的で魅力あるキャラクターが物語を盛り上げる。
映像の美しさも相まって、大雪の年末の東京に、こんな奇跡が起こってもいいかもしれない、という気持ちになれる映画。
梅垣さんのハナはハマり役!

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szk1109

3.0「No.9」

2026年1月17日
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鑑賞方法:映画館

エンドロールの曲がめちゃくちゃ良い。

鞭で打たれるのはもういやだよ
地獄もなければ天国もない
蒸発したいよ。この世は闇だ

「No.9」
鈴木慶一とムーンライダーズ

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もーりー

4.5ステキな東京の年末年始の物語

2026年1月17日
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鑑賞方法:映画館

『パプリカ』、大友克洋総指揮3本オムニバス『MEMORIES』の1本目『Magnetic Rose』と、今敏監督の才能に今更ながら気が付いたので、立川シネマシティで他の作品もコンプリートしようと本作を観賞。
SF要素は皆無なので途中で『実写でイイんじゃね?』と思いましたが、最後のほうは実写じゃ厳しい展開もあり、やはりアニメで良かったと納得できました。
小さな奇跡が積み重なって、ラストはじんわりするハッピーエンドの名作でした。
まだ『千年女優』と『PERFECT BLUE』を観ていませんが『今敏作品にハズレ無し』を確信しています。

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かわよし

5.0今 敏はアニメ界のクロサワであり小津である

2026年1月6日
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鑑賞方法:映画館

※今 敏作品の『千年女優』、『PERFECT BLUE』、『東京ゴッドファーザーズ』、『パプリカ』それぞれのレビューページに以下の同一の文章を投稿します。どうぞご容赦ください。
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今 敏の作品を今まできちんと鑑賞したことがなかったのは不徳の致すところで、深く後悔している。

以前からTikTokあたりで海外のマニアから『パプリカ』の切り抜きが流れていたのは知っていたし、それだけで今 敏の尋常ではない画作りに瞠目してはいたが。

その『パプリカ』公開20周年企画として、正月から渋谷シネクイントが同作を含む今 敏の劇場アニメ代表作4本を4Kリマスター版で再上映してくれた。
何と素晴らしい企画だろう。PARCO系のシネクイントではあるが、現在はかつてのPARCOとは経営が異なるはず。
だがPARCOが渋谷を席巻していたのをよく知る世代としては、堤清二の文化貢献の尖兵だったPARCOを思い出した。

こんな上映企画は私が生きているあいだに二度と無いかも、と思ったので、ある一日、昼から夜まで4本ぶっ続けで観てきた。
上映順(鑑賞順)で言うと『千年女優』(2001)、『PERFECT BLUE』(1997)、『東京ゴッドファーザーズ』(2003)、『パプリカ』(2006)である。
いやはや、帰宅して数時間経っても頭の芯がじんじんして、全身の血管に今 敏が流れている感覚が抜けなかった。

これは『七人の侍』と『羅生門』と『用心棒』と『隠し砦の三悪人』を一日でぶっ続けで観たのに等しい。
あるいは『東京物語』と『麦秋』と『秋刀魚の味』と『晩春』を同じく一日でぶっ続けで観たようなものだ。
大袈裟ではなく、それほどの価値とインパクトのある鑑賞体験だったし、こうして通しで一気に観ることでわかったこともある。
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少々脇道に逸れるけれど、4本の上映時間はそれぞれ87分、81分、92分、90分と、現在では極めて短い部類に入る。
しかしそれぞれの濃さ、密度、味わいの違いの圧倒的な満足感はそれ以上だった。1600円均一という鑑賞料金が安く思えてしまうほどの内容である。
そう言えば『ルックバック』もわずか58分だったが、あんなに強烈な物語はそうそうない。
そうしてみると、昨今の実写映画は最低でも2時間がもはやデフォルトで、長ければ平気で3時間オーバーが普通になってきているのは、良い作品も確かにあるけれど、本当はもっと濃縮できるのではないか、濃縮したうえで深く、鮮やかに、同等かそれ以上の満足感を届けられるのではないだろうか、とちょっと思ってしまう。
アニメであろうが実写であろうが、「映画」って本来そういう濃縮された語りが腕の見せ所だろうと思うのだけれど。
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閑話休題。
この4作品についてそれぞれバラバラに感想を記することももちろん可能だ。
ただ、46歳で世を去った今 敏は10年という限られた時間に、この4本に後半生の寿命を注ぎ込んだ気がしてならない。
デジタル技術によるオーサリングツールが制作プロセスを劇的に省力化しているはずの2010年代以降でも、例えば新海作品でも最低3年のインターバルがある。
だから、それ以前の技術で2年半に1本という驚異的なペースで作ったことが文字通り命を削ったのではないか、とさえ思えるのだ。

そして、それぞれ作品としてのクォリティがどれも異常に高いという共通点を持ちながら、4本ともまったく違うテイストになっている。

それだけに、この4本に込められた今 敏の噴出するエネルギーと咲き誇る表現に応えるために一気に観る必要がある、そのうえで見えてくる全体像を感じたい、と思うのだが、それは少々妄想が過ぎるだろうか?
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今回、居住まいを正して今敏作品を観て強く思ったことがいくつもある。
一番目には脚本の巧みさである。
『PERFECT BLUE』と『パプリカ』にはそれぞれ竹内義和、筒井康隆という作家による原作があるが、あちこちですでに書かれているように、今 敏は原作者に了承を取ったうえで「アニメーション」かつ「映画」にするために原作を徹底的に換骨奪胎し、別の脚本家を交えて共同で物語を作り上げている。
そしてあとの2本も、単独ではなく脚本家とともに練り上げている(このあたり、いい加減に細田守も学んで欲しい)。

二番目には、この脚本に合わせて密接に設計されているマッチカットの多用である。
あるシーンに存在する事物や動き、イメージが、次のシーン(例えば「時代を超えたシーン」や「まったく別の場所のシーン」)にワープしたような、瞬間移動したような錯覚を、観る者に与えながら遷移する。

三番目には、同様に脚本の作り込みの中で効果的に差し込まれたであろうタイムループのようなリフレインの使用である。
歪んだ廊下を走る、悪夢に跳び起きる、列車を追いかける・・・それもまったく同じカットではなく、少しずつどこかが変わっている。
鑑賞者にデジャヴのような時空間の歪みを生じさせる。
これは原作があったとしてもなかなかここまでの映像として表現できないし、オリジナルならそれこそ驚異的なクリエイティビティとしか言えない。

四番目には、あらゆるカットの構図が、極めて「映画的」だ。
実写のロトスコープ化と錯覚するほどである。いや、単に「実写みたいだ」というのではない。
非常に優れた監督とシネマトグラファーが創り上げ、撮った構図の中で、アニメーションのキャラクター(「役者」)がかすかな視線や眉根の動かし方や指先の所作などで「演技」しているのだ。
今でも思い出せるのは、例えば『千年女優』の藤原千代子が牢で同房となった女囚(先輩女優の島尾詠子) に「『鍵の君』を追いかけていくうちに益々愛するようになった」と告白する。
それを聴いた詠子が「ふん」とばかりに受け流す、その一瞬に三段階くらい目の表情が変化するシーンだ。これには心底、舌を巻いた。
ここだけのために観に行っても良いくらいである。

タイトルとレビュー冒頭に、黒澤明や小津安二郎という巨匠の名を持ち出したのは、いかにも大げさすぎるだろうか?
しかし、これは事実確認をしていないのだけれど、およそアニメーション、特にジャパニメーションに強く衝撃を受けた世界中の若いアニメーション・クリエーターたちが繰り返し繰り返し観るとしたら、『AKIRA』もそうかもしれないが、今 敏のこの4本ではないか?
スピルバーグ、ルーカスは「クロサワを何十回観たかわからない」と公言し、ヴィム・ヴェンダースは「オヅは生涯の師」と言っているのだから。
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そして、今 敏が大友克洋のアシスタントからスタートしたという経歴を考えると、特に『東京ゴッドファーザーズ』のキャラたちや、あり得ない偶然の連続と言ったおかしみのセンスは、間違いなく『ショートピース』や『ハイウェイスター』で遺憾なく発揮されていた大友テイストそのものだ。
今 敏のあまりにも早い旅立ちについて、大友克洋はどこかで発言していないだろうか。
たぶん真の天才こそ、別の天才の不在を大きな喪失として捉えているのだと思う。

そして、今 敏とわずか2歳違いの細田守は、今、何を考えて走っているのだろう。
ひょっとしたら今 敏の影を追いかけたり、あるいは影と踊ったり、さまざまな思いに良くも悪くも振り回され続けているのではないか。
『果てしなきスカーレット』は公開直後くらいに観ているのに、どうしてもまだレビューが書けないまま、そんなことをつらつら思ってしまう。

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LukeRacewalker

3.0主役は東京という街かもしれない

2026年1月4日
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「千年女優」を観た後、今監督作品をもっと観たい気になって、別な映画が満席だったので、急遽こちらを鑑賞。
とにかくありえない偶然が次々起こることに「??」となっていたけど、観終えると今監督って、なんだかんだ言って温かい映画を作るな…とほっこり。今どきは是枝監督ほか擬似家族作品は多いけど、この頃はまだ一般的ではなかったと思う。
なので、今観ると擬似家族3人は自然に映るんだけど、この作品の真の主役は東京という街だと思う。
「天気の子」でも思ったけど、新宿在住の私には、あのどこか行くあてのない、誰もが寄るべのない存在に思える、この街の風景がすごくよくわかる。

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Tomoko

3.0東京ゴッドファーザーズ

2026年1月2日
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ケンゴジェリー

4.5神様はいる。きっと。

2025年12月28日
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笑える

幸せ

ドキドキ

路上生活者をこんなにも頼もしく愛おしく鑑賞ができたのは、“ポンヌフの恋人”以来かも。

信仰を持たない私。
でも、一生懸命生きている人達に「どうか光を当ててください」と神様にお願いしたくなった。

神様はいる。きっと。
ありがとう。今敏監督。

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ミカ

4.0割と笑えた

2025年12月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

割と笑えて気楽に楽しめる映画だった。

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たくわん

5.0差別と偏見だらけの20年。2003年は僕には奈落の始まり

2025年12月22日
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チネチッタ

3.0偶然が必然となる はちゃめちゃで面白い

2025年12月2日
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鑑賞方法:VOD

偶然が必然となる
はちゃめちゃで面白い

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ニックネーム

4.0面白い偶然を楽しむ

2025年9月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

幸せ

 酒飲みのギン、オカマのハナ、家出娘のミユキのホームレス三人組が、クリスマスの夜にゴミ置き場で赤ん坊を発見。ハナは清子と名付け、三人は手がかりを頼りに年末の東京を奔走し、親を探し回る。
 虚実混沌とした監督の前二作とは一転、今作はコメディドラマに全振り。序盤はやや単調な感じのコメディでしたが、だんだんと面白い偶然が次々起こり、楽しい展開に。しかも出来過ぎや不自然さを感じさせず、自然な仕上がりなのは見事でした。ただ笑えるだけじゃなくて、またまた楽しめました。

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sironabe

4.0これ今敏の作品だったのかぁ~😨

2025年2月16日
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泣ける

笑える

楽しい

長い事大友の作品だと勝手に思い込んでいた。脚本がいい。楽しんで書いてる。絵はもう言うまでもない。佳作と言えよう。最後の最後まで見てて楽しい。年末年始には思い出したい作品のひとつかも・・・・。

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mark108hello

4.5年の瀬の人情あふれるドタバタ劇

2025年1月10日
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鑑賞方法:VOD

年の瀬は喧騒と静寂の振れ幅がとても大きい。孤独を抱える者にとっては人の情、人の温もりがより一層身に沁みる。

ドタバタで有り得ないご都合主義なストーリーではある。でも動と静のコントラストとリズム感、一貫した人間愛とある種の生々しさが、この映画を現実味のある地に足のついたものにしているんだと思う。

とても楽しい映画ではあるが、自分が上辺だけの綺麗さと正しさに凝り固まった、中身がない人間になっていないかと不安にさせられる怖い映画でもある。

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komasa

4.0ピタゴラスイッチかよ

2024年12月27日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

ピタゴラスイッチかって位、次々とホームレス3人の前に人生最大級の奇跡が起こる。
出来過ぎなんだけどまぁクリスマスだしいいか。

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おいたん

3.0深い血の繋がり

2024年12月21日
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鑑賞方法:TV地上波

元競輪選手のホームレスギンとオカマのハナちゃんと家出娘ミユキはゴミ捨て場で女の子の捨て子を拾ったのでハナちゃんは清子と名付けた。3人は子供の親を探すと言った。

ホームレスだからか半分過ぎてもそう進展は見られなかったが、偶然の成せる技かギンは娘と病院で出会えた。血の繋がりは深いね。捨て子もそれなりに収まった様に見えたけどどんでん返しだったな。最後はもうバタバタさ。

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重

4.0【”様々な事情で家族を失ったロクデナシホームレス達三人組の善行。”今作は、今敏監督が親子の絆の大切さを描いたハートフルヒューマンコメディの逸品なのである。】

2024年10月27日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

幸せ

ー ご存じの通り、今作は名作「三人の名付親」を基にしている。だが、流石今敏監督である。彼ならではの精緻なアニメーションで、スピード感タップリにロクデナシホームレス達が”捨て子”の親を必死に探す姿が、見事に描かれているのである。-

■クリスマスの夜、ゴミ捨て場で赤ちゃんを拾ったホームレスの”の自称”元競輪選手”のギンちゃん、ドラァグクイーンのハナ、家出少女のミユキ。
 ずっと赤ん坊が欲しかった元ドラッグ・クィーンのハナちゃんは、その赤ちゃんに“清子”と名付け、彼女の名付け親(ゴッドファーザー)となった彼らは清子の母親を探し始める。

◆感想

・物語はスピーディにコミカルに描かれているが、自称”元競輪選手”のギンちゃん、ドラァグクイーンのハナ、家出少女のミユキが、家族を失い、ホームレスになった理由が背景として語られ、そんな中でも三人が捨て子の赤ちゃんの“清子”の両親を探す姿が、人間性肯定の姿として、観ていて気持ちが良い。

・ご存じの通り、今敏監督作品はSF要素の世界感を持つ所が魅力的であるが、今作は只管にコミカルでファンタジックでヒューマニズム溢れる展開なのが、良いのだなあ。

<今作を鑑賞すると、改めて40代で早逝された今敏監督の幅広い才能を再確認できる。彼の方が遺した作品は、4作のみであるがどれも秀作、傑作揃いである。
 日本アニメーション界は、貴重なる監督を失ってしまった訳であるが、今監督が遺した4作品は永遠に残るのである。
 今作は、今敏監督が親子の絆の大切さを描いたハートフルヒューマンコメディの逸品なのである。>

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NOBU

5.0こんなに面白い映画ある?

2024年10月24日
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興奮

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と

4.0信じる者は救われる

2024年10月20日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

クリスマスの夜に始まる次々と起こる小さな奇跡の連続。
東京の街を舞台にした笑いあり涙ありのホームレス三人の大冒険。
私の中で夏休みはサマーウォーズ、冬休みは東京ゴッドファーザーズです❕

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Kei6

4.5聖夜に拾った赤ん坊が起こす偶然過ぎる奇跡の連鎖! スーパー・クリスマス・ハートウォーミングストーリー!! 江守徹、梅垣義明、岡本綾が好演!特に梅ちゃん上手い!!

2024年10月15日
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ITOYA

5.0素晴らしい作品だった

2024年9月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

小さな偶然で次々と展開される物語は観ていて全く飽きませんでした。
キャラ達の見た目からは予想できない温かいシーンに思わずグッときてしまいました。

今敏監督のキャラデザはリアル寄りなので敬遠される方もいると思いますが、観て損は絶対ありません。ぜひ観て欲しい作品です。

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